霊仙山 西南尾根〜大洞谷への周回コース

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【霊仙山(最高点)】 りょうぜんざん 1094m 【霊仙山(三角点)】 りょうぜんざん 1083.5m
【経塚山】 きょうづかやま 1040m   

登山日 2016年3月21日(月 ※祝日)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 4時間48分 (休憩・撮影等約44分含む ※歩行タイムは4時間4分)
コース 駐車地(7:34)〜今畑登山口(7:36)〜笹峠(8:17-8:23 休憩6分)〜近江展望台(9:04)〜[途中 撮影10分]〜霊仙山(最高点)(9:59)〜霊仙山(三角点)(10:10-10:33 昼食休憩23分)〜経塚山(10:46)〜お虎ヶ池(11:00)〜お猿岩(11:10)〜見晴台(11:25-11:30 休憩5分)〜汗フキ峠(11:45)〜落合登山口(12:11)〜駐車地(12:22)
天候 晴れ (頂上付近は風が強くとにかく寒かった)
駐車場 ★今畑登山口手前の駐車スペース ・ トイレなし
※落合集落(廃村)にも駐車スペースがあるようです。
※県道17号線の河内の風穴手前より先は道幅も狭く車の対向が難しい所があります。
立ち寄り湯 極楽湯 彦根店 ・ 阿下喜温泉 あじさいの里 ・  永源寺温泉 八風の湯
備考 ★登山ポストは今畑登山口に設置されています。
★コース上にトイレが無いので道の駅に立ち寄りました。
★この時期は霜が溶けて足元がドロドロになり滑りやすいので注意が必要です。
※スパッツを装着したほうが無難です。
★頂上付近はカルスト地形が広がっており、雄大で眺望も良いです。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 西南尾根〜大洞谷への周回コース】


断片図

【断面イメージ図 歩行距離11q程の日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

昨日の試練の岩登りから一転して、今日はのんびり福寿草見物に山岳会メンバーと総勢4人で霊仙山へとやってきた。霊仙山 は鈴鹿の山とはいえ最も北に位置し遠方であるため、これまで足が向かず 1度も登った事の無い山であった。今畑登山口手前の 駐車地に車を停め準備を整え出発する。今畑登山口から少し登った所に廃村となった今畑集落の民家が現れ、昔の人たちは凄い場所に 住んでいたんだなと驚いてしまう。集落を越え林の中を登って行き、西南尾根取付き手前の笹峠で小休憩を取り近江 展望台への急斜面に取りつくが、この登りが一筋縄ではいかなかった。足元がぬるぬるでとんでもなく滑り岩などを掴みながら 慎重に登って行くが、ここでこければ間違いなく大惨事(泥だらけ)である。何とか登り終え一息つくがここを下るのだけは避けたい と思わせる登りで、正直ちょっとした岩場よりも難所であるといっても過言ではない。近江展望台からはこれから歩く気持ちの良い稜線が 一望でき鈴鹿の山とは思えないスケール感で、今までなんでこの山に来なかったのだろうと思わせる程の爽快な景色が広がる。 ただ、昨日に引き続き稜線は強風が吹き荒れとにかく寒い … のであるが。地元で子供のころによく出かけた平尾台,秋吉台と いったカルスト台地の観光地を思わせるような景色のなか、福寿草を捜索しながら進んで行くが、この寒さのためか隠れてしまい 中々姿を現さない。一面に咲く福寿草を想像していたので残念ながら期待を裏切られた形となったが、数輪の福寿草が姿を 見せてくれなんとか空振りで終わらずには済んだ。福寿草探しも一段落した所で先へと進み、、木が無い草原の 稜線上はどこも強風が吹き荒れ長居は無用と次々と突破していく。三角点の山頂で風裏を見つけ、そこで早めの昼食を食べたのち経塚山を経由し下山へと 取り掛かる。下山路も登り程では無いが泥濘の斜面を下っていくため、慎重にならざるを得ない状況は続いていく。草原の登山道 は気持ちが良いが足元は泥濘で滑り歩きにくいというどっちつかずのもどかしさの中、泥の登山道を抜けた時にはほっと安堵感で 満たされた感じであった。気持ちの良い稜線 ≒ 泥濘の足元 これを天秤にかけると微妙な所であるが、足元さえ乾いた状態で出か ければこの上なく気持ちの良い山なのであろうとの結論である。泥濘ゾーンを抜ければあとはなんてことのない登山道を下り、廃村 となっている落合集落を抜け駐車地点に戻ると色々な面で印象深かった霊仙山登山は完了となった。そして帰りの道中に鯛焼屋に 立寄り鯛焼を食べ満足して帰路についた。(ここ数年、自分の中で鯛焼がブームとなっているのである)

