冬の釈迦ヶ岳  庵座谷から猫谷の周回コース

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【釈迦ヶ岳】 しゃかがたけ 1092.2m   

登山日 2016年1月24日(日)
山域 鈴鹿山脈 【鈴鹿セブンマウンテン - 釈迦ヶ岳】
コースタイム 7時間48分 (休憩・撮影等、約1時間9分含む ※歩行タイムは6時間39分)
※積雪期は雪の深さや状態・トレースの有無などでコースタイムは大きく変わります。
コース 朝明渓谷駐車場(6:47)〜小峠(7:48)〜庵座滝展望地(8:03-8:08 撮影5分)〜[途中 休憩7分]〜三段の滝(9:03-9:22 装備替え19分)〜中尾根との分岐(9:41)〜釈迦ヶ岳(最高点)(11:03)〜釈迦ヶ岳(三角点)(11:13-11:40 昼食休憩27分)〜猫岳(12:17-11:23 休憩6分)〜白滝谷との分岐(13:16)〜羽鳥峰(13:26-13:31 休憩5分)〜中峠との分岐(14:15)〜朝明渓谷駐車場(14:35)
天候 晴れ (稜線上は風が強く雪煙が上がる事もあった)
駐車場 ★朝明渓谷有料駐車場(広い駐車場 500円) , トイレ有り
※冬季の朝明渓谷までの道は凍結・積雪の場合があります。
※駐車場のトイレは冬季は凍結により水が流れない場合があります。(水の持ち込みをお勧めします)
立ち寄り湯 釈迦の隠し湯 三休の湯(営業日に注意) , 湯の山 片岡温泉  
備考 ★朝明渓谷駐車場は釈迦ヶ岳・水晶岳・国見岳など色々なルートが選択できる拠点です。
★トイレは朝明渓谷駐車場にあります。(冬期は水の凍結に注意)
★登山ポストは朝明渓谷駐車場(庵座・中尾根の入口)にあります。
★庵座谷・猫谷は沢を渡る箇所があります。増水時は注意です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 庵座谷から猫谷の周回コース】


断片図

【断面イメージ図 標高差650m程の日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

今回が雪山デビューの知り合いを山に連れて行く事になり、どこに行こうか悩んだが自分が好きな山で人も少なく、そこそこ雪も堪能 出来る釈迦ヶ岳を選択する事にした。釈迦は冬の鈴鹿ルーティーンの一角として毎年通っているので今年も1度は行こうとしていた だけに丁度良い。朝明渓谷駐車場に集合し準備を整え出発するが、中尾根方面にはトレースが付いているようである。我々は迷わず トレースの無い庵座谷へと入り新雪に足跡を付け進んで行く。取付き付近は足首程度であった積雪も標高を稼ぐにつれ深くなっていき、 今年初のラッセルを行う必要が出てきたが、やはり雪山はこうでなければつまらないのである。庵座の滝付近で撮影がてら一休みして先へと 進むが、雪山デビューのKさんも所々でラッセルに挑戦し進んで頂く… 少しは雪に慣れてきたところか。三段の滝でアイゼンを装着し アイゼン歩行の練習とピッケル体験も兼ね、筆者のピッケルをKさんに使ってもらう事とする。最高点直下の急登は凍て付いている 時はピッケルがあった方がいい事もあるが、今日の雪なら何の問題も無く登り終え最高点へと到着した。あとは釈迦ヶ岳山頂まで進み風裏で 昼食休憩を取り一服入れる。体力的にどうかなと気になったが、下山方法を確認すると羽鳥峰経由で大丈夫だという事なので羽鳥峰を 周り下山する事とした。時折吹く強風に耐えながら(天気が良いので心地よい程度) 進んで行き羽鳥峰まで到着するころにはかなり疲れているようであったが、ここまで歩き通した根性はなかなかのものである。 あとは猫谷から朝明渓谷へと下山したが、1日を通して予想より良い天気で気持ち良く歩くことができた。今年初のラッセル体験もいい具合の積雪量 (多すぎる事も少なすぎる事も無くいい感じ)で満足する1日であったが、同行したKさん、Aさんも満足して頂ければ有難いのであるが。 疲れ方から見てやや厳しそうな感じにも見て取れたが… これを機にまた雪山に挑戦してもらいたいところである。

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【大半が雪に埋もれた渓谷駐車場】
ここまでの道は除雪してあった

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【庵座谷・中尾根方面の入口】
今山行は雪山初心者の方の案内役

