【編笠山・権現岳】 観音平発、編笠山登山コース〜小泉口登山コースの周回

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【編笠山】 あみがさやま 2523.9m 【権現岳】 ごんげんだけ 2715m

登山日 2016年7月17日(日)
山域 八ヶ岳連峰
コースタイム 6時間41分 (休憩約30分含む ※歩行タイムは6時間11分)
コース 観音平駐車場(4:44)〜雲海展望台(5:23)〜押手川(5:53-5:58 休憩5分)〜編笠山(6:51)〜青年小屋(7:11-7:21 休憩10分)〜のろし場(7:45)〜ギボシ(8:22)〜赤岳方面との分岐(8:31-8:40 補給休憩9分)〜権現岳(8:45)〜三ッ頭(9:24)〜前三ッ頭分岐(9:27)〜木戸山(10:05-10:11 休憩6分)〜ヘリポート跡(10:18)〜延命水分岐(10:52)〜八ヶ岳横断歩道出合(11:02)〜観音平駐車場(11:25)
天候 曇り時々晴れ
駐車場 ★観音平駐車場(無料), 仮設トイレあり(GW〜県道冬季閉鎖まで)
※人気の駐車場なので早めの到着が良いと思います。
※少し奥にも駐車場がもう1ヶ所あるようでした。
※駐車場までの県道618号(観音平下久保線)は11月下旬〜4月下旬まで冬季閉鎖になるそうです。
立ち寄り湯 甲斐大泉温泉 パノラマの湯 ,フォッサマグナの湯 ,ゆ〜とろん水神の湯
備考 ★観音平駐車場に簡易トイレ、青年小屋・権現小屋で有料トイレがお借り出来ます。
★登山ポストは観音平駐車場の登山口にあります。
★登山口に熊注意の看板がありました。
★登山道には標識が整備されており特に迷う箇所はありませんでした。
★ギボシ・権現岳付近は鎖が付けられた岩場もあり、滑落・落石など注意が必要です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 観音平駐車場からの周回コース】


断片図

【断面イメージ図 約12qの日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

連休も3日目、今日こそはちゃんとした登山をしようとコンビニで補給した後、権現岳の登山口である観音平に移動する。観音平に到着 すると既に多くの車が停まっており、ようやく戦闘モードにスイッチが切替る。まずは編笠山を目指しなだらかな登山道を進んで行くが、 初日の有明山を経験している為か予想以上に歩きやすく快調なペースで進んで行く。こういう歩きやすい登山道は意外と標高も稼げ 知らない間に1時間で500m程度の高低差を登っていく事がある。今回も順調に高低差400m/時以上の速度で登って行き、編笠山 山頂へと到着する。途中で振返り見ると雲海の上に聳える南アルプスや富士山の雄姿に癒されながらの登りであったが、ここまでは順調 な滑り出しである。山頂から大きな岩が乱立する斜面を下って行くと青年小屋があり、小屋の周囲にはクルマユリがたくさん咲いている。 快調なペースはここまでで、この先は花撮影のスイッチがONとなり、花を見つけるたびに立ち止り撮影を行うため遅々として 進まなくなる。昨日に散々花の撮影を行ったのだが、やはりここは高山、花の植生が霧ヶ峰とは異なるため新鮮なのである。風が強いため 被写体が止まってくれず苦戦しながら撮影を試みるので余計に時間がかかるが、時間に余裕があるので問題はない。簡単な岩稜歩きなど も楽しみながら進んで行き、ルートから少しずれた場所 にある東ギボシを経由して権現小屋に到着、この頃にはすっかりガスに巻かれ周囲は何も見えない状態になっていた。小屋から権現岳の山頂はすぐで 山頂付近の風裏で昼食(朝食?)を食べた後は三ッ頭へと下山していく。三ッ頭までの道程は積雪期定番のルートであるため、見慣れた 景色となるが、やはり積雪期とは全く違う風景に見え、こんな感じだっただろうか?と良く解らないまま三ッ頭に到着してしまった。三ッ頭を過ぎると 右に分岐して後は一気に下山していく形となるが、難所も無く普通に歩きやすい登山道をどんどん下って行く。最後は八ヶ岳横断歩道を経由して 観音平へと戻り終了となった。、当初の予定とは大きく異る連休山行になってしまったが、花の撮影が多く出来たので十分に満足 して終了する事が出来た。最終日は家に帰って用事をしたいという相方の意向もあり温泉に浸かった後は自宅へと帰宅した。 そして最終日に梅雨明けによる快晴というなんとも皮肉な終わり方をもって4連休は終了したのであった・・・

