岳・旭山・東山・キトラ  永源寺渓流の里からの周回

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【岳】 だけ 781.3m 【旭山】 あさひやま 755.8m
【東山】 ひがしやま 790m 【キトラ】 きとら 747m

登山日 2016年7月10日(日)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 5時間14分 (休憩約5分と道迷いロス等22分含む)
※歩行タイムは5時9分 (道間迷いロス等22分は含み休憩は除いた時間)
コース 道の駅 永源寺渓流の里(5:26)〜岳登山口(5:34)〜R177鉄塔(6:02-6:16 道間違いロス14分)〜[道迷いロス 8分]〜(6:54)〜R179鉄塔(7:15-7:20 休憩5分)〜山の神峠(7:47)〜旭山(8:23)〜東山(東峰)(8:53)〜東山(中峰)(8:56)〜東山(西峰)(9:00)〜キトラ(9:09)〜政所方面分岐(9:23)〜宮の谷出合(10:03-10:13 休憩10分)〜道の駅(10:40)
天候 曇り後晴れ
駐車場 ★道の駅「永源寺渓流の里」の臨時駐車場 , 道の駅にトイレあり
立ち寄り湯 永源寺温泉 八風の湯 , 阿下喜温泉 あじさいの里 ,アクアイグニス片岡温泉
備考 ★トイレは道の駅「永源寺渓流の里」にあります。
★踏み跡目印等はありますが標識は少なめなので地形図と磁石は必須です。
※鉄塔が良い目印となります。
★この時期は万全の蛭対策が必要です。あちこちで山蛭が出没し襲われました。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 永源寺渓流の里からの周回コース】


断片図

【断面イメージ図 細かいアップダウンが多い日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

山岳会の仲間と御在所前尾根で岩登りの予定であったが、前日の大雨で午前中は岩もベタベタで危ないので諦め山登りに 変更する。一緒に登る仲間が鈴鹿に近い所に在住しているので「 手軽に山登り = 鈴鹿 」という事になるが、雨上がりでこの時期の鈴鹿山脈と言えば 山蛭の宝庫というイメージしかわいてこない…。 という事で再び蛭退治に出かける事となり、悪夢のような地獄絵図へと 足を踏み入れる事態となるのであった。登山起点となる道の駅から道路を少し歩き 『 岳 』 へと取付くが、開始早々雑木林の落ち葉の 上にはウヨウヨとやつらが現れてくる。しか〜し今日は前回よりも Ver Upした大容量霧吹に塩分濃度を濃くした塩水を350ml準備 しているので迫りくる魔の手を次々に噴射撃退し進んで行く。武器を片手に攻撃しながら進んで行くと本来なら出会いたくない相手に 対して逆に捜索しながら進み何となく楽しくなってくる。正直この時点で足元にしか注意は行かず周囲の景色や状況などは全く目に 入ってこない。ゲーム感覚で退治(多分殺せてはいないと思われるが…)しながら進んで行くが、岳直下の急登でアクシデントが発生 する…。 何と武器を落下させ使用不可となってしまったのである。。。痛恨のミスで武器を失い失望と共に進んで行くが、ここで第2の武器【 塩 】が登場し 直接蛭に塩をかけながら(まぶす程度)進んで行く。岳を突破し下ばかり見ながら歩いて行くと、いつの間にか旭山山頂に到着してしまった。途中で分岐があった はずなのだが一切気づかずいかに周囲を見ていないかが良くわかる。。。分岐まで戻り東山方面に進路を取り東山を突破、キトラ山まで 足を伸ばしピストンしたのち政所に向って下山していくが、最後まで奴らの猛攻は治まることは無く、過去体験した事のない大量の蛭と 遭遇するという衝撃の山行となったのであった。(無数の蛭を発見し100を楽に超える数に対して攻撃をするという凄まじい1日だった) 下山後、道路でスパッツ等を外し確認すると流石に被害を受けており3人共に流血の事態となっている… しかも計10匹近い蛭が 現れ敗北感に凹んでしまったのであった。もちろんそれらは塩を山盛りにし埋没させておいたが。鈴鹿山脈には蛭が多いと言われるが、 その量はやはり三重県側より滋賀県側の方が圧倒的に多く感じられ、最近山蛭には動じなくなった自分も今日ばかりは流石に引いてしまった。 というわけで秋までは滋賀県側に立ち入るのは遠慮させて頂こうと考えている。下山後はお気に入りの道の駅グルメ『至福の岩魚天丼』 を食べ満足し悪夢を忘れた所で帰宅の途に着いた。

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【道の駅 永源寺渓流の里を起点に出発】
雨上がりで絶好に蛭日和・・・

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【平成27年9月に制定された鈴鹿10座】
10座は既に踏破済み

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【集落内を少し歩き祠に到着】
お地蔵様が祀られている



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【祠の横が岳登山口】
鉄塔巡視路の入口でもある

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【登山口にある黄蘗城の説明板】
説明板を読破し登山道へと入る

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【少し進むと黄蘗城跡に着く】
城跡の石垣が残っている



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【尾根筋を意識して登り始める】
早速ヤマビル登場で臨戦態勢!

