登山日 |
2016年4月16日(土) |
山域 |
鈴鹿山脈 【鈴鹿セブンマウンテン - 鎌ヶ岳】
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コースタイム |
★4時間14分 (休憩約10分含む ※歩行タイムは4時間4分)
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コース |
★駐車地(6:38)〜松山尾根取付き(7:12)〜キレット(8:32)〜鎌ヶ岳(8:56-9:06 休憩10分)〜岳峠(9:15)〜ロクロ谷と合流(10:17)〜松山尾根取付き(10:36)〜駐車地(10:52)
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天候 |
晴れ |
駐車場 |
★稲ヶ谷登山口の駐車地(4〜5台程) ・ トイレなし
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立ち寄り湯 |
湯の山 片岡温泉 , 湯の山温泉に多数立ち寄り湯あり |
備考 |
★トイレがコース上に無いので道の駅「菰野」に立ち寄りました。
★松山尾根の取付き地点までの道程がわかりにくいです。
※今回取りついた場所が正式なルートかも不明・・・
★松山尾根にあるキレットは足場が細くかなり脆いので要注意です。
★ニゴリ谷は幾度も沢を渡る箇所があります。増水時は注意です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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【行程イメージ図 松山尾根〜ニゴリ谷の周回コース】

【断面イメージ図 歩行距離が7q弱のお手軽日帰りコース】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
鈴鹿ローラー作戦も第6弾となり毎週の恒例行事となってきた。今週の目的地は『 鎌ヶ岳 』で、まだ未踏の
松山尾根を登りニゴリ谷を下る計画を立て登山口となる稲ヶ谷駐車地へとやってきた。駐車地より鈴鹿スカイライン
を少し下った場所に木の梯子がかかっており、ここから沢に降りスタートとなるが開始早々躓いてしまう。すぐに松山
尾根へと取付く形となるはずだが、取付きがわからず少し右往左往してしまった挙句、無理矢理急斜面を登り尾根に取付く形と
なってしまった。尾根に入ってしまえば明瞭な尾根のため迷う心配は無いが、今度は別の敵が目の前に立塞がる。
鹿除けの柵?が至る所で倒れており歩きにくい事この上なく、苛立ちながら進んで行き柵ゾーンを突破すると後は
ひたすら尾根上を詰めて行くと松山尾根唯一の難所『 崩壊キレット 』が目の前に現れる。写真では見ており難所
とは認識するも心の中ではたいしたことは無いと正直思い込んでいた … しかし両側が切れ落ちているナイフリッジな上に予想
以上に足元は脆く、足を乗せただけでボロボロと崩れ落ちて行く。これはやばいと思い、念のため張ってあるロープに
シュリンゲとカラビナで自己確保を取りながら突破したが、かなり危険な感じであるため下りには使用しない方が
賢明だと考えられる。難所を突破すると後は山頂まで一気に登り詰め松山尾根が完了となったが、キレットが
この尾根の象徴で他はそれほど見所も無いため、一度登れば十分かなといった感じであった。(将来的には崩壊し
通行できなくなる可能性もあると感じられる)山頂で小休憩を取り下山路となるニゴリ谷を目指して岳峠へと下る。
岳峠標識裏から下りニゴリ谷へと下っていく形となるが、道は比較的明瞭で意外と歩きやすい感じで標高を下げて
行く。滝が見えてくるあたりから沢に水が現れ始めると後は沢沿いを忠実に下っていく形となるため迷うことは無い。
景色の綺麗な場所で写真を撮り、幾度も渡渉を繰り返しながら下りロクロ谷出合を通過(いつかロクロ谷からも
登ってみたいと考えている)していくが、谷筋を歩いている限り難所となるような箇所は見当たらない。谷筋の道を
歩いているとやはり沢に入って見たくなるもので沢登りの装備を買おうか悩んでしまう … 冬山装備に岩登り装備
と立て続けに揃え出費がばかにならないため、今沢登り装備を整えようと申請しても予算案が却下される事は目に
見えているのだが。。。沢沿いの景観を楽しみながら下山し松山尾根の取付き地点まで無事戻り本日の行程も終了
となったが、もう少しすればウヨウヨと蛭が出そうなシチュエーションであったため、次回来る機会があるのは晩秋以降
だなと考えながら山行を終えた。稲ヶ谷登山口駐車地には他に車が1台と静かな山歩きを満喫したが、武平峠や
中道・裏道駐車場は満車で車道にまで車が溢れ返っていたため、大盛況の鈴鹿登山ブームは今だ健在であった。

【稲ヶ谷登山口の駐車地】 まずは国道477を南へ少し下る

【この箇所から登山道へと入る】 ガードレールの向こうに小さな梯子有

【目印に向かって川を渡る】 最初から靴を濡らすわけにはいかない

【川を渡り斜面を登るとある標識】 何故ここにこのような標識が?