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【観音平駐車場(写真は下山時)】
朝5時前で後数台程度の空きのみ

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【駐車場にある簡易トイレ】
トイレの設置はとても有難いです

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【編笠山登山コースの登山口】
登山口に登山ポストがあります。



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【八ヶ岳中信高原国定公園展望図】

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【ガスが立ち込めた樹林帯を登り始める】

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【何か人の顔のような岩を発見】



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【笹原の中を進み中】
今の所、比較的歩き易い道

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【雲海展望台まで登って来た】
ここは富士見平方面との分岐点

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【雲海展望台からの眺望】
名前通り雲海は望めそうだ



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【次は押手川を目指し進む】
登山道沿いにベンチがあったりする

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【大きな石がゴロゴロした道もある】
雨の日は滑り易そうなので注意

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【押手川(分岐点)に到着】
青年小屋に直接行けるが編笠山方面へ



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【編笠山へと登って行く】
標識は良く整備されている印象

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【木々の切れ間からの南アルプス】
雲海に浮かぶ南アルプスがとても美しい

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【梯子が架けられた箇所を通過中】
どんどん高度を上げていく



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【鳳凰山〜仙丈ヶ岳辺りのパノラマ風景】



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【富士山も良く見えている!】
予想より良い天気で嬉しい〜

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【「山頂まであとちょっと」の標識】
青年小屋でかき氷の誘惑に耐えられるかな

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【山頂直下は石がゴロゴロ】
今日も花の撮影をしながらの前進



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【編笠山に着いたらガスった・・・】
頂上は広く本来は展望も良さそう

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【青年小屋まで標高144m下らねば】
正面に権現岳が見える

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【ギボシと権現岳】
ガスは晴れたり曇ったり



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【巨石ゾーンを下り中】
足元が不安定なので注意

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【同箇所を下る相方】

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【青年小屋(別名:遠い飲み屋)に到着】
有名な赤提灯に思わず誘われそうになる



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【小屋前にあるラブランコ】

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【青年小屋のテント場】
水場はここから4〜5分と表記有り

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【権現方面に進み振返り見る編笠山】
名の由来通り編笠のような山容



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【のろし場へと登って行く】

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【西岳】

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【のろし場まで登って来た】



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【のろし場からの西ギボシ】
次は西ギボシを目指そう

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【編笠山を背にして登り中】
このガレ場付近は花が多い!

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【西ギボシ直下の岩場】
落石等に注意



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【岩場に付けられた目印通りに登る】
一部鎖場もあり

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【西ギボシからの東ギボシと権現岳】
権現岳へと続く稜線は岩稜帯

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【岩稜沿いに逞しく咲く花達】
思いのほか花が多く前に進まない



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【右側が切れ落ちた鎖場箇所】
悪天候時は滑落注意

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【東ギボシへの登り】
落石を起こさないよう細心の注意が必要

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【東ギボシに到着!】
縦走路から少し外れた場所にある



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【権現小屋】
ランプが灯る雰囲気がよい小屋だそうだ

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【赤岳方面との分岐】
分岐の風裏で補給タイムにする

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【分岐からの権現岳】
ガスでうっすらとしか見えない;;