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【庵座谷と中尾根の分岐】
登りは庵座谷を選択



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【庵座谷方面はトレースが無い】

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【道標に従い沢を渡り登山道へ入る】

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【まだ積雪は足首程度】



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【一登りすると小峠に到着】

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【眼下には雪化粧した庵座谷が見える】

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【斜面をトラバース気味に進んで行く】



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【庵座の滝の展望地で撮影開始】

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【落差40mの「庵座の滝」】

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【もう1枚!】



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【その後も道幅の狭い斜面を進んで行く】
先頭の筆者は雪を踏み固めながらの前進

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【急斜面に悪戦苦闘の我が隊員達】
そろそろアイゼンを装着させねば

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【上を見上げると青空が!】
悪天予報から一転して良い天気



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【庵座谷を渡る箇所もある】
ここでちょっとしたアクシデント発生

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【アクシデントの間に後続者が先頭へ】
ラッセルに不慣れなのかすぐに追い抜く

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【三段の滝に到着】
ここでアイゼンとピッケルに装備替え



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【三段の滝左側の急斜面に取り掛かる】

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【振返り見る急斜面を登る我が一行】
装備替え中に再び後続者に抜かれるが、急斜面上部で追いつき先頭を交代する

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【急斜面は雪が深く難所となっていた】



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【その後は先頭で突き進んでいく】

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【中尾根方面の分岐点を横目に通過】

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【積雪は太腿ほどになって来た】



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【深雪の斜面を登ると】

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【風が吹き抜ける草付の急斜面に出る】

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【草付の急斜面は風が強い】



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【御在所岳・雨乞岳方面の遠景】

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【雨乞岳のアップ】

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【猫岳】



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【大陰(おおかげ)のガレ】
いつ見ても迫力ある岩肌

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【釈迦ヶ岳最高点まであと一登り!】
時折突風が吹き風雪が舞う

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【手強い最後の急坂を登り中】
残念ながら樹氷は全く無い



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【ラッセルに挑戦するAさん】
最高点までの数メートルの距離に苦戦中

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【中尾根・松尾尾根分岐】
稜線上には本日のトレースが付いている

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【そして分岐点が釈迦ヶ岳最高点】
寒いので三角点へと向かおう



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【稜線上の雪庇】
思いのほか成長している様子

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【羽鳥峰方面との分岐を通過】
三角点へ行きここに戻って来る

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【三角点へと向かう稜線を歩く】
出来るだけ西側の木に沿って歩く



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【釈迦ヶ岳三角点に無事到着!】
ここで昼食タイムとしよう

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【三角点からの眺望】
東側の展望が良い

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【羽鳥峰方面への分岐まで戻ろう】
分岐から羽鳥峰方面へと下山する



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【枝に雪を付けた木々達が青空に映える】

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【澄み渡った美しい景色の中歩く】

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【少し登った後、猫岳の鞍部まで下る】



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【猫岳が正面に見えて来た】

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【鞍部付近は風が強く風雪が舞う】

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【猫岳への登り】



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【振返り見る釈迦ヶ岳方面】

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【そして猫岳に到着〜】

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【猫岳からの釈迦ヶ岳と大陰のガレ】



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【釈迦ヶ岳最高点と大陰のガレ】

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【展望の良い稜線を進んで行く】

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【お気に入りの雪原ゾーンに突入】



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【まさに冬山といった風景】

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【その後も雪庇の注意箇所あり】

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【白滝谷分岐へと下って行く】



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【白滝谷分岐まで下って来た】

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【朝明渓谷方面へと進む】

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【林道コースとの分岐はハト峰へ】



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【羽鳥峰までもう少し!】

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【本日最後の目的地である羽鳥峰に到着】

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【羽鳥峰からの羽鳥峰峠】



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【羽鳥峰峠】
ここから猫谷を下ろう

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【猫谷コースにもトレースあり】
もう登り返しが無いので気持ちも楽だ

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【猫谷のなわだるみ堰堤のロープ場】
第一と第二堰堤の2か所ある



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【猫谷にも沢を渡る箇所がある】

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【林道コースとの合流地点】

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【後は林道をブラブラ下るだけ】



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【中峠との分岐を横目に通過】
中峠方面にもトレースがある

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【朝明砂防学習ゾーン】
この先で道路へ出て駐車場まで歩く

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【駐車場前の水場の水は凍っていた】
本日の山行も無事終了〜





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