御在所岳  後尾根〜裏道の周回

トップページに戻る 登山紀行に戻る 2016年山登りに戻る



【御在所岳】 ございしょだけ 1212m  

登山日 2016年7月2日(日)
山域 鈴鹿山脈【鈴鹿セブンマウンテン・日本二百名山 - 御在所岳】
コースタイム 5時間3分 (休憩と見学約1時間2分含む ※歩行タイムは4時間1分)
コース 蒼滝大橋駐車場(5:29)〜藤内小屋(6:00-6:07 休憩7分)〜藤内壁出合(6:27)〜テスト岩(6:35-6:54 休憩19分)〜一ノ壁(7:03-7:08 見学5分)〜[後尾根の途中で休憩 15分]〜中道合流地点(8:08)〜富士見岩(8:14-8:19 休憩5分)〜御在所岳(望湖台)(8:39-8:50 休憩11分)〜御在所岳(三角点)(8:52)〜裏道降り口(9:05)〜国見峠(9:15)〜藤内壁出合(9:45)〜藤内小屋(10:03)〜蒼滝大橋駐車場(10:32)
天候 晴れ
駐車場 ★蒼滝大橋駐車場(無料 10台程) トイレ無し
※数十メートル先とトンネルを越えた所にも駐車スペースがありますが週末はすぐ埋まります。
立ち寄り湯 湯の山 片岡温泉(日帰り温泉) , 湯の山温泉 ホテルウェルネス鈴鹿路
※湯の山温泉には立ち寄り湯(温泉旅館等)が多くあります。
備考 ★登山ポストは蒼滝大橋から少し上の裏道登山道沿いにあります。
★レストランアゼリア前に公衆トイレがあります。
※駐車場にトイレは無いので道の駅菰野に立ち寄っています。
★裏道は崩壊地もあり歩きにくい所があります。
★裏道には水場が2ヶ所あります。(四の渡し付近と藤内小屋と藤内壁出合の間)
※頂上付近の階段下、遊歩道沿いに水場があります。
★後尾根はバリエーションルート(岩場)です。一般登山者の通行は不可です。
※後尾根は念のためクライミング装備を持って入山しています。
※今回は途中でヘルメットのみ着用しました。(靴はアプローチシューズ)
※岩場に不慣れな方が同行する場合はロープを出した方が良いと思います。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 後尾根から裏道の周回コース】


断片図

【断面イメージ図 バリエーションルート(岩場)を含む日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

夏の遠征に向けアプローチシューズを購入したので、試し履きを兼ねて登山靴でも登れる岩場であるらしい御在所岳の後尾根に出かけて見る。 蒼滝大橋から裏道に入りまずは藤内壁取付きまで登って行くが、念のためにクライミング装備一式を準備し担いでいる為いつもながら なかなかの重装備となる。藤内壁出合から裏道と別れ藤内沢をテスト岩まで登り、アプローチシューズの試登も兼ねてテスト岩で少し遊んでみる。 靴裏のフリクションが効きいい感じであるが、意外とフリーで登ると怖いテスト岩… 全く修業が足りていないのであった。ここから一の壁 へと向かうが、一ノ壁の取付きへの行き方がわからず少し右往左往してしまう。テスト岩から南へと登りすぐ左へと入る踏み跡を辿ると ようやく一ノ壁の取付きに着くことができた。(ここまでで迷う事は予想していなかった)一ノ壁を眺めながら登ってみたいなと思うが、パッと 見たところ自分のレベルで登れる所があるのか?と不安になってくる。確実にビレイをしてもらえる相棒もいないため、なかなか難しいかな と思いながら左に回り込み後尾根へと取付く。後尾根は予想していたよりも険しくクライミング要素を盛り込んだ尾根となっており、前尾根 のP5(ノーマルルート)あたりを登山靴で登ると言った感じである。一ノ壁や中尾根を真横から眺められるのは楽しいが、まだ時間が早い事もあるのか 本日は誰も取付いていないのが残念であった。中尾根の向うに見える前尾根には何組か取付いているようで、 P7上部で確保している クライマーの姿も見て取れる。高度感満載の岩尾根を登って行き一ノ壁上部まで到達すると、猿の顔の形をした奇岩?モンキーフェイス がはっきりと見て取れる。筆者はあんなところを登る技術も度胸もとてもじゃないが兼ね備えていない。この上部にあるチョックストーン の箇所が後尾根の核心部となり、中間点付近にある岩の乗越で少し苦労する。結果的にクライミング道具はヘルメット以外は何も使わず 突破して岩尾根は終了、岩場より先は軽い薮漕ぎを含めた尾根を登り中道8合目付近へと合流した。あとは中道を登り御在所岳の山頂往復後、裏道 から下山したが、初体験の後尾根は短いが岩稜歩きの練習にはもってこいの場所であった。クライミング装備は無くても登れるが、念のため 装備は一式持っておいた方が安心感はあるし、岩場に不慣れな方は確保しながら登る方が賢明だと思われる。

