【イブネ・クラシ】  オゾ谷・クラシ北尾根・イブネ南尾根の一部ピストンの周回

トップページに戻る 登山紀行に戻る 2016年山登りに戻る



【クラシ】 くらし 1154m 【イブネ】 いぶね 1160m

登山日 2016年11月12日(土)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 7時間2分 (休憩約27分含む ※歩行タイム[迷走含む]は6時間35分)
コース 朝明渓谷駐車場(5:49)〜旧千種街道登山口(6:02)〜根の平峠(6:51)〜タケ谷分岐(6:57)〜[途中休憩 5分]〜愛知川渡渉地点(7:19)〜[クラシ谷迷走 9分]〜クラシ谷出合(7:48)〜オゾ谷出合(7:56)〜クラシ北東尾根とワサビ峠分岐(8:18)〜ワサビ峠(8:45)〜クラシ(9:32) 〜イブネ(9:48-10:10 昼食休憩22分)〜南尾根取付き(10:30)〜小峠の分岐標識(10:49)〜[この区間に一部迷走]〜コクイ谷出合(11:20)〜上水晶谷出合(11:36)〜根の平峠(11:58)〜朝明渓谷駐車場(12:51)
天候 晴れ
駐車場 ★朝明渓谷有料駐車場(広い駐車場 500円) , トイレ有り
※早朝6時前に到着しましたが係りの方に料金をお支払い出来ました。
立ち寄り湯 釈迦の隠し湯 三休の湯(営業日に注意) , 湯の山 片岡温泉
備考 ★朝明渓谷駐車場は釈迦ヶ岳・水晶岳・国見岳など色々なルートが選択できる拠点です。
★トイレは朝明渓谷駐車場にあります。
★登山ポストは朝明渓谷駐車場(庵座・中尾根の入口)にあります。
★オゾ谷とイブネ南尾根はバリエーションルートです。
★今回、タケ谷出合で愛知川を渡渉しています。(※増水時の渡渉は要注意です)
★クラシ谷出合の標識手前でクラシ谷へと入る明瞭な目印に導かれ谷に入り込んでしまいました。
※今年5月には迷わなかった場所です。(地形図と磁石で間違いに気づきました。)
★オゾ谷はクラシとワサビ峠分岐までは道は明瞭で目印も多く迷いませんでした。
※分岐からワサビ峠までは谷沿いを行くみたいなのに高岩の尾根に取付き軌道修正しました。
★クラシ北尾根はヤセ尾根や急坂があり通行時には注意が必要。(目印はあり)
※途中にクラシジャンダルム(通称クラジャン)と呼ばれるピークがあります。
★クラジャンのピークはサイトにより手前の岩峰か奥の岩峰に分かれています。
※当サイトは手前の岩峰を採用しましたが、どちらが正解なのか分かりません。
★イブネ南尾根は目印が多く付けられており特に迷うことなく下山しました。
★小峠分岐の標識から小峠へ行こうとしましたが迷走して元ルートに戻りました。
★コクイ谷出合の愛知川渡渉地点は簡易の橋が付けられていて、渡渉せずに済みました。
★バリエーションルートを歩くときは地形図や磁石は必須です。(目印のみに頼るのは危険)
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 オゾ谷・クラシ北尾根・イブネ南尾根の一部ピストンの周回】


断片図

【断面イメージ図 ちょっと長めの日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

晩秋になり久しぶりに鈴鹿探検隊の活動を再開する。秋 Ver. 第1弾はイブネ・クラシを選定し登山口となる朝明駐車場へとやってきた。 今回のコースはオゾ谷からワサビ峠に登りクラシ北尾根で登頂して、イブネ南尾根を下山するバリエーションルートととなるため、 まずは毎度おなじみの根の平峠までの道のりをチンタラと歩いていく。御在所の裏道といい根の平峠までの道といい通勤路 のような感覚で面倒くさいことこのうえない。根の平峠からタケ谷出合で渡渉しオゾ谷出合まで進んでいくが、愛知川沿いは 今年諦めていた紅葉がなかなか綺麗で得した気分になりながら進んでいく。渓谷沿いの風が当たりにくい箇所は意外といい 感じに紅葉しているので今年は標高の高い場所より低い場所の方が良かったのかな?という実感であった。オゾ谷出合から オゾ谷を登っていくのかと思いきや、テープに導かれて進む道は谷を巻くように付けられた普通の登山道のような道で拍子抜け しながら進んでいくと、ワサビ峠とクラシ北西尾根に分かれる標識に出会う。ここでワサビ峠方面に進路を取り斜面を登って いくが明らかに道では無いだろうというような激急斜面に出くわし、落ちたら完全に転落するなという斜面を無理矢理登っていく。 道を間違っていることは間違いないがもはや下ることなど出来ず(急斜面過ぎて下るのは不可能)無理矢理登っていく。 このまま登り切ればワサビ峠手前にある高岩の山頂へと登り切りそうな勢いの中、途中で方向 を見極め無理矢理トラバースしなんとかワサビ峠まで到達することができた。ここから先は以前にも歩いた 事があるため、一般的には難所と言われるクラシ北尾根も安心して歩くことができる。クラシ・イブネと散策してイブネ山頂で昼食休憩 を取るが、本日の昼食は久しぶりに筆者が作成したお弁当である。無人の山頂でのんびりとした後は南尾根を下っていくのだが、この尾根は 急なところもあるが道は比較的明瞭なうえに短くすぐ終わってしまうため、一般道とあまり変わらない感じであった。一般道に合流後は 小峠に抜けていきタケ谷方面に進もうと考えたが、分岐から少し先で道をそれてしまうという失態をおかす。またしても道なき道を 適当に進んでいき愛知川に降り立ったがよく道を見失う日である。ただ、迷子中に綺麗な紅葉に出会えたのでよしとしておこう ・・・ と勝手に言い聞かせてコクイ谷から根の平峠を経由し朝明に戻り秋晴れの山歩きを楽しんだ 1日であった。

