雨乞岳・御在所岳 武平峠からの郡界尾根〜北西尾根〜郡界尾根の周回コース

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【三人山】 さんにんやま 1014m 【東雨乞岳】 ひがしあまごいだけ 1225m
【雨乞岳】 あまごいだけ 1237.7m 【七人山】 ひちにんやま 1073m
【御在所岳】 ございしょだけ 1212m   

登山日 2016年4月9日(土)
山域 鈴鹿山脈【鈴鹿セブンマウンテン・日本二百名山 - 御在所岳】
コースタイム 6時間1分 (休憩・撮影等約44分含む ※歩行タイムは5時間17分)
コース 武平トンネル西口駐車場(6:46)〜一ぷく峠(7:23)〜沢谷ノ頭(7:39)〜三人山(8:06)〜一ぷく平(8:16)〜東雨乞岳(8:31)〜雨乞岳(8:41)〜東雨乞岳(8:53)〜七人山のコル(9:07)七人山(9:13)〜コクイ谷出合(9:43-9:52 休憩9分)〜北西尾根取付(10:03)〜[途中休憩 7分]〜P1066(10:41)〜P1155(10:53-11:16 昼食休憩23分)〜御在所岳(望湖台)(11:35-11:40 撮影5分)〜御在所岳(三角点)(11:42)〜長者池(11:48)〜御嶽大権現(11:52)〜沢谷峠(12:18)〜武平トンネル西口駐車場(12:47)
天候 晴れ
駐車場 ★武平トンネル西口駐車場(無料 数ヵ所に駐車地有) , トイレ無し
※武平トンネル東口駐車場にはトイレがあります。
※鈴鹿スカイラインが冬季通行止めの期間は使用不可です。
※7時前は車はまだ数台程でしたが、下山時は縦列駐車が見受けられました。
立ち寄り湯 湯の山 片岡温泉 , 湯の山温泉の宿泊施設に立ち寄り湯可が多数あり
備考 ★登山ポストは武平トンネル東口駐車場にあります。
★鈴鹿スカイライン(国道477号線)は12月中旬〜4月上旬頃まで冬季通行止めとなります。
★郡界尾根分岐を見落とさず、郡界尾根に入ってしまえば目印もあり解り易いかと思います。
※郡界尾根分岐は標識は無くテープのみなので分り難いです。
★七人山〜コクイ谷出合間は印がありますが急坂で踏み跡も明瞭ではありません。
※今回は前回に比べ東よりに下りました。(前回ルートも今回ルートも目印があります)
★北西尾根(上水晶谷左岸尾根)は急坂が多く道が不明瞭な所がありますが目印はあります。
※尾根の取付きに標識は無くテープの目印のみです。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 郡界尾根〜北西尾根〜郡界尾根の周回コース】


