【作ノ峰】 さくのみね 948m |
【高岩】 たかいわ 965m |
【クラシ】 くらし 1154m |
【銚子】 ちょうし 1123m |
【大峠ノ頭】 おおとうげのかしら 1087m |
【水舟ノ頭】 みずふねのかしら 1067m |
【銚子ヶ口】 ちょうしがくち 1076.8m |
【イブネ】 いぶね 1160m |
登山日 |
2016年5月21日(土) |
山域 |
鈴鹿山脈
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コースタイム |
10時間25分 (休憩約47分含む ※歩行タイムは9時間38分)
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コース |
朝明渓谷駐車場(4:42)〜旧千種街道登山口(4:54)〜根の平峠(5:35)〜タケ谷分岐(5:40)〜愛知川渡渉地点(5:55)〜クラシ谷出合(6:10)〜オゾ谷出合(6:16)〜大瀞(6:28)〜お金谷出合(6:45)〜お金明神(7:05)〜お金峠(7:16)〜作ノ峰(7:33)〜高岩(7:39-7:45 休憩6分)〜ワサビ峠(7:48)〜クラシ(8:30)〜銚子(8:43)
〜舟窪(9:17)〜大杉ノ頭(9:29)〜大峠(9:40)〜水舟ノ頭(9:44)〜西峰(9:53)〜中峰(10:04)〜銚子ヶ口(10:12)〜西峰(10:33-10:52 昼食休憩19分)〜水舟ノ池(11:02-11:07 休憩5分)〜大峠(11:18)〜大峠ノ頭(11:29)
〜舟窪(11:39)〜イブネ(12:34)〜イブネ北端(12:41-12:46 休憩5分)〜小峠(13:19)〜上水晶谷出合(13:29)〜愛知川渡渉地点(13:39-13:44 休憩5分)〜根の平峠(14:08-14:15 休憩7分)〜朝明渓谷駐車場(15:07)
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天候 |
晴れ |
駐車場 |
★朝明渓谷有料駐車場(広い駐車場 500円) , トイレ有り
※今回はワイパーに挟んであった料金袋にお金を入れて料金箱に投函してお支払しました。
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立ち寄り湯 |
釈迦の隠し湯 三休の湯(営業日に注意) , 湯の山 片岡温泉 |
備考 |
★朝明渓谷駐車場は釈迦ヶ岳・水晶岳・国見岳など色々なルートが選択できる拠点です。
★トイレは朝明渓谷駐車場にあります。
★登山ポストは朝明渓谷駐車場(庵座・中尾根の入口)にあります。
★クラシ北尾根とイブネ南東尾根はバリエーションルートです。
★今回、タケ谷出合で愛知川を渡渉しています。(往復2回 ※増水時の渡渉は要注意です)
※筆者は往復共に靴を履いたまま渡りましたが、相方は帰りのみ靴を脱いで渡りました。
★クラシ北尾根はヤセ尾根や急坂があり通行時には注意が必要。(目印はあり)
※途中にクラシジャンダルム(通称クラジャン)と呼ばれるピークがあります。
★クラジャンのピークはサイトにより手前の岩峰か奥の岩峰に分かれています。
※当サイトは手前の岩峰を採用しましたが、どちらが正解なのか分かりません。
★銚子〜銚子ヶ口はアップダウンが多く、ヤセ尾根や急坂箇所もあります。(目印はあり)
※寄り道した水舟ノ池は風情ある池で立ち寄る価値ありです。
★イブネ南東尾根は急坂や一部歩きにくいトラバース箇所があります。(目印はあり)
★バリエーションルートを歩くときは地形図や磁石は必須です。(目印のみに頼るのは危険)
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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【行程イメージ図 クラシ北尾根からイブネ南東尾根の一部ピストンの周回】