写真をクリックで拡大します

【朝明渓谷駐車場(写真は下山時)】
早朝は数台だったが下山時はほぼ満車

写真をクリックで拡大します

【道路を歩き根の平峠方面へ】
朝明渓谷に架かる橋を渡る

写真をクリックで拡大します

【橋を渡ると旧千種街道登山口】
今日も根の平峠までダラダラ歩く



写真をクリックで拡大します

【根の平峠までは良く踏まれた一般道】

写真をクリックで拡大します

【伊勢谷沿いの紅葉】

写真をクリックで拡大します

【ブナ清水の分岐を見送り直進】



写真をクリックで拡大します

【根の平峠に到着】
そのまま直進して愛知川方面へ

写真をクリックで拡大します

【正面には目指すイブネ・クラシ】
最近お気に入りの鈴鹿の奥座敷

写真をクリックで拡大します

【雨乞岳】
今シーズンの深雪期にリベンジしたい



写真をクリックで拡大します

【根の平峠から6分程でタケ谷分岐】
神崎川(愛知川)方面へと進む

写真をクリックで拡大します

【タケ谷沿いを歩く】
何度か渡渉する箇所がある

写真をクリックで拡大します

【タケ谷登山道には標識や目印あり】
ただ落ち葉の季節は道は不明瞭かも



写真をクリックで拡大します

【神崎川(愛知川)の渡渉地点】
良く目立つ目印が付いている

写真をクリックで拡大します

【石を駆使して愛知川を渡る】
筆者は難なく渡る事ができた

写真をクリックで拡大します

【相方は決死のジャンプ】
もう少し安全策を取ってほしい所



写真をクリックで拡大します

【タケ谷出合の標識】
渡渉後、右折して北へ少し歩くとある

写真をクリックで拡大します

【標識と目印ではここも渡渉地点】
筆者達が渡った箇所の方が川幅が狭い

写真をクリックで拡大します

【神崎川(愛知川)の紅葉】
今年は紅葉の裏年と言うが中々綺麗♪



写真をクリックで拡大します

【愛知川沿いの危険箇所】
ここは右手側が切れ落ちている
道幅も狭くこの時期は落ち葉で滑りやすい

写真をクリックで拡大します

【愛知川と紅葉をもう1枚!】

写真をクリックで拡大します

【クラシ谷に迷込み一般道に戻った所】
前回は迷わなかった箇所だが、明瞭な目印に釣られ入り混んでしまった・・・



写真をクリックで拡大します

【クラシ谷出合の標識を左に見て通過】

写真をクリックで拡大します

【オゾ谷を横断すると】

写真をクリックで拡大します

【オゾ谷出合の標識に到着】



写真をクリックで拡大します

【今日はオゾ谷からワサビ峠を目指す】
クラシまではバリエーションルート

写真をクリックで拡大します

【まずはオゾ谷の左岸(右側)から登る】
谷から少し離れ普通の登山道

写真をクリックで拡大します

【炭焼き跡】
目印として覚えておこう



写真をクリックで拡大します

【オゾ谷沿いの美しい二次林】

写真をクリックで拡大します

【登山道にはしっかりと目印あり】

写真をクリックで拡大します

【大蔵(オゾ)鉱山跡を通過中】



写真をクリックで拡大します

【オゾ谷】
新緑の季節も良さそうな感じだ

写真をクリックで拡大します

【オゾ谷を何度か渡渉する】
ようやく谷を歩くという感じになった

写真をクリックで拡大します

【オゾ谷を歩く相方】
今の所、誰一人として会わない静かな旅



写真をクリックで拡大します

【クラシとワサビ峠の分岐点】

写真をクリックで拡大します

【先程の分岐の右上にある標識】
この標識がネックかもしれない;;
正規ルートは左下の谷沿いと後に気付く

写真をクリックで拡大します

【ネックの標識から踏み跡を辿り登る】



写真をクリックで拡大します

【四足歩行でしか登れない斜面】
目印も無くなり何となくおかしい
これは明らかに高岩に登っている;;

写真をクリックで拡大します

【軌道修正をすべく谷へとトラバース】
斜面のトラバースは危険なので要注意

写真をクリックで拡大します

【正規ルートに無事合流!】
虎ロープがあるので間違いないはず
本日2回目のルートミスにへこむ相方



写真をクリックで拡大します

【正規ルートも中々の急勾配】

写真をクリックで拡大します

【ワサビ峠はもう目前】
テンションUPでスピードUP!