断片図

【断面イメージ図 アップダウンが多い日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

鈴鹿ローラー作戦第4弾『 雨乞岳・御在所岳 』編は未踏のルートを一気に片づけてしまおうと考え、キーワードとなる郡界 尾根・七人山・北西尾根を取り込んだ周回コースの計画を立てる。最近のヘビーな鈴鹿通いも明確な目的【未踏ルート制覇】 があるため、ルート選定が面白くついつい他の山域に足を運ばなくなっているのである。今回の登山口となる武平峠は標高 が高いため1つの山を登るだけであれば物足りない感じだが、雨乞岳・御在所岳を組み合わせる事によってアップダウンも多く 満足できそうな山行となってくる。取付きからしばし一般登山道を登って郡界尾根へと入り、まずは雨乞岳を目指すが雨乞岳までの郡界尾根 は以前にも歩いたことがあるため、ウォーミングアップという感じで足を残しながら進んで行く。笹原を抜け広々とした東雨乞岳 山頂へと到着すると周囲の山々が見渡せると共に、これから進んで行く七人山・御在所岳方面が「早よこんかい」といわんばかり に待ち構えており闘志がわいてくるが、まずは雨乞岳本峰まで往復をする。東雨乞岳まで戻り七人山のコルまで一般道で下り、 七人山山頂経由でコクイ谷へ向け進んでいく。七人山山頂付近は広々としたブナ林となっており、秋などはここでテント泊すれば 気持ちが良いだろうなと思わせる雰囲気のいい場所で、いつかテントを張り宴会でもしてみたいなと考えている。コクイ谷への 下りは落ち葉で滑りやすい急斜面となっていて歩きにくく、一気に下れ時間は短いが結構足に負担がかかるため積雪期に杉峠 へのラッセルが厳しい場合の短縮ルートとして使う方が良いと思われる。無雪期向きではあまり無いかなあといった実感をもつ。 少々水量の多いコクイ谷を渡渉しコクイ谷出合に着くと北西尾根入口まで進み尾根に取付く。ここからP1066までは容赦ない急登となる。明瞭な 尾根道のためルートを踏み外す恐れは無く精神的には安心して登って行けるが、ここまで急なアップダウンを繰り返してきた足は かなりの疲労感で所々止まりながらピークまでたどりつく。 P1066からひと踏ん張りしP1155まで到着すると、雨乞岳方面の 視界が開け景色を眺めながらここで昼食休憩とする。ここまでくれば御在所山頂は近くゴールが見えてきているのでゆっくり と昼食を食べ疲労回復を図る。北西尾根は急登の連続であるが、いつも望湖台から眺めていた尾根から逆に望湖台を眺められる ため新鮮で紅葉の季節に再訪したい尾根であった。北西尾根を抜け鈴鹿国定公園記念碑に飛び出すと、今まで静かだった山旅が嘘のように 大勢の登山者や観光客で賑わっていた … 流石は御在所岳まさに田舎から都会へと足を踏み入れた瞬間である。多くの人が くつろぐ望湖台から歩いてきた道のりを眺めたあとは郡界尾根の降り口がある御嶽大権現まで進み、登山者の多いであろう一般登山道 に別れを告げ郡界尾根を下っていく。御在所岳からの下りは距離も短くあっという間に下り … それは大げさだが … 行きに雨乞岳 方面へと別れた一般道に合流したあとは武平峠へと戻り無事終了となったが、足の疲労はなかなかのもので 体力不足を痛感した結末でもあった。

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【武平トンネル西口駐車場】
7時前はまだまだ空きはあり

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【道路を挟んだ向かいにも駐車地あり】
準備をしてトンネルと逆方向に少し歩く

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【雨乞岳の登山口】
ここにも登山ポストがあります



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【登山口は「武平峠〜雨乞岳1番」】
一般コースには通報ポイントが設置

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【一般登山道なので標識も整備】
踏み跡も明瞭なので解り易い

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【植林帯のをブラブラ歩く】
この道を歩くのは4年半ぶりだ



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【小さな沢を横切る箇所もある】
トラバース気味に歩く所もあり

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【「武平峠〜雨乞岳3番」が見えて来た】
3番を過ぎると郡界尾根分岐は近い

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【郡界尾根の分岐点にはテープのみ】
北方向は郡界尾根の御在所岳方面、南は郡界尾根の雨乞岳方面、西は雨乞岳の一般道



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【南方向へと進み郡界尾根に入る】
地形図と磁石でルートを確認しつつ進む

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【分岐からほどなくして一服峠】
スカイライン方面との分岐点

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【一服峠から雨乞岳方面(西方向)へ】
木に付けられた赤いペンキが良く目立つ



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【斜面を彩る満開のアセビ達】

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【まさに鈴なり状態の馬酔木】

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【南方向には鎌ヶ岳の遠景】



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【馬酔木のトンネルを歩き中】
雑木林を気分よく進んで行く

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【登りは右へのテープ箇所で直角に右折】
逆回りの場合は「下りは左へ」となる

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【この辺りが沢谷ノ頭のはずだが・・・】
標識を見つけきれなかった;;



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【アップダウンを繰り返し進む尾根】
この辺りはシャクナゲが多い

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【所々で目につく白い花】
コブシっぽいけどなんだろう

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【葉が無いのでタムシバのようだ】
花の付け根に小さな葉が1枚あればコブシ



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【右側に見える小さな谷】
おっ なんか水が湧き出ているような

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【アップで撮るとやはり水が湧いている】
飲めるのだろうか?

