御在所岳・国見岳 朝明渓谷からの地獄谷〜ブナ清水への周回コース

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【御在所岳】 ございしょだけ 1212m 【国見岳】 くにみだけ 1170m

登山日 2016年4月3日(日)
山域 鈴鹿山脈【鈴鹿セブンマウンテン・日本二百名山 - 御在所岳】
コースタイム 6時間4分 (休憩・撮影等約43分含む ※歩行タイムは5時間21分)
コース 朝明渓谷駐車場(7:21)〜旧千種街道登山口(7:34)〜根の平峠(8:18-8:23 休憩5分)〜上水晶谷出合(8:46)〜地獄谷出合(9:17)〜大きな滑滝(9:27-9:37 撮影10分)〜御在所岳(望湖台)(10:21)〜御在所岳(三角点)(10:26)〜アゼリア前(10:34-10:41 休憩7分)〜国見峠(10:57)〜石門(11:13)〜国見岳(11:17)〜青岳(11:31)〜キノコ岩(11:37)〜ブナ清水分岐2(11:44)〜ブナ清水(12:01-12:22 昼食休憩21分)〜ブナ清水分岐1(12:42)〜朝明渓谷駐車場(13:25)
天候 曇りのち雨
駐車場 ★朝明渓谷有料駐車場(広い駐車場 500円) , トイレ有り
※今回は下山後にワイパーに挟んであった袋にお金を入れて料金箱に投函しました。
立ち寄り湯 釈迦の隠し湯 三休の湯(営業日に注意) , 湯の山 片岡温泉
備考 ★朝明渓谷駐車場は釈迦ヶ岳・水晶岳・国見岳など色々なルートが選択できる拠点です。
★トイレは朝明渓谷駐車場とアゼリア前にあります。
★登山ポストは朝明渓谷駐車場(庵座・中尾根の入口)にあります。
★地獄谷はバリエーションルートです。水がある谷を登るので増水時は注意です。
※ルート上に一応印は付いています。
★国見岳の標高は当サイトでは1170mとしています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 地獄谷〜ブナ清水への周回コース】


断片図

【断面イメージ図 歩行距離が13q弱の日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

昨日の段木尾根に続き、鈴鹿未踏ルートローラー作戦第3弾として『 御在所岳 』を選定、目的のルートは恐ろしげな名前の 『 地獄谷 』である。ただ今回は山岳会での山行として計画しているため、メンバーの状況や天候を確認しながら臨機応変に ルートを変更していく予定となっているため、本当に行けるかは出発時点では未定であった。登山口となる朝明渓谷に集合し、まずは 根の平峠まで雑談しながら登って行くが、山はガスに覆われ天候も微妙な所である … なんとか下山まで持ってくれるだろう とこの時点では考えていたのだが・・・。根の平峠で一息入れ上水晶谷出会いまで進んだ状況ではペースは良好、メンバーを 見渡しても疲れは見えないので、当初の予定通りに行っても大丈夫であろうと判断し上水晶谷を登って行く。地獄谷出会まで 登ると地獄谷と書かれた木のプレートが赤色に染められており、まさに地獄の入り口を思わせるかのような雰囲気を演出しているようである。 ここからは標高差300mほどの登りが始まるが距離自体は1q程度なのでたいしたことは無い。途中にある滝で写真撮影 をするが、御在所岳の直下にこれだけ立派な滝があるのに驚くと共に、落ち葉が多いため秋は綺麗な場所であろうと思われ 紅葉の季節に再訪しようと考えている。沢を幾度も渡渉しながら詰めて行き大岩を2個程巻いたあたりで谷は終了し望湖台 を目指して林の中を登って行く。大きな岩が目の前に点在しだすと望湖台直下となり、巻いて登ると山頂へと飛び出す。 いつもとは反対の方向から望湖台に到着するため新鮮で気分が良いが、周囲はガスでほぼ視界無のうえ小雨から雨へと変わったので、 雨具を羽織る事にする。ここから先は一般道であるため不安は無く国見岳を越えブナ清水へと進んで行くが、問題 は雨が降ったりやんだりの天候で昼食休憩をどこでとっていいのか判断が難しい。このまま行くと下山してから昼食 という可能性も出て来てしまうため、ブナ清水で小雨の降る中でも昼食休憩を取ろうと言う事になった。立ったまま昼食 を食べ差し入れに頂いたカップケーキとコーヒーで回復した後は朝明へと下山し無事終了となった。出発前はメンバー的に 予定通り歩けるか危惧していたが、ふたを開けて見れば全員元気に周回することができ満足いく 1日となった。今年初の 雨具を装着したことと当初予定していた山中鍋が悪天候のため中止となったのは残念であったが、次回は晴天のもとで 地獄谷を訪れたいと考えている。