写真をクリックで拡大します

【なんとかワサビ峠に到着】
風が吹き抜け寒いので先に進もう



写真をクリックで拡大します

【ワサビ峠からクラシ北尾根に突入】

写真をクリックで拡大します

【ヤセ尾根箇所を行く】
クラシ北尾根は道に変化があって面白い
ただ、通行には十分に注意が必要

写真をクリックで拡大します

【ちょっとした岩場もあり】



写真をクリックで拡大します

【岩場を右に回り込む核心部】
短い箇所だが右側は切れ落ちている

写真をクリックで拡大します

【前方に姿を現したクラジャン】
手前と奥の岩峰のどちらかがクラジャン

写真をクリックで拡大します

【少し下り手前に岩峰の登りに入る】
木々を持ちながら登る急勾配



写真をクリックで拡大します

【手前の岩峰に到着】
ここをクラジャンとするサイトもある

写真をクリックで拡大します

【次なる岩峰を眺める】
あそこをクラジャンとするサイトもある

写真をクリックで拡大します

【舟窪・銚子ヶ口方面】
おぉ 斜面はまだ紅葉しているなぁ〜



写真をクリックで拡大します

【奥の岩峰に登り中】

写真をクリックで拡大します

【奥の岩峰のピーク辺り】
ここも標識を探すも見当たらず

写真をクリックで拡大します

【癒しの台地まで後少し】
落葉所の葉はほぼ落ちて寒々とした感じ



写真をクリックで拡大します

【この分岐点からクラシは目と鼻の先】
クラシに立ち寄ってからイブネへ行こう

写真をクリックで拡大します

【クラシの頂上】
頂上は狭く樹林に囲まれ展望は無い

写真をクリックで拡大します

【広大な台地を歩きイブネへ】
一面に広がる苔の絨毯が美しい



写真をクリックで拡大します

【青空と深緑の苔のコラボ】

写真をクリックで拡大します

【今から行くイブネ】

写真をクリックで拡大します

【銚子方面】



【イブネ北端】
イブネ南東尾根の下山口

【クラシ方面を振返る】
背後に見えるのは釈迦ヶ岳

【イブネ台地と雨乞岳】
あぁ 風が強い・・・



写真をクリックで拡大します

【イブネの山頂標識まで台地を歩く】
苔の絨毯に馬酔木が点在している

写真をクリックで拡大します

【イブネの山頂標識】
この付近で昼食休憩とする

写真をクリックで拡大します

【イブネ南尾根の降り口】
イブネの山頂標識の少し南にある



写真をクリックで拡大します

【南尾根もバリエーションルート】
思ったより多く目印が付いている

写真をクリックで拡大します

【広尾根箇所は地形図と磁石で確認】
下山時は支尾根に入らないよう注意

写真をクリックで拡大します

【南尾根をどんどん下る】
特に危険個所等は無いと感じた



写真をクリックで拡大します

【この辺りは目印が特に多い】
目印に導かれ進む

写真をクリックで拡大します

【この沢を渡ると対岸で一般道と合流】
東へと進み根の平峠へと戻ろう

写真をクリックで拡大します

【一般道は快適な道】
後はブラブラ戻るだけのはずだが・・・



写真をクリックで拡大します

【紅葉の名残】

写真をクリックで拡大します

【一際りっぱなホウノキ】

写真をクリックで拡大します

【ここから小峠へと探索してみる事に】



写真をクリックで拡大します

【探索中に見頃の紅葉に出会う】
ここは炭焼き跡らしき場所

写真をクリックで拡大します

【上を見上げるとこんな感じ】
今年一番の紅葉な気がする

写真をクリックで拡大します

【すごく立派な大きな紅葉】



写真をクリックで拡大します

【道を外している気がするが探索続行】
相方と揉めに揉め迷走する

写真をクリックで拡大します

【迷走の末、一般道に戻ってきた】
ここからは大人しく一般道で戻ろう;;

写真をクリックで拡大します

【愛知川源流を渡る】
ここの渡渉は川幅も狭く問題なし



写真をクリックで拡大します

【愛知川沿いを歩く】

写真をクリックで拡大します

【ロープで川へと降りる】

写真をクリックで拡大します

【コクイ谷出合に簡易橋が出来ていた】



写真をクリックで拡大します

【コクイ谷出合】
橋が出来たので渡渉が楽になった

写真をクリックで拡大します

【北西尾根取付き辺りの道】
この辺りはまだ紅葉が楽しめる

写真をクリックで拡大します

【上水晶谷出合】
根の平峠まで35分とある



写真をクリックで拡大します

【国見峠との分岐】
上水晶谷を詰めれば国見峠に至る

写真をクリックで拡大します

【落葉が敷き詰められた登山道】
テント泊装備の登山者と何組もすれ違う

写真をクリックで拡大します

【根の平峠まで戻ってきた】
後は往路を戻り無事終了〜




トップに戻る  トップページに戻る