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【三人山へ導く指標どおり左上へ】
直進して三人山を巻く事も出来る



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【三人山】
頂上は狭く樹林に囲まれ展望はほぼ無い

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【また鞍部まで下らねば;;】
まだ全行程の1/4ほど・・・

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【鞍部まで下り東雨乞岳の登りに転じる】
鞍部からは東雨乞岳までの標高差230m程



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【途中に「一ぷく平」なる場所を発見】

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【確かに一服できそうな小さな平地】

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【笹原の急坂を登る相方】



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【笹の背が高くなると頂上は近い】

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【笹越しに見るの雨乞岳】

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【広く展望が良い東雨乞岳に到着】



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【雨乞岳に行き東雨乞岳に戻って来よう】

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【足元に咲くハルリンドウ】

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【久しぶりに雨乞岳に御対面】



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【雨乞岳の奥にある小さな池】
蛙の卵は見当たらないなぁ・・・

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【雨乞岳からの東雨乞岳】
背後左は釈迦ヶ岳、右は御在所岳

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【逆光で撮影困難の鎌ヶ岳】
ここからの姿は良いのに残念



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【仙ヶ岳方面の遠景】
さて東雨乞岳へと戻ろう

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【東雨乞岳からのイブネ方面】
次回はあの付近を歩いて見たい

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【今から行く七人山(右手前)】
背後は釈迦ヶ岳・国見岳・御在所岳



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【七人山のコルへ向け下りていく】
郡界尾根と違い一般道は賑わっている

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【七人山のコル】
ここは七人山方面へと歩を進める

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【広い斜面の七人山への登り】
コルから七人山は比較的近いはず



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【振返り見る東雨乞岳】

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【樹林に囲まれた「七人山」】
山頂は広いので休憩には良い所

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【そのまま東へと進んで行く】
広尾根なのでガス発生時等は道迷い注意



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【美しいブナ達 その1】

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【美しいブナ達 その2】

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【美しいブナ達 その3】



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【七人山の東のピークから北東へ下る】
コクイ谷へと下る道(印有り)

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【東方面に今から行く北西尾根が見える】
P1066とP1155の後に見えるのは国見岳

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【踏み跡が不明瞭な急坂を下って行く】
以前よりピンクのテープが目につく



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【コクイ谷まで下り渡河する】
渡渉の先にテープの目印が見える

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【同箇所を渡河する相方】
今日は水量が多く渡りずらい

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【今にも咲きそうなイワウチワ】
花の季節到来で忙しくなりそうだ



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【コクイ谷出合】
ここから上水晶谷方面へと進む

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【コクイ谷出合にある案内標識】
水量が多く杉峠に行く方々は苦戦の様子

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【我々は根の平峠方面へのんびり進む】
とは言え全行程の半分強しか歩いていない



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【この標識を過ぎると尾根取付きは近い】
チェックポイントとして使える

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【この2重テープが北西尾根取付き】
先程の標識から3分ほどで着く

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【踏み跡は明瞭だが印は付いている】
尾根筋を意識すれば道を外す事もなさそう



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【緩やかにカーブした後P1066の登りへ】

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【P1066に着いた〜】

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【P1066からの御在所岳とP1155】



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【少し下りひと登りでP1155に到着!】
雨乞岳が良く見える♪

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【ちょとした広場も有り休憩に最適】
ここで昼食タイムにしよう

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【本日の筆者手作り弁当】
今日は鶏三種に卵焼きとキンピラ



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【少し進み雨乞岳をもう1枚!】
紅葉の季節に是非再訪したい風景

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【少し下りいよいよ御在所岳の登りへ】
最終目的地の御在所岳が近づいて来た

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【望湖台でくつろぐ人々】
いつもと異なり逆からみる景色



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【鈴鹿国定公園記念碑に着いた】
北西尾根はここで終了

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【ハルリンドウ】
山頂付近には沢山咲いている

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【望湖台からの北西尾根と雨乞岳】
歩いたばかりの尾根に親しみを感じる♪



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【御在所の三角点】
今日は天気がよいので賑わっている

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【ショウジョウバカマ】
筆者の中で大定番の花

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【長者池でガン封じ祈願】
今年も健康で過ごせますように・・・



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【振返り見る御在所岳頂上】

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【御嶽大権現】

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【鎌ヶ岳】



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【御嶽大権現の裏から郡界尾根を下る】
しっかりテープの目印あり

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【二重・三重テープが付けられた箇所】
ここも何処かの分岐点なんだろうか?

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【タムシバ】
今日はあちこちで見かけた



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【虎ロープが張られた箇所】
ここから郡界尾根分岐は3分ほど

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【郡界尾根分岐まで下りて来た】
左折して朝登った道を戻るだけだ

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【武平峠へ下り中】
本日の山行も無事終了〜




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