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【権現岳】
晴れていれば眺望も良いのに残念

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【注意箇所の鎖場】
滑落に注意して慎重に下る

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【三ッ頭の鞍部まで下って行く】
鞍部までくだると三ッ頭の登りに転じる



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【三ッ頭に到着】
相変わらずガスで何にも見えない

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【前三ッ頭分岐】
ここから木戸口公園へと下山開始

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【樹林帯をどんどん下り中】
道は明瞭で分り易い



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【木戸山(木戸口公園)】
ここで少し小休憩

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【ヘリポート跡】
ここは見晴らしが良い

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【延命水との分岐】
ここは甲斐小泉駅方面へと進んだ



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【笹原が続く登山道】
一部ぬかるみ滑り易い箇所あり

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【八ヶ岳横断歩道出合】
後は横断歩道を歩き観音平へと戻るだけ

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【観音平にある横断歩道案内図】
本日の山行も無事終了〜




今回の花たち!

あまり期待していなかったにも関わらず、思いのほか沢山の花達と出会えました。 今回、目についたものを写真に収めてみましたが、このほかにもまだまだ咲いていました。 花の名前は調べて掲載しましたが間違ってましたら連絡頂けると助かります。

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【ハナチダケサシ(花乳茸刺)】
観音平〜雲海展望台の間

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【シモツケソウ(下野草)】
雲海展望台〜押手川の間

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【ハクサンオミナエシ(白山女郎花)】
雲海展望台〜押手川の間



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【キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環)】
雲海展望台〜押手川の間

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【ヤマホタルブクロ(山蛍袋)】
雲海展望台〜押手川の間

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【ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)】
押手川



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【タカネバラ(高嶺薔薇)】
押手川〜編笠山の間

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【ゴゼンタチバナ(御前橘)】
押手川〜編笠山の間

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【ウスユキソウ(薄雪草)】
押手川〜編笠山の間



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【シナノオトギリ(信濃弟切)】
押手川〜編笠山の間

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【ヨツバシヨガマ(四葉塩竃)】
押手川〜編笠山の間

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【コケモモ(苔桃)】
押手川〜編笠山の間



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【ハクサンボウフウ(白山防風)】
編笠山〜青年小屋の間

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【クルマユリ(車百合】
青年小屋

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【ネバリノギラン(粘芒蘭)】
青年小屋



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【ミヤマアキノキリソウ(深山秋麒麟草)】
青年小屋〜のろし場の間

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【シコタンハコベ(色丹繁縷)】
のろし場から西ギボシの間

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【タカネグンナイフロ(高嶺郡内風露)】
のろし場から西ギボシの間



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【イワオウギ(岩黄耆)】
のろし場から西ギボシの間

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【イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)】
のろし場から西ギボシの間

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【ミヤマオトコヨモギ(深山男蓬)】
のろし場から西ギボシの間



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【ミヤマダイコンソウ(深山大根草)】
のろし場から西ギボシの間

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【チシマギキョウ(千島桔梗)】
西ギボシ付近

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【ミヤママンネングサ(深山万年草)】
西ギボシ〜東ギボシの間



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【イワベンケイ(岩弁慶)】
西ギボシ〜東ギボシの間

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【ウサギギク(兎菊)】
東ギボシ〜権現岳の間

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【ムシトリスミレ(虫取菫)】
権現岳付近



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【バイケイソウ(梅尅)】
権現岳〜三ッ頭の間

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【ムカゴトラノオ(零余子虎の尾)】
権現岳〜三ッ頭の間

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【コバノコゴメグサ(小葉の小米草)】
前三ッ頭分岐〜木戸山の間



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【ハクサンフウロ(白山風露)】
木戸山〜八ヶ岳横断歩道出合の間

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【ニッコウキスゲ(日光黄萓)】
木戸山〜八ヶ岳横断歩道出合の間

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【ウツボグサ(靫草)】
八ヶ岳横断歩道沿い




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