登山日 |
2016年1月16日(土) |
山域 |
八ヶ岳連峰
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コースタイム |
8時間43分 (休憩等、約2時間5分含む ※歩行タイムは6時間38分)
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コース |
赤岳山荘(4:40)〜林道終点(5:33-5:39 休憩6分)〜赤岳鉱泉(6:38-7:03 休憩25分)〜[途中 装備替えと補給タイム20分]〜赤岩の頭(8:51)〜硫黄岳(9:22-9:47 休憩25分)〜赤岩の頭のコル(10:02-10:30 昼食休憩28分)〜赤岳鉱泉(11:20-11:41 休憩21分)〜林道終点(12:39)〜赤岳山荘(13:23)
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天候 |
晴れ(風が弱く暖かい絶好の天気だった)
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駐車場 |
★赤岳山荘・やまのこ村駐車場(1000円/日 無雪期は各70台程),赤岳山荘前に有料トイレがあり
※やまのこ村は冬季は不定休のようです。(今回は営業していました)
※冬季の赤岳山荘までの道程はスタットレスに鉄チェーンが推奨されていますが、今回は雪も氷も無しで楽々に登る事ができました。
★八ヶ岳山荘・美濃戸口蓼科観光駐車場(500円/日 計150台程),八ヶ岳山荘に有料トイレあり
※赤岳山荘まで行けない車は八ヶ岳山荘等の駐車場がお勧めです。
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日帰り温泉 |
八ヶ岳山荘 , 尖石温泉 縄文の湯 , 道の駅 蔦木温泉 つたの湯
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備考 |
★登山届は八ヶ岳山荘と赤岳山荘前にに設置されています。
★八ヶ岳山荘・赤岳山荘前・赤岳鉱泉に有料トイレがあります。
★今回はしっかりとした冬装備で入山をしています。
★今年は記録的な暖冬で雪が少なく、特に問題なく歩く事ができました。
★冬期は天候や雪質・トレースの有無でコースタイムは大きく変わります。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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【行程イメージ図 赤岳山荘からのピストンコース】

【断面イメージ図 林道歩きが長い日帰りコース】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
冬山耐寒訓練実施!! 先週の八ヶ岳で雪は少ないが気温は低く耐寒訓練には持って来いであると感じ取られたため、山岳会の仲間を
連れて危険の少ない硫黄岳へ耐寒体験に出かける事とした。天候は天気図の等高線が緩み本日は荒れそうには無く、逆に翌日からは崩れる予報と
なっている。天も味方したと考え登山口となる美濃戸へと車を走らせる。美濃戸口から美濃戸までの未舗装道も雪の気配すらなく問題無く
突破できたが、その分、赤岳山荘の駐車場はいつもの冬より車が多く停まっている。美濃戸口から美濃戸までの往復は歩くと結構面倒なので、
ここまでは入れると時間短縮が出来てありがたいのである。準備を済ませ赤岳鉱泉を目指して進んで行くが、予想より冷え込んでない感じなのが
少々気がかりである。赤岳鉱泉の周辺にはほとんど雪が無く地面が見えている所も多くあり雪が少ないのは一目瞭然であるが、温度計を確認
すると-10℃と表示されており、さすがの冷え込みである… だが寒く感じられないのであるが。休憩を取ったのち赤岩ノ頭を目指し登っていくと、頭上には青空に照らされた
樹氷の森が現れ幻想的な雰囲気となり、もう一登りした所で快晴の稜線へと飛び出す。本来ならここから暴風が吹き荒れ耐寒訓練の始まりで
あるはずなのだが、何とした事か風が殆ど吹いていない …。目の前には南八ヶ岳の主稜が威風堂々と聳え立ち、まさにパノラマ劇場の開幕であるが
耐寒訓練としては何の意味もなさない状況に唖然としながらも思う存分景色を堪能する。いつもなら寒くて長く滞在することなど出来ない硫黄岳
山頂でも微風程度しか吹いておらず、ゆっくりと休憩した後は赤岩ノ頭のコルまで戻り、またしてもゆっくりと昼食休憩をとる。休憩を取っていると後続
の登山者が続々と登ってくるが、今日の晴天を狙って来たのか凄いカメラ機材を担いだ登山者が多いのに驚いてしまった。ゆっくりと景色を
堪能した後は赤岳鉱泉まで戻り一息入れたあと美濃戸へと戻ったが、1日を通して暖かく冬山の気分は起こらない感じであった。ただ、展望
は良かっただけに冬山高山初体験の2人にとっては良かったのではないかと思われ、耐寒訓練は次の機会に取っておいて頂く事とした。