【断面イメージ図 アップダウンが多く長丁場の日帰りコース】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
晴天が続いた今週末は、今月上旬に増水した愛知川を渡渉できずに敗北したクラシ北尾根にリベンジをしようと、再び登山口となる朝明へとやってきた。
今回は万が一愛知川を渡渉出来きない事態を回避するため、遠回りとなるが渡渉地点を大瀞からタケ谷出合へと変更し(上流なので靴さえ脱げばまず渡れる)
万全を期しての再トライである。まずはウォーミングアップとして根の平峠まで進んで行くが、いつもながらこの道がだるくどうにかこの区間だけ
バイパス出来ないものかと無駄に悩んでしまうが出来るはずも無くダラダラと進む。峠を越えタケ出合まで到着し愛知川を目の当たりにすると、
予想通り水量は多くなく靴を脱がずそのまま石の上を通過し無事スタート地点へと付くことができた。(ただ相方は石の間隔が広く苦戦) 本日は
お金明神経由で北尾根に取付く形としているため、このまま愛知川を下流に下って行きお金谷出合付近から登りに転じる。道は明瞭で目印も
多いため迷うことは無いが、そのまま登って行くといつの間にかお金明神を通り過ぎて峠へと付いてしまった。お金明神も今回の目的の一つ
である為どうしても見逃す事が出来ず、峠から東へ少し下り無事到着することが出来たので事なきを得たが、お金谷出合に付けられた標識に記された分かれ道を見過ごしてしまう
可能性があるので見たい方は注意が必要である。この後ワサビ峠を越えるとお待ちかねのクラシ北尾根へ取付く形となる。事前確認では鈴鹿
最難関の尾根で鈴鹿のジャンダルムことクラジャンがある事など楽しそうなブログを見ていたので、今山行で最も楽しみにしている尾根である。
登った結果、クラジャンの存在は判ったが正直な所どこが難しくて危険な尾根なのかはよく解らないまま終了してしまった感じであった … 。
最近まともな道を歩いていないので感覚が麻痺しているのだろうか?と考えながらも変化に富んだ楽しい尾根ではあるので、秋にオゾ谷経由で
再訪して見ようと考えている。クラシの頂上を踏んでから銚子に立寄りパンで軽く補給した後は銚子ヶ口まで往復して見る事とするが、この道程がなかなか
アップダウンが多く片道切符なら問題無いが、戻ってこなければならないとなるとかなり精神的ダメージが大きくなる。細かいアップダウンを越えて
行き銚子ヶ口まで到着したが、山頂は展望も無いのですぐにUターンし展望の効く西峰で昼食休憩を取る。しかしながらこの辺りで違う問題も浮上
してくる。今日は蒸し暑く疲労もあり喉が渇くが3リットル持ってきた水分(2人分)が足らなくなりそうなのである。我慢しながら少しずつ飲むしかないが、余裕がないと余計
に喉が渇いてくる状況に不安を覚えながらも『 水舟の池 』なる標識に予定もしてないのについつい立寄ってしまったりしてしまう。稜線から少し
下った所にある水舟の池は静かで雰囲気のあるいい感じの場所で、子供のころよく捕まえて遊んだアカハライモリがたくさん泳いでいた。子供の頃
以来となる捕獲を試み遊ばせてもらった後で池を後にし稜線へと登り返す形となるが、『 水舟の池 』は立ち寄ってみる価値はある場所だと思えた。銚子ヶ口へのピストン
を終えイブネ台地までやってくる頃には足の疲労感も大分蓄積されてきているが、後はようやく下りと思うと気分は楽になってくる。下山はイブネ
北端から南東尾根を小峠へと下るが、途中からは峠に向け一気に急斜面を下る形となりあまり変化が無いのでどちらかと言うと下山向きかなと
いう感じの尾根であった。あとは根の平峠を越え朝明へと帰還したが、距離24q強,行動時間10時間半をかけた山行は疲労感満載であった
が充実した気分で終了となった。下山後は明日も山に登る予定のため車中泊を予定しており、片岡温泉『アクアイグニス』でゆっくりと温泉に
浸かり、最近お気に入りとなっているカレー屋さんで晩御飯を食べ道の駅で就寝 … 長い1日が終了となった。

【朝明渓谷駐車場】 長丁場なので4時42分に出発!

【道路を歩き根の平峠方面へ左折】 朝明渓谷に架かる橋を渡る

【橋を渡ると旧千種街道登山口】 根の平峠までサクッと歩こう

【タニウツギ】

【木々の隙間から朝日が覗く】

【根の平峠までは良く踏まれた一般道】

【ブナ清水の分岐を横目に通過】 ここを過ぎれば根の平峠まで一登り

【根の平峠】 愛知川方面へと進もう

【正面には目指すイブネ・クラシ方面】 あの頂まで遠いなぁ・・・

【タケ谷分岐を横目に通過】 神崎川(愛知川)方面へと進む

【この区間も一般道なので問題は無い】 目印も踏み跡もある

【タケ谷の沢を渡る箇所も有り】 時期的に蛭が出そうなシチュエーション

【タケ谷登山道の標識も有り】 目印・踏み跡を辿り進んで行く

【タケ谷出合(愛知川渡渉地点)】 良く目立つ目印が付いている

【石を駆使して愛知川を渡る】 何とか靴を脱がずに渡渉出来た

【渡渉後、北へ1分程歩くと標識発見】 ここが正規の渡渉地点なのか?

