御在所岳の前尾根で岩登り練習

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【御在所岳】 ございしょだけ 1212m  

登山日 2016年6月11日(土)
山域 鈴鹿山脈【鈴鹿セブンマウンテン・日本二百名山 - 御在所岳】
コースタイム 8時間7分 (休憩とクライミング準備約39分含む ※クライミングと歩行タイムは7時間28分)
コース 蒼滝大橋駐車場(3:30)〜藤内小屋(4:03-4:10 休憩7分)〜藤内壁出合(4:31)〜前尾根取付き(4:38-5:00 クライミング準備22分)〜櫓 [8:06-9:02 トップロープ練習56分]〜P1(9:11-9:22 補給休憩10分)〜裏道合流地点(9:26)〜アゼリア(9:32)〜御在所岳(望湖台)(9:52)〜御在所岳(三角点)(9:55)〜アゼリア(10:04)〜国見峠(10:19)〜藤内壁出合(10:50)〜藤内小屋(11:11)〜蒼滝大橋駐車場(11:37)
天候 曇り
駐車場 ★蒼滝大橋駐車場(無料 10台程) トイレ無し
※数十メートル先とトンネルを越えた所にも駐車スペースがありますが週末はすぐ埋まります。
立ち寄り湯 湯の山 片岡温泉(日帰り温泉) , 湯の山温泉 ホテルウェルネス鈴鹿路
※湯の山温泉には立ち寄り湯(温泉旅館等)が多くあります。
備考 ★登山ポストは蒼滝大橋から少し上の裏道登山道沿いにあります。
★レストランアゼリア前に公衆トイレがあります。
※駐車場にトイレは無いので道の駅菰野に立ち寄っています。
★裏道は崩壊地もあり歩きにくい所があります。
★裏道には水場が2ヶ所あります。(四の渡し付近と藤内小屋と藤内壁出合の間)
※頂上付近の階段下、遊歩道沿いに水場があります。
★前尾根はクライミングルートです。一般登山者の通行は不可です。
※前尾根はクライミング装備で入山しています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 前尾根から裏道の周回コース】


断片図

【断面イメージ図 クライミングルートを含む日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

気温も暖かくなり岩登りには最適の季節となってきた?(梅雨入りしてしまったが…)ので久しぶりに御在所前尾根へと出かけてみる。 今回で5回目の前尾根となり慣れてはきているとは思うが、他の方に迷惑をかけたくないので例によって早朝(深夜)STARTとしスカイライン沿いの蒼滝大橋 駐車場を暗闇の中3時半に出発する。藤内小屋を過ぎた辺りから明るくなりかけ、前尾根取付きに到着する頃にはすっかりと夜も 明けテスト岩付近で準備を整える。まずは核心部といわれるP7に取付くが、今まで登っていたのはノーマルルートではなく、少し右側 から短縮していた事が判明したため、今回は正規ルートで登って見る事にする。久しぶりの岩の感触にかなりの恐怖感が込み上げ ブランクがあると元に戻ってしまうなとあらためて実感する。今まで未体験であった P7 下部はクラックの裂け目を登って行くが意外と 苦戦、続くP6も感触を掴みきれないまま無理矢理登った感じであった。P5はコンテで登りP4,P3に進むにつれて少しずつ感覚を 取り戻していくが、取り戻す頃にはだいたい終了となるのである。天気は晴予定だったがガスが上がり景色はほとんど見えない状況 のなかでのクライミングとなり残念ではあったが、P2まで無事到着し一息つく。ここ P2ヤグラをどうするか迷ったが、せっかくなので 相方にもチャレンジさせてみる事としトップロープを張る事にする。まずはヤグラ上部まで登るが久しぶりすぎてこんなに登り難かった かなととまどってしまう…因みにヤグラチャレンジは3回目。一旦、懸垂下降で降りトップロープで相方にチャレンジしてもらうのだが、ここで ヌンチャクが1本足らない事に気付く。どうやら懸垂下降時に回収を忘れてしまったようである… 。ここで相方にヌンチャク回収忘れポイントまで登って 救出するミッションを指示する。出だしから苦戦を強いられている感じであったがなんとか 無理矢理?登って行き無事にヌンチャクの回収に成功でミッションクリアとなったが、そこから上は越えられず今回のチャレンジは終了と なった … まあ初めてなので良しとしておこう。クライミング装備を片付けP1で昼食休憩を取りとりあえず山頂へと立ち寄る。山頂は 多くの登山者がいたがロープウェイが点検休業中のため、観光客がいないので比較的人は少ない。あとは裏道をブラブラと下り 久しぶりの岩登りも終了となった。