【赤岳山荘の駐車場(写真は下山時)】 この時期なのに車は多い

【6分程歩くと美濃戸山荘に着く】 山荘前が北沢と南沢の分岐点

【北沢を選択し林道を登って行く】 林道は所々に薄らと雪か氷がある程度

【林道終点地点で橋を渡り登山道へ】

【北沢沿いの道を歩いて行く】

【何度か北沢を縫うように橋を渡る】

【スケートリンクのように凍った箇所】 滑らないようソロソロ〜と歩く

【赤岳鉱泉のアイスキャンディーに到着】 ようやく夜も明けた

【赤岳鉱泉で休憩にしよう】 ここでトイレ(チップ制)をお借りする

【赤岳鉱泉のテント場】 雪が少ないなぁ〜

【小屋前の分岐点から硫黄岳を目指す】 アイゼンはもう少し先で装着しよう

【大同心沢を横切る】 大同心沢にトレースがある

【お次はジョウゴ沢を横切る】 ジョウゴ沢はアイスクライミングが人気

【階段の箇所もある】 赤岳鉱泉から硫黄岳の標高差は540m程

【更にジグザグ登り高度を上げていく】 稜線に出る前に装備替えをしておこう

【ふと空を見上げると樹氷がお出迎え】

【美しい樹氷達 その1】

【樹氷の森を歩くシャアザク】

【美しい樹氷達 その2】

【美しい樹氷達 その3】

【硫黄岳方面が見えて来た!】

【美しい樹氷達 その4】

【ダイヤモンドダスト越しの横岳】

【赤岳・中岳・阿弥陀岳】

【稜線まで後少し!】

【赤岩ノ頭のコルの分岐に到着〜】

【コルからの硫黄岳】

【赤岩ノ頭の頂上にも立ち寄る】 しょうちゃんは八ヶ岳初見参!

【赤岩ノ頭頂上からの硫黄岳】 相方とシャアザクも登って来る

【峰の松目】 コルへと戻り硫黄岳を登ろう

【待ちきれず登り始めるシャアザク】

【オーレン小屋方面の分岐を通過】

【少し登ると天狗岳が見えて来た!】

【岩峰を西に巻くように登って行く】

【大展望の中登る我が一行】

【ブロッケン?と天狗岳】

【ブロッケンかと思いきや我々の影は映らず】

【頂上まであと一息】

【最後は慎重に岩場を通過する】

【硫黄岳の頂上に着いた〜】 まさかの微風!!!

【硫黄岳の爆裂火口】 転落防止のロープを越えないよう注意

【爆裂火口の絶壁の岩壁】 厳ついなぁ・・・

【天狗岳】

【西天狗岳】

【東天狗岳】

【横岳〜阿弥陀のパノラマ劇場】 硫黄岳の頂上は広くて360度の大展望

【横岳と赤岳】 冬の縦走は筆者達にはハードルが高い

【赤岳】 次は1月の赤岳にチャレンジしてみたい

【大同心と小同心】

【大同心】

【甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳】

【現在冬季休業中の硫黄岳山荘】

【貸切の頂上で景色を満喫する我が一行】

【とりあえず赤岩ノ頭のコルまで下ろう】

【振返り硫黄岳を見納め】 コルで昼食を取った後いよいよ下山

【大同心沢分岐からの大同心と小同心】

【赤岳鉱泉まで戻ってきた】 アイスキャンディーを見ながらまた休憩

【別角度からのアイスキャンディー】

【アイスクライミングを楽しむ方々】

【あとは北沢をボチボチ戻るだけだ】

【雪化粧の北沢】 雪は少ないものの冬景色には違いない

【見納めの大同心と小同心】 今日は本当に見事な快晴だったな〜♪

【林道脇の小川が凍っていた】 赤岳山荘まで戻り無事終了〜
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