【 御在所岳 】  ヴィア・フェラータ〜富士見尾根〜本谷の周回

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【御在所岳】 ございしょだけ 1212m  

登山日 2016年9月17日(土)
山域 鈴鹿山脈【鈴鹿セブンマウンテン・日本二百名山 - 御在所岳】
コースタイム 5時間3分 (休憩約34分含む ※歩行タイムは4時間29分)
コース 蒼滝大橋駐車場(6:05)〜藤内小屋(6:32)〜ヴィアフェラータ入口(6:43)〜中道7合目(7:44)〜中道8合目(7:59)〜[富士見尾根途中で休憩15分]〜富士見岩(8:36)〜アゼリア前((8:44-8:48 休憩4分)〜御在所岳(望湖台)(8:58)〜御在所岳(三角点)(9:02)〜アゼリア前((9:10-9:25 休憩15分)〜大黒岩(9:32)〜大黒滝(10:00)〜不動滝(10:24)〜御在所岳山の家(10:49)〜蒼滝大橋駐車場(11:08)
天候 曇り
駐車場 ★蒼滝大橋駐車場(無料 10台程) トイレ無し
※数十メートル先とトンネルを越えた所にも駐車スペースがありますが週末はすぐ埋まります。
立ち寄り湯 湯の山 片岡温泉(日帰り温泉) , 湯の山温泉 ホテルウェルネス鈴鹿路
※湯の山温泉には立ち寄り湯(温泉旅館等)が多くあります。
備考 ★登山ポストは蒼滝大橋から少し上の裏道登山道沿いにあります。
★レストランアゼリア前に公衆トイレがあります。
※駐車場にトイレは無いので道の駅菰野に立ち寄っています。
★ヴィア・フェラータはバリエーションルート(岩場)です。
※ヴィア・フェラータとは鎖や鉄の杭など人工的な設備が整った登山ルートの事だそうです。
※ちなみにヴィア・フェラータはヨーロッパ発祥との事でイタリア語で「鉄の道」と言う意味
★富士見尾根もバリエーションルートです。(凄く短い)
※ヘルメット・ハーネス・補助ロープ・カラビナ・シュリンゲ等を持って入山しています。
※今回は富士見尾根を登る時に相方を補助ロープで確保しながら登りました。
※岩場に不慣れな方が同行する場合はヴィア・フェラータでもロープを出した方が良いと思います。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 ヴィア・フェラータ〜富士見尾根〜本谷の周回コース】


断片図

【断面イメージ図 バリエーションルート(岩場)を含む日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

シルバーウィークに突入する3連休、再び奥穂高南陵を計画するも秋雨前線の停滞による天候不良で中止となった。 今年はどうやら天に見放され奥穂南稜は行けないままシーズン終了を迎えそうな感じである … 不安定な天候に気象庁の 雨予報なのに降らなかったり、降らない予報で降ったりと振り回されっぱなしである。そんな感じでまたしても近場で散歩する事に なってしまったが、行く場所がまたしても御在所岳… これしかレパートリーが無いのかというくらい通っている。 今回のルートは以前から気になっていたヴィア・フェラータ、イタリア語で「鉄の道」という意味合いを持つ人工登攀の岩場である。 まあ岩登りをする人で無くても確保しながら登れば安全に岩場を楽しめますよという大人のアスレチックコースであるが、トポ図 などは全く分からず手探りで取付きを捜索する形となった。いつものように裏道を登り兎の耳付近よりヴィア・フェラータ の取付きを探し道を踏み入って行く。若干、迷いながらも無事取付きに到着するとここからはクライミング用の岩場に 鉄梯子やロープが付けられた岩壁を登って行くが、梯子等があるとはいえ確保無しで登って行くのは高度感があり、 かなりの緊張感を要し意外と怖い。思った以上に長い岩稜を登って行き中道の7合目に無事合流した。ここからは一般道となりほっとするが、 8合目から今度は富士見尾根を直登する事にし再び一般道から離れる。富士見尾根の岩場は短いが登山靴で登る には少々手強く面白いコースなのだが、すぐ下に中道の登山道が付けられているため、絶対に落石を落とさないよう 注意が必要となる。岩場が終了するとあとは背丈ほどある笹を掻き分け富士見岩へと到着するが、生憎のガス模様で 富士見岩は無人だった。とりあえず山頂を往復し下山はせっかくなので本谷を下る事としたが、歩き慣れた 本谷も登りと下りでは景色が違って見え新鮮な感じで下って行く。ただ問題は相方が「安全のため極力巻いて下ろう」 と言いだし何のために岩場の下山練習も兼ねて本谷を下っているのか判らず本末転倒である。沢筋を下りたい 私と避けて山道に逃げ込みたい相方のせめぎ合いを続けながら下山したので中途半端な感じで終了した形となった。 最近の雨により本谷の水量は多めで滑りやすくなっていたため、今回は仕方がないのかなと結論付け今回の御在所 ツアーも無事終了した。

