鈴ヶ岳・鈴北岳・御池岳  伊勢尾〜T字尾根の周回コース

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【鈴ヶ岳】 すずがたけ 1130m 【鈴北岳】 すずきただけ 1182m
【御池岳】 おいけだけ 1247m 【奥の平】 おくのたいら 1241m

登山日 2016年5月14日(土)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 5時間15分 (休憩等約36分含む ※歩行タイムは4時間39分)
コース 御池橋(6:52)〜P806(7:16)〜P894(7:41)〜鈴ヶ岳(8:25-8:34 休憩9分)〜ヒルコバ(8:42)〜鈴北岳(9:01-9:16 休憩15分)〜御池岳(9:46)〜奥の平(9:57)〜天狗の鼻(10:03-10:15 休憩12分)〜ボタンブチ(10:17)〜T字尾根降口(10:36)〜P967(11:00)〜P918(T字分岐)(11:21)〜P889(11:35)〜御池橋(12:07)
天候 曇り後晴れ
駐車場 ★御池橋横の路肩に駐車(2台) トイレ無し 
※駐車の際は通行の邪魔にならないよう配慮が必要です。
※御池林道は舗装路ですが道路に石が落ちている事があるのでパンクに注意です。
立ち寄り湯 阿下喜温泉 あじさいの里
備考 ★トイレはコース上には無いと思います。(道の駅「奥永源寺 渓流の里」に立ち寄りました)
★伊勢尾とT字尾根はバリエーションルートです。(※地形図と磁石は必須です)
★伊勢尾の鈴ヶ岳直下は斜度が40度を超える激登りです。
※手足を駆使して登りますが朽ちた木、浮石、落石、滑落に注意です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 伊勢尾〜T字尾根の周回コース】


断片図

【断面イメージ図 アップダウンが多い日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

先週の『山蛭地獄』の余韻がまだ冷めやらぬ中、鈴ヶ岳・御池岳周遊山行企画を以前より計画していたため、参加メンバー4人で 蛭対策を万全?にして登山口となる御池橋駐車地までやってきた。先週の出発時と異なり警戒心満点で準備をして河原に降り、 河原沿いを少し進んだ所から伊勢尾に取付く。急登を登り尾根まで達するとここからが伊勢尾に乗る事になるが、この時点で蛭の 気配は全く無く警戒心はほぼ消え安心して散策を始める事が出来る。伊勢尾に乗りしばらくは歩きやすい尾根道を進んで行くが、 鈴ヶ岳山頂直下の標高950mを越えた辺りで伊勢尾名物ともなっている?激急登の斜面が現れると状況は一変する。斜度40度 程の滑りやすい急斜面を両手両足を駆使しながら4足歩行のように登って行くが、なかなかのアスレチック感である。木や岩を掴み ながら登るが、中には朽ちて折れる木や安定せず岩ごと剥れるものなどスリルも兼ね備えているうえ落石の危険があるため、基本 的には登りで使用し下山には用いない方が良いと考える。4足歩行の獣界から抜け出すと鈴ヶ岳山頂に至り、ここからは普通に歩ける 人間界に戻った感覚となり平和な登山道を鈴北岳に向い進んで行く。鈴北岳山頂では時間も早いが少し腹ごなしにおにぎりを食べ (帰りに道の駅で岩魚天丼を食べようと計画しているため早すぎの昼食)御池岳は山頂を踏むだけでスルー、奥の平,天狗の鼻,ボタンブチで展望を眺める。 歩いていると暑いが風が気持ちよく吹抜け爽やかな感じで広大なテーブルランドの散歩を楽しんだ後はT字尾根を下山していく。T字尾根のP967付近ではシャクナゲが 多く咲いており今年はやはり木の花の当たり年なのかなと感じさせてくれる。T字分岐からはいつもとは逆方向の北西に伸びる尾根 へと進んで行くが、基本的には歩きやすく(一部ヤセ尾根・切れ落ちた箇所あり)明瞭な尾根道だが、最後河原に降りる斜面のみ急に不明瞭となりこれを降りるのか?と いうような感じで無理矢理下ると朝歩いた河原沿いの道に合流する。(後に調べると急斜面を下るのでは無く、ヤセ尾根を進むのが正解のようだ) なかなかいい感じのコースで また秋にでも訪れて見たいと思える山行に満足し帰路につくが、本日のメインイベントはある意味この後に待っている。『道の駅 奥永源寺渓流の里』に立ち寄り 岩魚天丼を食すことである。以前立寄った際にすごく気になっていたメニューであり、次の機会には是非食べて見たいと思っていた ので念願であったが(大袈裟な…)食べて見ると道の駅の食べ物とは思えないクオリティーの高さに満足し充実した山行の締め括り としては申し分ない結末となった。他の山岳会メンバーが食べていた鹿肉シチューも安価な割に美味しそうで、次回はそれも候補 としてまた立ち寄りたいと思っている。(多分再び岩魚天丼を食す事になると思われるが)

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【御池橋横の駐車地】
7時前で2台目として何とか駐車できた

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【今から歩く伊勢尾】
右に見えるピークがP806

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【御池橋横から河原に降りる】
今日は蛭対策を万全にして出発