【更に北へ進むと破線ルートらしい道に】 足元が不安定な斜面を歩く

【覗き見る「神崎川(愛知川)」】 川沿いの斜面は滑落注意

【破線ルートだが目印・踏み跡はあり】 今の所、迷わず前進中

【おっ 沢を発見】 この沢がクラシ谷のようだ

【クラシ谷出合の標識】 クラシ谷も歩けるそうだ

【満開の山ツツジ】 朱色の花が良く目立つ

【クラシ谷から6分程でまた沢を渡る】 ここがオゾ谷だろう

【オゾ谷出合の標識】 次回はオゾ谷から登って見たい

【木を持ちながら歩行ヶ所もあり】 渡渉地点〜お金谷出合までは緩やかな下り

【癒される緑と青のコントラスト】 黄緑だった新緑も徐々に深まって来た

【大瀞の大瀞橋は崩壊の為通行禁止】 我々はヒロ沢方面へと進む

【大瀞渡渉地点(左岸)を通過】 前回、大瀞を渡渉出来ず右岸で引き返した

【大瀞付近にお地蔵様が祀られている】 登山の安全を祈願させて頂いた

【炭焼き窯跡】

【この辺りの道は比較的歩き易い】 目印も適度にあり快適に進み中

【むっ ここがお金谷か?】 少し奥にある目印通りに進んでみる

【お金谷出合の標識に着いた】 ここからお金谷を登りお金明神を目指す

【もう一つの標識をしっかり確認】 ふむふむ 手前で右折だな

【バリエーションルートのお金谷を登る】 この区間もしっかり目印が付いている

【右折がわからず峠まで登ってしまった】 峠を東に下る道があるので進んでみる

【ようやく「お金明神」様とご対面】

【お金明神様は天狗のお面を持つ大岩】

【お金明神様にある立て札】

【先程の峠まで戻り次はお金峠を目指す】 今の所、懸念された蛭は出没せず一安心

【ひと登りでお金峠に到着】 ここから南へと歩を進める

【明瞭な尾根道】 雑木林の中進んで行く

【定番のイワカガミ】

【ちょっとした岩場もお目見え】

【2つ程小ピークを越えて作ノ峰の登り】

【作ノ峰に到着!】 樹林に囲まれ展望が無いので先へ進もう

【鞍部まで下って登ると高岩に着く】 標識を探すも見当たらず

【高岩から西へ向きを変え下る】 踏み跡につられて直進しないよう注意

【ワサビ峠まで下って来た】 オゾ谷を登ると直接ここに来れる

【いよいよクラシ北尾根へ入る】 本日一番楽しみにしていた区間♪

【ヤセ尾根を通過中の相方】 慢心で気を抜かぬよう慎重に通過

【視界が開けた所で一息付く】

【水晶岳・国見岳・御在所岳方面】

【所々に急勾配が現れる】

【あれが噂のクラシジャンダルムか!】 手前と奥の岩峰のどちらがクラジャン?