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【蒼滝大橋の駐車地(写真は下山時)】
下山時は満車で縦列駐車も出来ていました

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【早朝3時半に蒼滝大橋を渡り裏道へ】
前尾根の渋滞を避けるため早朝に出発

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【裏道の登山ポスト地点】
ここから北谷沿いを歩く



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【七の渡し】
すぐ先に四の渡しもある

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【藤内小屋】
まだ夜が明けていないのでひっそり

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【兎の耳付近の鎖場】
晴れ予想だったのに雲が多い・・・



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【藤内壁出合】

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【出合から藤内沢へと入る】

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【藤内沢をのぼる相方】



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【大きな岩がゴロゴロの藤内沢】
岩が濡れていて滑りやすい
前尾根取りつきまでの道は侮れない

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【テスト岩】
前尾根の取りつき(P7下部)はすぐそこなので、ここでクライミング装備を準備する

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【おし、前尾根P7に取付り付こう!】



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【P7のノーマルルート(X)】

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【P7の1P目より相方を覗く】
1P目上部のテラスは足場が狭い

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【2P目にある核心部で苦戦する相方】
リッジに張り出す箇所の乗り越えが難しい



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【P7終了点からスラブをコンテで進む】

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【P6の取付き】

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【リッジルート(W)を登る】



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【P6をコワゴワ登る相方】
P6上部はそこそこ怖い

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【そして林の中をコンテで移動】
ピーク間は少し歩いて移動して行く

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【P5はノーマルルート(V)】
ここはコンテでそのまま登る



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【振返り見るP5上部】
やはり久しぶりだと岩登りは怖い・・・
定期的に通う必要性を痛感する

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【P4の凹角ルート(V)を登る】
ここはカムで支点を取りながら登る

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【P4上部から下を覗くとこんな感じ】



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【P3のAスラブ方面】
それにしてもなんて酷いガス・・・

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【振返り見るP4上部】

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【P3のAスラブ(V)】



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【Aスラブを登り始める相方】
下に見えている岩はP4

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【同箇所をアップで撮影】
ここは特に難しくは無い

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【P3上部が見えて来た】



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【P3のBスラブ(V)+チムニー(W)】

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【チムニーを登り切った相方】
ここが筆者達にとってP3の核心部

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【P3のCスラブ(V)】



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【振返り見るP3上部】
無事ここまで登って来てホッとする

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【櫓に登り懸垂下降で下りる筆者】

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【相方はトップロープで櫓初チャレンジ】
回収忘れのヌンチャクの救出を命じた



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【櫓にチャレンジ中の相方】
ヌンチャクは無事救出した様子

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【そして固まる相方・・・】
今日はここで終わりらしい

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【櫓に咲くコイワカガミ】
ここでクライミング装備は終了



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【P1へ登山靴で登る】
この区間も意外と侮れない

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【P3(左下)とP2の櫓(右上)】
だいぶ空は明るくなってきた

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【P1で休憩後裏道へ向かう】
早朝出発のおかげで誰1人として合わず



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【裏道に合流】
一応、御在所岳の頂上を踏みに行こう

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【レストランアゼリアと広場】
ここで公衆トイレに立ち寄っておく

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【満開のベニドウダン】
写真を取りながら遊歩道を歩く



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【ベニドウダン】

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【タニウツギ】

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【霞んで見えにくい鎌ヶ岳】



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【御在所岳(望湖台)に到着】

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【望湖台からの雨乞岳】

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【御在所岳の三角点】



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【スキー場から下り裏道へ】

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【国見峠】

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【裏道からみる前尾根】



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【裏道をどんどん下って行く】
裏道は一部足元が悪い箇所あり

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【コアジサイ】

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【七の渡しまで下りて来た】
本日の山行も無事終了〜




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