天狗岳  唐沢鉱泉からの周回日帰りコース

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【西天狗岳】 にしてんぐだけ 2645.8m 【東天狗岳】 ひがしてんぐだけ 2640m

登山日 2016年1月10日(日)
山域 八ヶ岳【日本二百名山 ー 天狗岳 】
※天狗岳は東天狗岳と西天狗岳の二峰から成る。
コースタイム 6時間14分 (休憩等、約53分含む ※歩行タイムは5時間21分)
コース 唐沢鉱泉(5:42)〜枯尾の峰方面との分岐(6:35)〜[途中 休憩10分]〜第一展望台(7:27)〜第二展望台(7:54)〜[装備替え 10分]〜西天狗岳(8:39-8:48 休憩9分)〜東天狗岳(9:05)〜中山峠(9:52)〜黒百合ヒュッテ(9:57-10:21 昼食休憩24分)〜渋温泉方面との分岐(10:54)〜唐沢鉱泉(11:56)
天候 曇り時々晴れ(基本的に晴れなのだが、ガスが掛かり稜線上は強風だった)
駐車場 ★天狗岳登山口駐車場(無料) バイオトイレ有り(※冬季は使用不可)
※唐沢鉱泉より少し手前になります。間違って唐沢鉱泉の駐車場に止めないようにしましょう。
※唐沢鉱泉へと至る道は4km程未舗装道路になります。
※今回は林道上にはほぼ雪は無く駐車場手前で凍結箇所があるのみでした。
※出発時は数台しか止まっていませんでしたが、下山後はほぼ満車でした。
日帰り温泉 唐沢鉱泉(立ち寄り湯可 700円/人)
尖石温泉 縄文の湯 , 道の駅 蔦木温泉 つたの湯
備考 ★登山届は唐沢鉱泉に設置されています。
★トイレは黒百合ヒュッテ(有料200円/回)でお借りできます。
★装備は防寒具・フルアイゼン・ピッケル等の冬装備で入山しています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 唐沢鉱泉からの周回日帰りコース】


断片図

【断面イメージ図 ほど良い距離の日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

天狗岳といえば2年前の3月に猛吹雪に会い、初めて冬山の怖さを垣間見た山であった ・・・ とはいえ昨日の鳳凰山の暖かさと雪の無さ があるため、厳冬期とは言えあまり楽しめないかなという思いはある。今回の登山口である唐沢鉱泉までは道路に雪は無く、駐車場直前 でようやく凍結箇所が出てくる程度の状況に今日も雪は望めないかなという気分になるが、出発するとすぐに薄らと雪化粧が現れ、昨日 よりは期待感が膨らんでくる。林の中の登山道を登って行き第 1展望台へ出るころには冷え込みも厳しくなり、冬山に来た感じで気分が 上がってくる。ガスで展望は無いが代わりに樹氷が出迎えてくれ足元には積雪も増えてくる。第2展望台を越えた辺りで昨日登りでは 使用しなかったアイゼンを装着し西天狗岳への急登に差し掛る。岩が多く点在し凍てついた雰囲気の登りはいかにも冬山に来たという 感じでテンションが上がりシャッターを連打しながら登っていく。西天狗岳山頂には黒百合ヒュッテから登ってきた先行者が1名おり 記念撮影を撮って頂いた後、展望が抜けるのをしばらく待ったが、なかなか抜けそうにないので東天狗岳に移動し再度待つことにする。 東天狗に移動すると先程までとは一変し強風が吹き荒れ、とてもではないが停滞する事は不可能と速効で山頂を後にし黒百合ヒュッテ へ向け下山していく。下山中もガスと強風で顔や手先が痺れ、冬山の厳しさを体験させられる。天狗岳は我々にとって相性がいいのか 悪いのか分らないが中々印象深い山である。試練を与えてくれ経験値を積み重ねさせてくれている貴重な山であるとも言えるのではあるが。 黒百合ヒュッテまで戻ると風も無く穏やかになり、ヒュッテ前のベンチで昼食を食べ休憩した後は唐沢鉱泉へと下山した。冬の寒さを 教えてくれる天狗であるが、比較的危険個所も無く登りやすいので冬山初心者にはありがたい山であると改めて実感した。下山後は 唐沢鉱泉に立ち寄り本来なら帰還する予定であったが、天狗岳が意外と雪があり寒さも体験出来たことで帰るのがもったいなくなって しまった。悩んだ末、もう1日延長し権現岳へと登り三重へと帰る事として登山口となる清里へ移動する事となった。晩御飯は甲州名物 『ほうとう』 と 『馬刺』 でビールを頂き、ハンドルキーパーである相方の運転で道の駅へと移動して気分良く就寝となった。

