カクレグラ・タイジョウ・イブネ カクレグラ南西尾根から千種越コースの周回

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【隠ー(水谷岳)】 カクレグラ(みずたにだけ) 990.3m 【タイジョウ】 たいじょう 1061m
【イブネ】 いぶね 1160m 【銚子】 ちょうし 1123m

登山日 2016年4月29日(金 ※祝日)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 6時間35分 (休憩・撮影・散策等約43分含む ※歩行タイムは5時間52分)
コース 鳴野橋手前の駐車地(6:50)〜カクレグラ南西尾根取付き(7:03)〜P708(7:28)〜一般ルート出合(8:00)〜カクレグラ(8:06-8:11 休憩5分)〜P962(8:37)〜タイジョウ(9:21-9:30 休憩9分)〜タイジョウ・杉峠・佐目峠の分岐(10:06)〜佐目峠(10:11)〜イブネ(10:23) 〜イブネ北端(10:29)〜銚子(10:42)〜イブネ(11:02)〜タイジョウ・杉峠・佐目峠の分岐(11:17)〜杉峠の頭(11:21)〜杉峠(11:30)〜禿の水(11:34)〜一反ぼうそう(11:44)〜大シデ(12:15-12:28 昼食休憩9分)〜甲津畑避難小屋(12:50)〜杉谷善住坊のかくれ岩(13:17)〜鳴野橋手前の駐車地(13:37)
天候 曇り時々晴間あり(早朝は小雨が降り、稜線は強風が吹き荒れ寒かった)
駐車場 ★鳴野橋手前の駐車地(数台程度) トイレ無し 
※一番乗りで停めましたが、下山時には筆者の車含め4台の車がありました。
※行きはカーナビの案内で細い道を走り運転に苦労しましたが、帰りは普通の道を選択しました。
※集落の中に入るとかなり細い道となります。県道189号線より北の川沿いの道の方が無難です。
立ち寄り湯 永源寺温泉 八風の湯 , 阿下喜温泉 あじさいの里,アクアイグニス片岡温泉
備考 ★甲津畑避難小屋に簡易トイレがあります。
★登山届は甲津畑登山口に設置されています。
★カクレグラ西南尾根はバリエーションルートでほぼ目印はありません。
※尾根に取付けば尾根は比較的明瞭ですが上部では藪漕ぎもあり、地形図と磁石は必須です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 カクレグラ南西尾根から千種越コースの周回】


断片図

【断面イメージ図 細かいアップダウンが多い少し長めの日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

GW初日山は暴風が吹き荒れる予報となっており、予定していた北アルプス遠征を延期し近場で登山を楽しむ事とする。最近のマイブーム は滋賀県側の山域で、今回のターゲットは何れも未踏の山となるカクレグラ・タイジョウ・イブネというカタカナシリーズの山である。登山口 となる甲津畑奥の橋の付近に車を停め、まずはカクレグラ南西方面の尾根取付まで川向の道路を歩いていく。南西方面に伸びる尾根は 目印は少なく急登だが明瞭でわかりやすいため迷う事はなくグイグイと高度を稼いでいく。雨上がりでガスがかかっているため雨具 を装着しての歩行であるが、風も強く寒いため雨除けと共に防寒用としても丁度良い感じである。標高を稼ぐとともに薮漕ぎ状態が増え 稜線登山道との合流手前はかなり突破に苦戦するため、破れても大丈夫な服装で入山するほうが賢明である。登山道と合流し右に 折れると分岐があり、左に進むとすぐにカクレグラ山頂へと到着である。ガスで寒い山頂を早々に後にして分岐まで戻りタイジョウ方面へ 縦走を開始する。細かいアップダウンを繰り返しながら進み岩稜を回り込むようにして登るとシャクナゲに囲まれたタイジョウの山頂へと 到達する。ゆっくりと休憩を取ってしまうと体が冷え切ってしまうため早々に出発しイブネを目指し進んで行く。初めて訪れるイブネ台地 は広々として解放感あふれる場所で気持ちがよく一目でお気に入りの場所となった。せっかくなので銚子まで足を伸ばし周辺を散策 したのち杉峠へと進むが本来ならここで昼食休憩を取りたかった。(強風で寒くとても休憩できる状況では無くおまけに霰まで降り出し てきた)杉峠からは樹の写真を撮りながら甲津畑へと下って行き巨大な大樹のそばで昼食休憩を取る。その後、避難小屋付近まで 下った所でタイジョウへと行く標識を発見、こんなところにもルートがあるのか?とまたまた新ルート開拓の野望に火が付く。最近の 山行では未踏のルートを制覇するために1日歩くと新たに数か所の怪しげな目印を発見してしまう事の繰り返しとなっている。帰宅後 気になったルートの検索を実施し宿題が増える一方となるため、鈴鹿ローラー作戦の完遂は全く見通せない状況となっていくので あった。自己満足の世界のため何の問題も無いのであるが…最近は全ての尾根と谷にルートが付いているのでは無いだろうか? と勘繰りたくなってしまっている。

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【鳴野橋手前の駐車地】
7時前で一番乗りだった

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【まず鳴野橋を渡り林道を進んで行く】
小雨はやんだが合羽を着込み出発

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【少し進むと水場らしき場所発見】
飲用出来るのかは不明



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【カクレグラ南西尾根の取付き】
階段にピンクのテープが付いている

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【いきなり滑り易い急勾配の斜面】
さすがバリエーションルート・・・

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【おっ 目印テープ発見】
このテープ以後は目印は見かけず



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【明瞭な尾根を登って行く】

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【多分ここがP708】

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【P708からのカクレグラ方面】



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【木々の隙間をかき分けながらの前進】
踏み跡は不明瞭だが尾根心を意識して登る