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【河原を歩き川を渡る】

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【この目印箇所から尾根に取付く】

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【まずは植林帯の急坂】



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【少し登ると左が植林、右が自然林】
目印は多くは無いが付いている

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【P806まで登って来た】
ここで伊勢尾に乗り北西へと向きを変える

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【ヤマツツジ】
今年はヤマツツジも花の当たり年のようだ



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【P806から鞍部まで下る】
伊勢尾には小ピークが後2つある

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【少しの間やや細めの明瞭な尾根を行く】

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【緩やかに登ったこの辺りがP838かな】
標識を探すも見当たらず



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【新緑美しい雑木林】
今の所蛭の気配もないのでゆっくり撮影

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【この区間も目印は有り】
思っていたより踏み跡も明瞭

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【この二重目印辺りががP894】
ここから北東へと向きを変える



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【ザックの紐に着く可愛いナナフシ】

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【ほんの少し下り鈴ヶ岳の登りとなる】

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【徐々に傾斜が増してきた;;】



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【伊勢尾直下の激登りに突入】
足元の土は滑りやすい

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【先陣を切るしょうちゃん】
石灰岩は脆く、浮石・落石要注意

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【4足歩行中のMママ】
獣のように登っている!



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【傾斜が緩み始めると頂上は近い】
ようやく周りを見渡す余裕が出て来た

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【鈴ヶ岳に無事到着!】
ハードな登りの余韻に浸る

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【今にも咲きそうなニリンソウ】



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【休憩を終えヒルコバへと下る】

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【青空に映える新緑が綺麗】

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【ヒルコバまで下って来た】



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【鈴北岳への登り】

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【ハコベかな?】

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【鈴北岳まで後少し】



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【振返り見る歩いて来た道】

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【お椀を伏せたような形の「鈴ヶ岳」】

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【御池岳(丸山)】



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【鈴北岳に到着】
ここで早めの腹ごしらえ

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【頂上にあるドリーネ】
ドリーネ=すり鉢状の窪地

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【元池方面との分岐】
御池岳方面へと進んで行く



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【苔が美しい日本庭園】

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【苔の絨毯】

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【苔の絨毯沿いを歩く】



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【真の池】

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【真の池・コグルミ谷との分岐】

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【御池岳(丸山)への登り】



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【御池岳(丸山)に到着!】
頂上だけ踏んで奥の平へと進む

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【ボタンブチとの分岐】
奥の平へ行き、この分岐に戻って来る

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【広〜い頂上の奥の平】
風が無く暑いので先へと進もう



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【ボタンブチ(左)と天狗の鼻(右)】
先に天狗の鼻へ行く事にする

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【天狗の鼻からの天狗堂】
形が特徴的なので分り易い山容

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【天狗の鼻】
この位置からは鼻には見えない気が・・・



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【お隣のボタンブチへと行こう】

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【振返り見る天狗の鼻】
この位置からだと天狗の鼻っぽい

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【ボタンブチ】
天狗の鼻同様展望地となっている



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【広大なテーブルランドを歩く】
T字尾根下降口へと進んで行く

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【幸助の池】
テーブルランドには池が多くあるらしい

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【大きなドリーネの縁を歩く我が一行】
冬は落とし穴みたいになるのだろうか?



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【ヒトリシズカ】

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【T字尾根下降口から下山開始】

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【まずは踏み跡不明瞭な急坂を下る】



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【正面に天狗堂とT字尾根がが見える】

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【ボタンブチ(左奥)、ボタン岩(右手前)】

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【イワカガミ】
全体的にはもう咲き終わりのようだ



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【鞍部まで下って来た】
南側の谷に水がある沢がある

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【P967の登り】
木の根が張りだすヤセ尾根

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【シャクナゲ】
この辺りはシャクナゲが多い



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【P967の小ピークを越え下る】

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【今が見頃のシャクナゲ達】

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【おぉぉ マムシが横切った;;】



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【イワカガミが多い尾根道】
この辺りはもう花が終わっていた
P918の小ピークに向け緩やかに登る

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【目印のミズナラの変木】

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【P918(T字分岐)の小ピークに到着】
樹林に囲まれた小広いピーク



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【T字分岐の標識】
T字分岐から御池橋方面へと下る

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【目印も付いている】
少し下った後、しばし横歩きになる

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【P889の小ピーク】
ここからは下り一辺倒だ



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【少し傾斜が強い斜面を下り中】

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【危険と言う程では無いがヤセ尾根も有】

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【目印となりそうな岩の箇所を通過】



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【御池林道が見えた!】
ゴールまで後少しのようだ

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【左側が切れ落ちた道を慎重に通過】
この区間で一番危険かもしれない

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【目印に導かれ進んで行く】
この辺りはヒラヒラ赤テープが目につく



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【この目印から斜面に降りてしまった】
正解はヤセ尾根を直進だったみたい

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【一応斜面を降りた所にも目印はあり】
ただ正規の道とは思えない・・・

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【御池橋まで戻って来た】
無事に周回出来て満足の一行



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【御池橋からの伊勢尾・御池岳方面】
本日の山行も無事終了〜

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【永源寺ダムカレー 800円】
道の駅「奥永源寺 渓流の里」で贅沢昼食

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【岩魚天丼 1000円】
クオリティが高く美味い!!




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