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【蒼滝大橋の駐車地】
蒼滝大橋を渡りすぐ右折する

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【裏道の登山ポスト地点】
北沢沿いを歩き裏道へ

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【七の渡しを渡る】
すぐ先に四の渡しもある



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【出発して30分弱で藤内小屋に到着】
今年何回目だろう・・・

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【そのまま裏道を登って行く】
曇りだが今日は前尾根が見える

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【北沢の左岸沿いにある兎の耳】
兎の耳の真向いの右岸の入口に入る



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【ヴィアフェラータルート初見参】
入口から踏み跡が付いている

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【少し行くと目印も付いていた】
このルートで合っていると思うが・・・

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【振り返りみる横断した枯れ沢】
この辺りで少し迷った;;



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【1つの鉄杭を発見】
ルートが合っている事を確信する

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【ザレ場を登る相方】
ここから2分程登ると岩場の取付き

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【ヴィアフェラータの岩場に取付く】
岩壁に打ち込まれた鉄杭を登る



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【相方も取付く】

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【そして次なる岩場】

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【同箇所を登る相方】
我々は無確保で登っているが、通常
は確保しながら登るルートです



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【大きな岩が近づいて来た】

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【岩の隙間を通過する】

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【同箇所を通過中の相方】



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【フィックスロープに導かれ進む】
変化があって中々楽しいコース♪
次回は確保しながら皆で登りに来よう

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【最近岩場に通っているので軽快に進む】

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【振り返る先程通過した隙間の大岩】



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【そのまま少し岩場を登るが引返す】
右下に見えているのは兎の耳

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【少し戻り右側に続く巻道へ入る】
黄色テープ発見で一安心

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【「2」のホールド発見】
ここからまた岩場が連続する



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【またフィックスロープに導かれる】

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【ここは簡単な右側よりで登った】

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【同箇所の上部に差し掛かる相方】
スラブ状の岩にハーケンが打ってあった
クライミング装備で練習も良いかも



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【サクッとどんどん登る筆者】

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【岩に張り付く相方】
へなちょこながら頑張っている

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【随分登ったがまだ先があるようだ】



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【このテープでコースが2つに分かれる】

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【我々は鉄杭の梯子を登る】

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【鉄杭の梯子を登る相方】
因みにもう1つのコースはロープが設置
たぶんだがすぐ上で合流するのだろう



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【アブミが設置されている箇所】

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【今から歩くルートを眺める(左側)】
中央へと続く岩場も行けるのだろうか

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【北沢を背後に登る相方】
左上に兎の耳が見えている



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【見えていたルートを歩き中】

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【そして振返る】

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【ピンクのホールド発見】



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【中尾根と前尾根(奥)】
中央付近にモンキーフェイスが見える

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【上部の岩(今回のルートでない)】
この岩にもハーケンが打ってある

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【振り返る登って来た岩場】
右上に藤内小屋が見える



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【更にフィックスロープ沿いを行く】

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【ザレ場】

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【最後の岩場】



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【左へ巻くように薄い踏み跡を辿る】
この辺りで少し右往左往した

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【中道の7合目付近に出た】
無事にヴィアフェラータを制覇

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【8合目まで中道を登る】
中道は一般道だが歩き易い道ではない



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【中道8合目から富士見尾根へ】

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【岩の隙間を無確保で登る筆者】

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【念の為、相方にロープを出す】



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【登ってきた隙間を振返る】

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【次なる岩場は左へ巻く】

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【そしてルンゼを登る】



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【登ったルンゼを振返る】
一部に鎖が設置されていた

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【直登ルート方面】
富士見尾根はとても短い

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【後は藪漕ぎで富士見岩へ】
踏み跡はしっかり付いている



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【ガスに包まれた富士見岩に到着!】
サクッと頂上を踏みに行くか

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【まずは定番の望湖台に立ち寄る】
ガスが少し晴れ何とか雨乞岳が見えた

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【御在所岳の三角点】
おし、ピークも踏んだので下るとしよう



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【アゼリア前で早めの昼食】
下山ルートは本谷を選定

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【一ノ谷新道と分れ左上へ】
まずは大黒岩を目指す

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【カラフルなキノコ】
けっこう大きい



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【大黒岩】
ここから急降下して本谷へ降りる

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【ガスが濃い中、本谷を下り始める】
10回以上本谷を登っているが下山は初

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【大岩はクライムダウンで】
とても良い練習になる



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【三角岩もかなり慎重に下る】

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【相方は潜り穴から下りて来た】

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【右側が切れ落ちたトラバース】



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【大黒滝】

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【コーモリ沢分岐にある巨岩】
ここは無難に左岸のロープから降りる

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【振り返り見る巨岩】
本谷を登る登山者が2名いる



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【不動滝】

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【小さな滝が連続する一ノ谷本沢(本谷)】
相方が沢道を拒否で巻道も使った

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【御在所岳山の家の本谷入口】
後は鈴鹿スカイラインを歩いて戻り終了




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