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【天狗岳登山口駐車場(写真は下山時)】
唐沢鉱泉より少し手前にある

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【唐沢鉱泉で登山届を提出】
登山ポストが入口辺りに設置されてる

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【西尾根登山口】
しゃくなげ橋を渡り登山道へと入る



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【今日も暗闇の樹林帯を登って行く】
筆者達は早出が基本スタイル

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【枯尾の峰方面との分岐】
西天狗方面へと歩を進める

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【木の根が張りだした道】
お腹が急激に減りここで補給タイム



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【予想より早く樹氷がお出迎え】
ガスっているのでモノクロ風景・・・

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【さらに登り詰めて行くと視界が開ける】
見応えある樹氷風景になってきた

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【更に少〜し進むと第一展望台に着く】
残念ながら本日はガスで展望は無い・・・



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【標高2400mを越え積雪も増えて来た】
昨日とは違い冬山らしくなってきた

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【第二展望台に到着】
この先でアイゼン・ピッケルに装備替え

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【戦闘態勢も整い いざ出陣!】
慎重に進むとしよう



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【見るだけで寒さを感じる凍てつく風景】
視界が開けゴロゴロ岩ゾーンに突入

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【ゴロゴロゾーンを登る相方】
岩に付けられた目印を辿り進む

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【おっ ほんの一瞬青空が覗いた!】
テンションが一気に上がる♪



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【凍り付いた岩】

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【海老の尻尾】

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【遂に青空が来た〜!!!】



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【西天狗岳に到着】
頂上手前でまたガスってしまった・・・

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【次は東天狗岳へ向かおう】
ガスが晴れるのを待ちきれず先へ進む

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【西天狗を下る相方】



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【お〜 東天狗が姿を現した!】
冬の撮影は操作が大変;;

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【そし東天狗岳に到着】
山頂は多くの登山者で賑わっている

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【風が強く寒いのでイソイソと下山開始】
相変わらずガスが掛かったり晴れたり



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【天狗岩(天狗の鼻)】

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【振返り見る東天狗岳の山頂】

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【天狗岩を西側に巻くように下る】



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【今回の渋滞ヵ所(岩場)】
慎重に通過したい場所だ

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【今回は天狗の奥庭をパスし直進】
稜線上を進み中山峠へと下る

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【厳つい山容の稲子岳】
南壁はクライミングが出来るらしい



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【天狗の奥庭と黒百合ヒュッテ】

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【すっかり晴れて澄み渡る青空に】

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【振返り見る天狗岩(天狗の鼻)】



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【真っ青な空に映える樹氷達】

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【ゴロゴロ岩ゾーンを通過中】

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【東天狗岳(左)と西天狗岳(右)】



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【西天狗岳】

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【天狗の奥庭方面】

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【中山方面】



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【景色を満喫しながら中山峠へ下る】

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【樹林帯に入ると風が遮られ快適】

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【中山峠の分岐点を黒百合平方面へ】



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【黒百合ヒュッテのテント場】
お〜 賑わっているなぁ

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【黒百合ヒュッテ前で昼食タイム】
調理パンは若干凍りぎみだ・・・

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【ちなみにヒュッテの温度計は-5度】
これでも暖かい方なんだろうな



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【天狗の奥庭方面へ続く道を眺める】

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【さて、そろそろ下るとしよう】

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【石がゴロゴロした道】



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【渋温泉方面との分岐】
唐沢鉱泉方面へ下る

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【アイゼンを外し更に下る】
登山道は明瞭で迷う箇所は無い

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【唐沢にかかる鉄橋を渡る】
ゴールはもう目前!



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【唐沢鉱泉の源泉 その1】
訪れるのは2回目だがやはり美しい

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【唐沢鉱泉の源泉 その2】

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【唐沢鉱泉の源泉 その3】
唐沢鉱泉でサッパリして無事終了〜





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