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【谷ルートとの分岐らしき箇所】
左へ踏み跡があるが直進で尾根ルートへ

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【目印のL177鉄塔に到着】
鉄塔下は落ち葉が無いので蛭安心ゾーン



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【少し登るとR177鉄塔】
ここで目印に誘われるように左へ入る

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【何も考えずトラバース道へ】
ウヨウヨ迫りくる蛭と格闘しながら進む

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【明らかに分岐を示すテープ箇所】
谷ルートに入りこんだので引き返そう



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【R177鉄塔まで戻り尾根を登る】
少し登ると目印が付いていた

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【この区間は超急坂;;】
武器(霧吹き)が落下して使用不可に・・・

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【違う尾根と合流した】
写真は振返り見る登って来たルート



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【広尾根を北東へと進む】
ガスがかかり視界が悪い

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【小さなヌタ場辺りで右往左往】
目印・明瞭な踏み跡が無く地形図と格闘

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【藪を少し突破して大きなヌタ場に着く】
ここから岳は1分ほど



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【鈴鹿50名山の「岳」に到着】
頂上は狭く樹林に囲まれ展望は無い

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【岳から鞍部まで下る】
この先は細かいアップダウンが続く

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【この区間は意外と目印多し】
相変わらず蛭の猛攻は凄い・・・



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【R179鉄塔からの眺望】
ようやく青空が見えて来た

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【公社営林地の看板】
目印として覚えておこう

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【L179鉄塔を左に見て通過】
地形図確認・写真・蛭退治!あ〜忙しい



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【R181鉄塔を通過】
着実に鉄塔を踏破して行く

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【政所方面の分岐】
目印テープが沢山付いている

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【L181鉄塔】
誰一人として合わない静かな山旅が続く



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【L181鉄塔のすぐ下が「山の神峠」】
ここからの政所に降りれるらしい

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【この分かれ道は左へ】
巡視路の分かれ道のようだ

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【本日最後の鉄塔L182】
憩いのオアシスで一息つく



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【蛭の猛攻は更に激しさを増す】
攻撃が増すと地図読みがおろそかに;;

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【あれ? 旭山に着いた!】
分岐に気付かず付いてしまった

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【石仏の分岐まで戻って来た】
この分り易い分岐を見逃していたとは



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【分岐から西へと方向を変え下る】
この先もアップダウンは続く

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【宮の谷(政所)方面の分岐】
知らない道が多くあるようだ

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【東山へと続く道には目印有り】
踏み跡も付いている



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【東山(東峰)】
この辺りも奴らの猛攻が凄い!

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【東峰から3分ほどで中峰に到着】
急ぎ足でどんどん進む

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【更に4分程進むと西峰に着いた】
少し道から北へ外れた所にピークがある



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【更に西へと進みキトラを目指す】
東山より40m強下る

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【キトラのピークを踏み引き返す】
東山の西峰と中峰の間付近まで戻る

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【東山から南西に伸びる尾根の下り口】
この尾根は政所町方面に続いている



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【明瞭な尾根道を下る】

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【展望地からの日本コバ方面】

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【蛭と戦う逞しくなった赤い作さん】



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【マムシが横切ってビックリ;;】

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【茶畑まで下りて来た】

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【宮の谷出合(県道)まで下りて来た】



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【蛭チェックすると3人共吸われてる!】
血を吸った蛭は確実に塩漬けにせねば

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【県道沿いに張り付く巨大ナメクジ】
道路を歩き道の駅へと戻る

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【道の駅付近からの岳方面】
中々(蛭の大群が)手強い山だった・・・



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【山蛭による流血に染まった山靴】
無事とは言えない山行が終了〜

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【御褒美の至福の岩魚丼】
道の駅の天丼は筆者のお気に入り

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【永源寺ダムカレーもお勧め】
美味しい食事で気分を盛り返し終了!




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