御在所岳の前尾根で岩登り練習

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【御在所岳】 ございしょだけ 1212m  

登山日 2016年8月7日(日)
山域 鈴鹿山脈【鈴鹿セブンマウンテン・日本二百名山 - 御在所岳】
コースタイム 8時間18分 (休憩・準備等、約1時間19分含む ※クライミングと歩行タイムは6時間59分)
コース 蒼滝大橋駐車場(3:43)〜藤内小屋(4:13)〜藤内壁出合(4:35)〜前尾根取付き(4:45-5:15 クライミング準備30分)〜櫓 (9:02-9:22 装備替え20分)〜P1(9:30-9:45 補給休憩15分)〜裏道合流地点(9:48)〜アゼリア(10:00)〜御在所岳(望湖台)(10:13)〜御在所岳(三角点)(10:15)〜アゼリア(10:24-10:33 休憩9分)〜国見峠(10:47)〜藤内壁出合(11:17)〜藤内小屋(11:33-11:38 休憩5分)〜蒼滝大橋駐車場(12:01)
天候 曇り時々晴れ
駐車場 ★蒼滝大橋駐車場(無料 10台程) トイレ無し
※数十メートル先とトンネルを越えた所にも駐車スペースがありますが週末はすぐ埋まります。
立ち寄り湯 湯の山 片岡温泉(日帰り温泉) , 湯の山温泉 ホテルウェルネス鈴鹿路
※湯の山温泉には立ち寄り湯(温泉旅館等)が多くあります。
備考 ★登山ポストは蒼滝大橋から少し上の裏道登山道沿いにあります。
★藤内小屋に有料トイレ、レストランアゼリア前に公衆トイレがあります。
※駐車場にトイレは無いので道の駅菰野に立ち寄っています。
★裏道は崩壊地もあり歩きにくい所があります。
★裏道には水場が2ヶ所あります。(四の渡し付近と藤内小屋と藤内壁出合の間)
※頂上付近の階段下、遊歩道沿いに水場があります。
★前尾根はクライミングルートです。一般登山者の通行は不可です。
※前尾根はクライミング装備で入山しています。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 前尾根から裏道の周回コース】


断片図

【断面イメージ図 クライミングルートを含む日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

盛夏の低山は暑くてしんどいので辛いと先週言っていたばかりであるが、2週連続で再び前尾根へと訪れる事となった。 今回は山岳会のメンバー『赤い作』と共に3人で出撃、先週の反省点を含め1時間近く早い 3時40分頃に蒼滝大橋の駐車地を 出発する。いつもどおり藤内壁出合までの道をダラダラと歩き、出合から藤内沢へ入りテスト岩前でクライミングの準備を整える頃には明るくなってきた。 今日は3人PTであるためダブルロープを使用するが、3人での前尾根は初めての為いつもよりも時間はかなり長く 掛かるだろうと予想されるが、先週よりもガスが多く涼しそうなのが救いだ。P7・P6と毎度の事ながら緊張する登りを 終えると気持ちにゆとりが出てくるのだが、出来れば後半慣れたところでP7を登りたいのである… 毎回、朝一に 緊張し無理矢理登っている印象しかないのである。全ピッチリードで登り、上部で2人分のビレイをするため、ほとんどが 休憩時間のようなものであるが、毎ピッチ取付くたびに出だしで息が切れてしまうのは何故であろうか… 体力不足… 緊張感… はたまた老化か?などと考え悩んでしまう。P5はコンテで登りP4は最も安心して登れるピッチで高度感を 楽しみながらゆとりを持って登って行く。P3のBスラブ上部のクラックは初見参の赤い作さんがいるため回避して登り、P2ヤグラ も今回はスルーして本日の岩登りは終了となった。P1上部の展望台で昼食休憩を取った後は例によって無意味に 御在所山頂に立寄り(山頂を踏むのが目的なので完全に素通り…)裏道を下山した。

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【蒼滝大橋の駐車地(写真は下山時)】
下山時は満車で縦列駐車も出来ていました

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【早朝3時43分に蒼滝大橋を渡り裏道へ】
前回取付きで人が来たので早めに出発

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【裏道の登山ポスト地点】
ここから北谷沿いを歩く



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【真っ暗闇の中、七の渡しを渡る】
少し先に四の渡しがある

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【藤内小屋】
ビールの空缶があり昨夜は宴会の模様

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【藤内小屋からの夜景】
今日の予報は晴れなので良い天気かな



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【藤内壁出合】
ここから裏道と分れ藤内沢へと入る

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【藤内沢と中尾根バットレス】

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【北沢と四日市方面】
いい具合に夜が明けて来た



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【大きな岩がゴロゴロの藤内沢】

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【テスト岩まで登って来た】
前尾根の取りつき(P7下部)はすぐそこなので、ここでクライミング装備を準備する

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【藤内滝】



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【今日も1番乗りでP7に取付く】
渋滞の妨げにならない様いつも早朝出発

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【P7のノーマルルート(X)】
今回初めて3人でトライ(いつもは2人PT)

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【セカンドで登るAさん】
初めての前尾根に果敢に挑戦中



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【P7の核心部で格闘中のAさん】
苦戦するも何とかリッジに上がって来た
初挑戦とは思えない度胸で登って来る
相方も登って来た所でP6へコンテで移動

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【P6リッジルート(W)をリードする筆者】

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【続いてAさん出陣】



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【苦戦しながらもP6上部まで来た】
後1段上がればP6ピークに着く

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【P5はノーマルルート(V)をコンテで】

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【P5の最後の登り】



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【振返り見るP5】
この辺りから後方で声が聞こえ始める
それにしても思いのほか天気が良くない

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【P4の凹角ルート(V)をリード中の筆者】

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【P4ピークからサードの相方を覗く】
P4は長いので途中でピッチを切った
この区間はカムで中間支点を取る



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【一ノ壁と中尾根】
まだ誰も登っていないような感じである

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【振返り見るP4】
ずいぶん登って来たなぁ

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【P3の1P目、Aスラブ(V)に取付く】
筆者はP3は3ピッチに分ける



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【Aスラブを登るAさん】
ここは慎重に行けば問題なし

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【お次はP3のBスラブ(V)】
Bスラブは上部に核心部がある

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【Bスラブの核心部であるチムニー(W)】
前回は横のクラックを登った



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【チムニーと格闘中のAさん】
右往左往するも登れるのが凄い
そして後方のリードの方がP4に来た

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【P3のCスラブ(V)は短い】

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【P3上部からのP2(櫓)】



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【P2(櫓)の取付き】
櫓はAさんが登攀拒否のため終了〜

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【P2で装備替えをしてP1へ】
P1までの道程の平坦では無い

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【振返り見るP2とP3】
結局、後方に追いつかれる事はなかった
前尾根初見参のAさんも無事に登りきった



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【P1で休憩後、裏道へと向かう】

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【裏道に合流】
ひと登りで遊歩道に着く

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【レストランアゼリア】
トイレに立ち寄り遊歩道から頂上へ向かう



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【望湖台に一応立ち寄る】
うっすらと雨乞岳を見る事が出来た

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【御在所岳の三角点に到着】
頂上だけ踏んで即下山

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【スキー場を下り裏道へ】
今日の御在所岳も賑わっていたなぁ



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【国見峠】
国見岳寄り道も拒否られたので裏道を下る

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【裏道からの前尾根】
この時間の前尾根は大盛況

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【兎の耳付近の鎖場まで下りて来た】
駐車地まで戻り本日の山行も無事終了〜




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