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【朝明渓谷駐車場】
まずは西方面へ道路を歩き始める

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【ハト峰方面との分岐を左へ】
橋を渡り根の平方面へと進む

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【旧千種(草)街道登山口】
緩やかな傾斜の道を進んで行く



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【垂れ下がったキブシの花も目につく】

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【堰堤の前で川を横切る】

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【しばらく川沿いを歩く】



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【ショウジョウバカマ(猩々袴)】
ピントが合いやすく相性が良い花

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【ブナ清水分岐(1)を横目に通過】
下山はブナ清水経由の予定

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【根の平峠で一息つく】
4方向に分かれる分岐点は愛知川方面へ



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【根の平峠から6分程でタケ谷分岐】
ここで左折し上水晶谷方面へ進む

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【細いトラバース道もあったりする】
無雪期にくるのは久しぶりの気がする

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【一般コースなので踏み跡も明瞭】
本日は総勢6名の行進



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【上水晶谷出合までやってきた】
雨乞岳方面に行く場合は川を渡る

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【上水晶谷出合の分りやすい標識】
我々は国見峠方面へと進む

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【4年半ぶりに歩く上水晶谷登山道】
昔は荒れていた印象だが今はどうだろう



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【見栄えのする滑滝で撮影タイム】

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【バイカオウレン(梅花黄蓮)】

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【「上水晶谷登山道」の標識を通過】



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【崩壊地を迂回するため沢を渡る箇所有】
ここは左岸に渡り直ぐに右岸に戻った

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【地獄谷出合にも分りやすい標識有り】
バリエーションルートの地獄谷へと進もう

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【まさに地獄の入口のような標識】
あぁ雨が・・・標識に似合う天気となった



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【初見参の地獄谷】
木に印は付いているが谷筋を意識して登る

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【地獄谷の立派な滑滝 その1】

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【地獄谷の立派な滑滝 その2】



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【立派な滑滝の右岸を高巻する】
次回は直登にチャレンジしよう

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【その後も谷を登り詰める】
ガスが立ち込め視界が悪い;;

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【チェックポイントとなりそうな大岩】
次回の道標として覚えておこう



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【巨大な「猿の腰掛」らしき物体発見】
直径20pはありそうだ

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【逆から見ると木に付いていたっぽい形】
何故2個だけ落ちているんだろう?

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【もう一つ目印となりそうな大岩を通過】
ここを過ぎると谷から離れていく



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【最後の急斜面を登り中】

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【登り詰めると望湖台に飛び出した】

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【ガスで望湖台からの展望は無い】



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【三角点も今日はひっそりとしている】
雨なのでさすがに人は少ない

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【スキー場経由でアゼリアへと下りる】

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【ちびっこソリゲレンデ】
なんと、この天気の中ソリで遊んでる!



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【裏道の降り口】

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【国見峠へと下って行く】

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【国見峠から国見岳方面へ進む】



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【展望岩直下のロープ場】
左に巻道がある

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【展望岩もガスに包まれいる】
晴れていれば御在所岳の眺望が良い

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【国見尾根の分岐を通過】
すぐ先に石門の分岐がある



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【石門に寄り道】

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【「国見岳」をサクッと通過】

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【滑りやすい斜面を下って行く】



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【青岳】
知らないと通り過ぎてしまいそうな頂上

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【根の平峠方面との分岐】
腰越峠・三池寺跡方面へと進む

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【きのこ岩の分岐】
是非立ち寄る事お勧めします



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【ポツンとただずむ「きのこ岩」】
雨で岩が滑るので姿を拝むのは危険注意

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【腰越峠・三池寺跡方面へと進む】
この辺りはシロヤシオの木も多い

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【ブナ清水分岐(2)】
ここからブナ清水へと下って行く



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【印に導かれ下って行く】
雨は一向に止む気配が無い・・・

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【ブナ清水】
奥に見える岩から湧き水が出ている

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【近寄るとこんな感じ】
雨の中、ここで昼食タイムとする



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【お腹も満たされ下山開始】

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【美しいブナ林】

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【このルートも印が多く付いている】



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【ブナ清水分岐(1)まで下りて来た】
後は朝登って来た道を下るだけだ

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【花盛りの馬酔木】
筆者が最近一番見る花かもしれない

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【下山後、料金箱に料金を投入】
本日の山行も無事終了〜




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