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【一般(破線)ルートに合流!】
ここからは踏み跡が明瞭になる

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【イワカガミ】
最近山で一番よく見かける花だ



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【まず1つ目のピーク「カクレグラ」】
樹林に囲まれ展望は無いなぁ

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【少し戻りこのテープから南東方向へ】
次はタイジョウを目指そう

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【雑木林を快調に進んで行く】
このルートも目印は付いている



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【崖(土)沿いをほんの少し歩く】
うっかり落ちないように注意

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【振返り見るカクレグラ】
今日は生憎の天気・・・

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【チェックポイントのP962】
アップダウン繰り返す尾根道



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【ヌタ場】
真ダニが怖いので近づかないでおこう

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【ヤセ尾根箇所もある】
木の根の隙間に注意

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【木々をかき分け進む相方】
道は一部不明瞭な所もある



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【200mPOST千種街道-タイジョウ6/8】
タイジョウまで後400m程の距離かな

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【タイジョウ手前の岩場ゾーン】
向かって左に巻くよう目印が付いている

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【目印を辿り登り中】
尾根に出ると南方向へと登る



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【タイジョウに到着し一息入れる】
ここも樹林に囲まれ展望は無い

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【頂上のシャクナゲが1本ほぼ満開】
風が強く撮影が困難;;

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【次なる目的地「イブネ」を目指そう】
まだまだ続くアップダウンの道



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【崩壊地は慎重に通過】

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【崩壊地を覗き込む】

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【P1084付近はシャクナゲが多い】



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【佐目峠と杉峠の分岐は佐目峠へ進む】
イブネに行ってこの分岐に戻って来よう

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【佐目峠へと続く道】
緩やかに下って行く

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【お待ちかねの青空が!!】
写真メインなのでテンションUP



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【佐目峠】
ここからイブネの登りに転じる

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【まだまだ咲いている馬酔木達】

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【イブネの登り】
強風に耐えながらの前進



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【鎌ヶ岳〜水沢岳】
ギザギザの鎌尾根が印象的

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【広〜い大草原の「イブネ」に到着!】
鈴鹿の奥座敷と呼ばれる所らしい

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【国見・御在所・鎌・水沢岳の遠景】
イブネからは360度の眺望が楽しめる



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【東雨乞岳(左)と雨乞岳(右)】

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【貸切の大草原を満喫中】

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【イブネ北端】



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【イブネ北端にある標識】
次回はここから小峠へと下ってみたい

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【釈迦ヶ岳】

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【折角なので「銚子」へと足を伸ばす】
やや左上の丘みたいなのが銚子



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【要所にある分岐標識】

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【銚子にやって来た】

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【銚子からのイブネ】



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【銚子からイブネへ直ルートで戻り中】
道は一部不明瞭なので注意

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【一面に広がる苔の斜面】

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【振返り見る銚子】
季節を変えて是非来て見たい



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【美しい苔達】
苔の名前も分れば更に親しみが湧きそう

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【イブネに戻って来た】
さぁ杉峠経由で下山しよう

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【佐目峠と杉峠の分岐に戻り杉峠へ】
この間に5組程の登山者とすれ違う



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【杉峠の頭】
地形図のP1121より手前のPに標識あり

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【雨乞岳を正面に見て杉峠へ下る】
今回は雨乞岳はパスしよう

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【杉峠】
一反ぼうそう方面へと下って行く



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【杉峠から4分程で「白禿の水」に着く】
水量はそこそこある

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【滑りやすい斜面にはロープ有り】
一般道なので道は整備されている様子

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【朽ちた避難小屋】
使えるのだろうか・・・



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【フジキリ谷】

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【巨木が点在する登山道】

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【人と比べるとこの幹回りの太さ】



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【一反ぼうそう】
ミズナラの巨木だそうだ
撮影を試みるも目で見る迫力が写せず;;

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【一反ぼうそう】

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【一反ぼうそう】



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【丸太橋を渡ったりもする】
この先いくつも丸太橋が架けられいる

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【フジキリ谷】
今日も懲りずに撮影に励み中

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【沢を渡ったりもする】
目印や標識が整備されているので迷わない



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【古木を見ながらのんびり歩く】

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【苔と新緑で趣きのある緑の世界】

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【向山鉱山跡】



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【「一級河川 渋川」と書かれた石柱】
ここからは渋川なんだろうか

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【シデの並木】
標識の説明があるように古木が多い

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【下に木の吊橋が見えて来た】



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【吊橋から見る渓谷】

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【一際存在感がある「大シデ」】
ここで昼食休憩としよう
シデの巨木は見ていて飽きない
一反ぼうそう同様に迫力は撮影で写せない

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【幹の重厚感が凄い「大シデ」】



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【避難小屋】
小屋内に絵があった

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【蓮如上人旧跡】
石碑と井戸跡がある

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【ツルベ谷出合・古屋敷跡】
大峠方面との分岐点



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【ロープの張られたトラバース箇所】
積雪季は嫌な感じになりそうだ

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【甲津畑避難小屋】
小屋前からタイジョウに登る道を発見

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【桜地蔵尊】
昔すぐ横に大きな桜の木があったそうだ



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【綺麗に枝打ちされた植林帯】
道幅は広くなり林業の方の車もあった

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【かくれ岩を見るため川沿いへ下る】
見所の寄り道は大好物!

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【杉谷善住坊のかくれ岩】
ここに隠れて信長を狙撃したらしい



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【千種(草)街道散策行程の標識】
千種(草)街道は見所が多かった

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【新緑が美しい!】
すっかり天気も良くなった

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【甲津畑登山口】
本日の山行も無事終了〜




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