【少し進むと右側に堰堤が見える】 後にこの堰堤が重要な目印だと気付く

【広い道を何気なく進んで行く】 何処かで川を渡るはずなのだが・・・

【渡れそうな箇所で野州川を渡渉】 若干行き過ぎなので対岸で少し戻る

【ようやく目印発見】 ようやく正規ルートに入ったようだ

【目印を辿り松山谷の右岸へと進む】 地形図と睨めっこしながら取付きを探す

【山積みにされた鹿除けネット】 確信は無いがここで松山尾根に取付く

【急坂を登り始めると目印発見】 正規なのかは不明だが一応道のようだ

【そしてようやく明瞭な尾根に乗る】 ここまでの道程は分りづらかった;;

【鹿除けネット沿いを登って行く】

【崩壊箇所通行注意】

【北北東に見える御在所岳方面】

【これは何かの標識だろうか?】

【鹿除けネットが倒れて歩きづらい】

【石楠花ゾーン】

【満開のタムシバ】 今年は花の当たり年のようだ♪

【どんどん登り詰めていく】 登り一辺倒ではなく多少アップダウンあり

【ひっそりと咲くイワウチワ】 花も少ない尾根のようだ・・・

【1010m程の小ピークにある標識?】 劣化が激しく文字が読めない;;

【木の隙間から見える雨乞岳方面】

【チラッと見える鎌尾根】 いつも見る角度と違うので新鮮

【そして遂に核心部「キレット」登場】 これが噂のキレットのようだ かなりのナイフリッジ・・・

【まずは筆者が慎重に通過】

【続いて相方も無事通過】

【ここから見る鎌尾根も中々厳つい】

【鎌ヶ岳直下の急坂】

【定番のショウジョウバカマ】

【水沢岳へと続く鎌尾根】

【鎌ヶ岳の頂上に到着!】

【鎌ヶ岳からの御在所岳】

【雨乞岳方面と登って来た松山尾根】

【岳峠へと下山開始】

【ここから見る鎌尾根がお気に入り】

【長石谷分岐を横目に通過】

【この岳峠の標識裏からニゴリ谷へ】

【登山道には印も付いている】

【少し脇にそれてニゴリ谷を眺める】

【そして同箇所から鎌ヶ岳を見上げる】

【まだ涸れ沢のニゴリ谷を下る相方】

【小さな滝発見】

【左岸側にある谷から水が流れて来る】

【三色のテープ箇所】 何かの分岐点なんだろうか

【すっかり沢らしくなったニゴリ谷】 ここも紅葉の季節に再訪したいなぁ

【ここで初めて右岸へと渡る】 この後、幾度もニゴリ谷を渡る事になる

【ミツバツツジ】 ニゴリ谷もあまり花を見かけないなぁ

【また小さな滝を発見し撮影タイム】

【雰囲気のある小さな滝】

【この辺りのニゴリ谷は美しい】

【美しい流れ その1】

【ニゴリ谷を縫うように何度も渡河】

【美しい流れ その2】

【ロクロ谷と合流】 写真の右がロクロ谷、左がニゴリ谷

【その後も着実に目印を確認しつつ下る】 基本沢筋を意識すれば道は外れない

【タムシバ】

【瀞(とろ)】 川の水に浸食されて出来た深い淵

【松山谷を横断して松山尾根取付きへ】 朝登った尾根取付き地点まで戻って来た

【ニゴリ谷の堰堤を右岸へ高巻】 帰りは是非とも正規ルートを確認したい

【振返り見る石に着いた印】 朝、見逃した正規ルート

【野州川の正規の渡渉箇所】 ここだったのか・・・

【渡渉口にはなんと印があった;;】 これを見逃すなんて;;

【渡渉口の印のすぐ近くには堰堤あり】 最初に見た堰堤がチェックポイントになる

【キケマン(木華鬘)】 登山道入口まで戻って来た

【スカイラインに咲く桜】 本日の山行も無事終了〜
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