【ちなみにこれが北アのジャンダルム】 北アルプスのは威圧感が凄かった・・・

【右側が切れ落ちたここが核心部】 滑落に注意して慎重に通過

【クラジャンらしき岩峰への登り】 急坂だが想像していたような岩場では無い

【岩峰からの舟窪〜銚子ヶ口】 今日はあの頂まで行く予定だが・・・

【次なる岩峰を眺める】 この岩峰をクラジャンとするサイトも多い

【滑りやすい急勾配を登り中】

【同箇所を登る自然に同化した相方】

【まだまだ頑張って咲くイワカガミ達】

【シャクナゲ】

【シャクナゲの大群生】

【景色が変わり癒しの台地に突入】

【クラシ北尾根の分岐までやってきた】 クラシの頂上を踏んで戻って来よう

【樹林に囲まれたクラシ】 山頂にもシャクナゲが多い印象

【さぁて、銚子ヶ口まで行って見ますか】 時間はまだ8時半なので余裕がある

【苔が美しい広大な台地】 爽快な気分で北西へと歩を進める

【銚子ヶ口は右折だが銚子に寄り道】 分岐から銚子は目と鼻の先ぐらいの距離

【銚子】 東が開けて眺望が良い

【銚子からのクラシとイブネ北端】

【寄り道を終了して銚子ヶ口へ行こう】

【最低鞍部まで標高150m程下る】

【目指す銚子ヶ口は遥か彼方】 問題はあの頂まで行き戻らねばならぬ事

【急勾配から解放されるとヤセ尾根へ】 まだ最低鞍部まで下った訳では無い

【P1022付近は小さなアップダウン】 ヤセ尾根が続くので注意箇所

【最低鞍部らしき場所にフナクボの文字】 地図上ではもう少し上のはずだが・・・

【舟窪への登り】 出発して4時間半、出会った登山者は1組

【舟窪】 一般(地図)的にここが舟窪だと思われる

【舟窪から北西に進路を取る】

【崩壊地の少し内側を注意しながら歩く】

【タイジョウ方面】

【クラシ(中央やや左)と銚子(右)】 振返り見る歩いて来た道

【この区間もシャクナゲを見かけた】 初めて歩くルートは発見が多く楽しい

【脇に逸れて大峠ノ頭に寄り道】 長丁場なのについつい寄り道してしまう

【元の道に戻り大峠へと下る】 この先アップダウンが多くなる

【大峠に下りて来た】 正面に見えているのは水舟ノ頭

【大峠の標識】 ここから下れば水舟ノ池に行ける

【寄り道の誘惑に耐え水舟ノ頭に到着】 大きくロスする池の寄り道は悩む所

【鈴鹿で良く見かける200mPost】 銚子ヶ口まであと800mらしい

【再び水舟ノ池の分岐を横目に通過】 やはり帰りに池に寄るべきか・・・

【西峰の登りに差し掛かる】 銚子ヶ口は東西南北峰・中峰・本峰がある

【西峰までやってきた】 今日は暑く飲料が心もとなくなってきた

【西峰から見る中峰(左)と南峰(右)】 目指す本峰はもう少し奥かな・・・

【西峰から下り中峰へと登る】 この辺りは歩き易い道

【この標識当たりが中峰だと思うのだが】 中峰の標識を探すも見つけきれず;;

【中峰から8分程で銚子ヶ口に到着】 頂上は狭く眺望も望めない

【銚子ヶ口に咲くシャクナゲ】 おし、暑いし銚子まで戻ろう!

【満開の山ツツジに癒される】

【西峰まで戻り昼食タイム】 補給しながら寄り道の作戦会議

【西峰からのイブネ・クラシ台地方面】 朝登ったクラシ北尾根も見えている

【会議の結果、水舟ノ池の寄り道決定】 体力・時間的に問題ないと判断

【植林帯の中を標高80m弱下る】 左側を注視して下りすぎないよう注意

【予想以上に趣きがある「水舟ノ池」】 これは寄り道の価値あり

【アカハライモリ】 童心に帰り少し遊ばせて頂いた

【降りた道では無く大峠へ登る】 大峠へ登ると水舟の頭をバイパス出来る

【癒しの台地まで戻って来た〜】 おし、イブネの山頂を踏みに行こう

【振返り見る銚子(左)と銚子ヶ口(右)】 いやはやよく歩いたもんだ

【大草原のイブネを歩く】 イブネ北端を通り過ぎ頂上を目指す

【イブネの山頂標識】 撮影をしてからイブネ北端まで引き返そう

【シロヤシオと雨乞岳】 馬酔木の新芽が良いアクセント

【御在所岳と鎌ヶ岳方面】 今日は御在所岳は大賑いだろうな〜

【シロヤシオ】 陽の光を浴びて気持ちよさそう♪

【イブネ北端に戻って来た】 ここから小峠へと下る

【小峠まではバリエーションルート】 目印は適度に付いている

【高昌山の分岐を横目にスルー】 ここを南へ下れば高昌山

【この尾根にもシャクナゲ多し】 本日は色々な所で石楠花を見かけたな〜

【ようやく急坂の下りとなる】 途中までダラダラ道で中々下らなかった

【沢沿いまで下りて来た】 沢は渡らない

【足元の悪いトラバース箇所】 足も疲れてきているので慎重に通過

【小峠まで下りて来た!】 左折して下ろう

【ロープが張られた急斜面】 慎重に通過

【すり鉢状の道】 滑り易く歩きにくい

【上水晶谷出合】 ここで愛知川を渡る選択もあるが直進する

【愛知川の左岸をダラダラ進む】 この区間はほぼ横歩き

【目印から朝渡渉したタケ谷出合へ】 この目印は注意していないと見逃すかも

【後は愛知川を渡り朝明まで戻るだけ】 ロングコースも無事に終了〜
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