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【今畑登山口手前の駐車スペース】
既に5台ほどの車が止まっていた

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【駐車地から2分程で今畑登山口】
登山ポストが設置されている

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【今畑集落(廃村)までの道】
この道を歩いて生活していたんだなぁ



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【登山口から7分程で今畑集落(廃村)】
まだ家が残されている

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【集落に咲く梅が満開】
う〜む 逆光・・・

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【もう一枚!】
昔はここで花見をしていたのかな



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【集落付近に咲く福寿草 その1】

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【集落付近に咲く福寿草 その2】

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【撮影もそこそこにして先へと進む】



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【石灰岩がチラホラ見え出す道】
初めて登る山はワクワクする

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【広々とした笹峠で一息つこう】
正面に近江展望台方面が見えている

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【上を見上げると澄み渡った青い空】
ただ寒風吹き付け寒い寒い・・・



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【いよいよ急斜面の激登りに突入】
足元は霜が溶けドロドロで滑る滑る;;

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【滑る急斜面と格闘する我が一行】
印はあるものの道は不明瞭

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【まだまだ続く斜面を見上げる】
一面のカレンフェルト



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【お〜 西方面に琵琶湖が見えて来た】

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【傾斜が緩んだ所で振返り見る道】

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【近江展望台まで急斜面をもう一登り】



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【近江展望台はもう目前】

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【近江展望台に到着〜】

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【霊仙山へと続く西南尾根】



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【展望台からの琵琶湖】
展望台からはなだらかな道となる

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【石灰岩がゴロゴロした道を行く】
歩きにくい道を行きながら福寿草を探す

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【ネコノメソウ】



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【もうすぐ咲きそうな福寿草】

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【完全に花が開いた福寿草】

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【筆者が好きな咲き具合の福寿草】



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【振返り見る西南尾根】
残念ながら咲いている福寿草は少なかった

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【今から行く霊仙山(三角点)】
雄大な山容が広がっている

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【三角点の前にまずは最高点へ】
中央やや左のピークが最高点



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【最高点まであと少し!】
風が強くて寒すぎる;;

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【霊仙山(最高点)に到着】
カルスト地形の独特の景色が最高!

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【歩いて来た西南尾根を眺める】



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【伊吹山方面】
伊吹山も雪がなさそう

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【お次は霊仙山(三角点)を目指す】
少し下ってから登り返し分岐を通過する

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【霊仙山(三角点)】
ここからも琵琶湖が良く見える



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【西南尾根を見ながら昼食休憩】
山頂は徐々に賑わって来た

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【分岐に戻り経塚山へ】
80m程下り40m程登り返す

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【経塚山(九合目)】
左側に小さく見えるのが霊仙山避難小屋



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【経塚山からの霊仙山】
左が最高点で右が三角点

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【榑ヶ畑道を下って行く】
想像していたより広大なカルスト台地

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【ドリーネと呼ばれる窪地が多数ある】
地下の石灰岩が水に溶け落ち込むらしい



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【見ていて飽きない景色が続く】

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【霊仙神社とお虎ヶ池(八合目)】

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【ドリーネに水が溜まった「お虎ヶ池」】



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【お猿岩(七合目)】

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【これがお猿岩なのだろうか?】

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【お猿岩らしき岩と経塚山】



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【お猿岩からの琵琶湖】
今日は晴天で景色の眺望は最高だった♪

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【お猿岩から急斜面の下りとなる】
相変わらずドロドロで下りも大苦戦

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【六合目の標識】
人が沢山登って来る



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【斜面にはロープが付いている所も有り】

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【見晴台(五合目)で琵琶湖も見納め】

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【ようやく乾いた道となり快適】



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【四合目の標識】

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【自然林を歩くのは気分が良い】

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【三合目の標識】



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【テンポよくどんどん下り中】

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【汗フキ峠(二合目)はから落合へと下る】

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【大洞谷までの下りはザレた急坂】



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【大洞谷を渡る箇所もある】
2回程渡ったような・・・

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【落合登山口】
谷沿いをダラダラ歩いて登山口に着いた

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【落合集落(廃村)】
駐車地まで戻れば無事終了〜




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