写真をクリックで拡大します

【蒼滝大橋の駐車地】
下山時は満車で縦列駐車も出来ていました

写真をクリックで拡大します

【テックアッセントGTX】
本日の目的はアプローチ靴の試し履き

写真をクリックで拡大します

【裏道の登山ポスト地点】
蒼滝大橋を渡り右折して裏道へ



写真をクリックで拡大します

【北谷沿いを歩き七の渡しを渡る】
すぐ先に四の渡しもある

写真をクリックで拡大します

【中道方面の分岐を左に見て通過】
朝が早いと裏道も空いていて快適

写真をクリックで拡大します

【藤内小屋】
ここで一息つく



写真をクリックで拡大します

【右に国見尾根の分岐を見て北谷を登る】
藤内壁が正面に見えて来た

写真をクリックで拡大します

【バットレス・中尾根・前尾根】
中央あたりに櫓(P2)が見える

写真をクリックで拡大します

【兎の耳】



写真をクリックで拡大します

【兎の耳付近の鎖場】
岩が濡れていると滑りやすいので注意

写真をクリックで拡大します

【歩き慣れた裏道を登って行く】
メジャールートなので目印も多い

写真をクリックで拡大します

【藤内壁出合】
ここから藤内沢へと入って行く



写真をクリックで拡大します

【藤内壁と藤内沢】

写真をクリックで拡大します

【一ノ壁と中尾根バットレス】

写真をクリックで拡大します

【藤内沢を登る相方】



写真をクリックで拡大します

【テスト岩まで藤内沢を登る】
この辺りも油断できない岩場ゾーン

写真をクリックで拡大します

【テスト岩】
ちょっと試しに登って見よう

写真をクリックで拡大します

【上まで登ると思いのほか怖い】
登り切り反対側から歩いて下りる



写真をクリックで拡大します

【テスト岩のすぐ先にある藤内滝】

写真をクリックで拡大します

【テスト岩前から南へ登りすぐに左へ】

写真をクリックで拡大します

【一ノ壁までの道も岩場あり】



写真をクリックで拡大します

【初めて間近でみる一ノ壁】
こんな壁、登れる気がしない・・・

写真をクリックで拡大します

【中尾根のツルム方面】
まだ無人なのでウロウロして見学

写真をクリックで拡大します

【一ノ壁と中尾根バットレス】
あんな所どうやって登るんだろう



写真をクリックで拡大します

【前尾根(P4〜P5辺り)】
前尾根を登っている人の声が聞こえる

写真をクリックで拡大します

【一ノ壁フランケ南面】
OルートV級なら登れるかなぁ

写真をクリックで拡大します

【フランケを周り込み後尾根左ルートへ】
一ノ壁を挟み左右ルートがあるらしい



写真をクリックで拡大します

【後尾根を登り中】

写真をクリックで拡大します

【同箇所を登る相方】
下を見ると既に高度感あり

写真をクリックで拡大します

【一ノ壁を見ながら登るのが新鮮】
まだ誰もクライミングしていないのが残念



写真をクリックで拡大します

【今の所ロープが無くても登れる】

写真をクリックで拡大します

【想像より岩登り要素が高い後尾根】
筆者的には中々楽しいコースである

写真をクリックで拡大します

【相方も慎重に登って来る】
北谷が遠くなったなぁ〜



写真をクリックで拡大します

【中尾根バットレス】

写真をクリックで拡大します

【中尾根のモンキーフェイス(猿岩)】

写真をクリックで拡大します

【いよいよ核心部へ】



写真をクリックで拡大します

【核心部のチョックストーン】
あの岩の乗り越えが苦労するらしい
フリーで行けると判断し突入する
※クライミング装備は持参しています

写真をクリックで拡大します

【まずは筆者がチャレンジ】

写真をクリックで拡大します

【筆者はサクッと登り次は相方】
岩にハーケンが打ってあるので次回違う
メンバーと来た時はロープを出そう



写真をクリックで拡大します

【相方も苦戦しながら乗り越えた】

写真をクリックで拡大します

【無事に核心部を突破】

写真をクリックで拡大します

【前尾根と国見岳】



写真をクリックで拡大します

【もう少しだけ岩場が続く】

写真をクリックで拡大します

【最後の岩場を登り中】

写真をクリックで拡大します

【振返り見る後尾根】
短いのが難だが中々楽しいルートだ
ブッシュに入る前にここで腹ごしらえ



写真をクリックで拡大します

【釈迦ヶ岳の遠景(奥)】
釈迦の右手前はハライド

写真をクリックで拡大します

【この岩は左へと巻く】
右側にも踏み跡があるが左の方が良い

写真をクリックで拡大します

【左側に巻中】
よじ登ると踏み跡がある



写真をクリックで拡大します

【ブッシュを進む】

写真をクリックで拡大します

【ひと登りで展望箇所についた】

写真をクリックで拡大します

【展望箇所からの前尾根と国見岳】



写真をクリックで拡大します

【展望箇所から3分程で中道に合流】

写真をクリックで拡大します

【人気の中道は混んでいる】

写真をクリックで拡大します

【富士見岩】



写真をクリックで拡大します

【富士見岩からの鎌ヶ岳と大黒岩】
遊歩道を歩き望湖台へ行こう

写真をクリックで拡大します

【望湖台からの眺望】
残念ながら雨乞岳に雲がかかっている

写真をクリックで拡大します

【御在所岳の三角点】
スキー場から下るとしよう



写真をクリックで拡大します

【裏道の下山口】
後は裏道を下るだけ

写真をクリックで拡大します

【国見峠】
多くの登山者が休憩中

写真をクリックで拡大します

【一ノ壁に張り付くクライマーが見える】
蒼滝大橋まで下れば無事終了〜




トップに戻る  トップページに戻る