【タイジョウ・雨乞岳】 甲津畑からの一部ピストンの周回コース

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【タイジョウ】 たいじょう 1061m 【雨乞岳】 あまごいだけ 1237.7m

登山日 2016年11月20日(日)
山域 鈴鹿山脈【鈴鹿セブンマウンテン - 雨乞岳】
コースタイム 6時間54分 (休憩等、約38分含む ※歩行タイム(迷走含む)は6時間16分)
コース 鳴野橋手前の駐車地(6:32)〜杉谷善住坊のかくれ岩の標識(6:55)〜避難小屋(7:22-7:30 休憩8分)〜[この区間一部迷走]〜タイジョウ(8:59-9:06 休憩7分)〜P1084(9:28)〜杉峠の頭(9:43)〜杉峠(9:55-10:05 休憩10分)〜雨乞岳(10:26-10:30 休憩4分)〜南雨乞岳(10:40)〜清水頭(10:59)〜P1014(11:13)〜大峠(11:48-11:57 昼食休憩9分)〜ツルベ谷出会(12:37)〜甲津畑避難小屋(12:48)〜杉谷善住坊のかくれ岩の標識(13:10)〜鳴野橋手前の駐車地(13:26)
天候 曇り(ガスが立ち込め視界が悪かった)
駐車場 ★鳴野橋手前の駐車地(数台程度) トイレ無し 
※二番乗りで停めましたが、下山時には筆者の車含め7台程の車がありました。
※筆者のカーナビの案内では細い道を案内されますが、普通の道があります。
※集落の中に入るとかなり細い道となります。県道189号線より北の川沿いの道の方が無難です。
立ち寄り湯 永源寺温泉 八風の湯 , 阿下喜温泉 あじさいの里,アクアイグニス片岡温泉
備考 ★避難小屋に簡易トイレがあります。
★登山届は甲津畑(岩ヶ谷林道)登山口に設置されています。
★避難小屋付近からタイジョウに登るルートはバリエーションルートです。
※目印と標識は一応ありますが道は不明瞭で分りずらいです。(この区間は道を間違え迷走;;)
★雨乞岳〜南雨乞岳の区間は背丈が高い笹藪の中を歩くところがあります。
★大峠〜ツルベ谷出会の区間は何度も沢を渡る箇所があります。
※最後の渡渉地点は渡りずらいので注意です。
★バリエーションルートを歩くときは地形図や磁石は必須です。(目印のみに頼るのは危険)
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 バリエーションルートを含む甲津畑からの一部ピストンの周回】


断片図

【断面イメージ図 少し長めの日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

先週に引き続き秋の鈴鹿探索ツアー第2弾は「タイジョウ・雨乞岳を周回するコース」を選択し甲津畑の駐車地へとやってきた。駐車地から 千種街道へと入りフジキリ谷へと向かう林道はただただ長いだけの道のりであるため、帰りもこの道を歩いて戻らなければならないのが 嫌になりながら進んでいく。鉄橋を渡ったすぐ先にある避難小屋前にはタイジョウ方面への道標があり、そこからタイジョウ方面へ進んで 行くのだが、バリエーションルートなのにテープや標識もある道に一般道だったかな?という錯覚に陥りそうになる。 しか〜し ・・・ 調子が良かったのもここまでで、尾根に取り付いたところから雲行きが怪しくなってくる。先ほどまであった目印のテープは 見当たらなくなり右往左往し時間が過ぎていく。目印を追いすぎて地形図の確認を怠ったため道を外していることに気付くのが遅れてしまった。 このまま登ればタイジョウより西の稜線に当る感じだが、タイジョウ直登ルートへ合流すべく軌道修正することにする。まずは南へと斜面を横断し この辺りと思われる斜面で東に向きを変えるが異常なまでの急斜面になってくる。四つん這いになりながら木や根・石を掴みながら無理矢理突き進んでいく。 しばらく登ると尾根上に目印を発見したのでどうやら直登ルートに合流出来たようである。結果的に正規のルートがイマイチ分からないままタイジョウの山頂に到着してしまった ・・・ 正規のバリエーションルートを探しに再び帰ってこなければならないと内心沈み気味に雨乞岳への縦走路を杉峠目指して進んでいく。杉峠まで進むと登山者もちらほらと増え始め、 最後の急登を登り雨乞岳山頂へと到着すると鈴鹿の山らしい賑わいを見せている。ここからは再び登山者が居なくなる南雨乞岳方面 へと進んで行くのだが、目の前には背丈ほどもある笹藪が立ちふさがっている。一瞬ひるむが(そんなことも無いか…)構わず突入していく。 晴れていれば楽しい笹藪も本日は「ガス = 濡れている」であり、合羽も履かずに突入したつけは大きく、全身ずぶ濡れ状態となりながらも もはや後戻りはできず進んで行く。今日はそんなに寒くはないが、この時期は冷え込んでいれば取り返しがつかず風邪まっしぐらという 状態である。笹藪を抜け南雨乞岳へと進むと歩きやすくなり清水頭まではのんびりと稜線散歩が楽しめ、晴れていれば気持ちの良さそうな 感じだ。大峠で昼食休憩を取りツルベ谷出会まで下って行くと無事に千種越コースへと合流する。その頃には濡れた服も乾き、後は面倒くさい長い林道を 駐車地に向け戻っていく。無事に終了はしたが後味の悪い終わり方で、また来ないといけないかと思うと気が重くなってしまった。せめて 長く面倒な林道歩きさえなければ気乗りもするのであるが。

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【鳴野橋手前の駐車地】
6時半で筆者の車を含み2台のみ

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【駐車地の少し手前が登山口】
ここに登山ポストが設置されている

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【登山口は岩ヶ谷林道の起点】
まずは杉谷善住坊のかくれ岩を目指す



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【落葉で敷き詰められた岩ヶ谷林道】

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【千草(種)街道散策行程の案内板】

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【紅葉の名残を見ながら更に進む】



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【杉谷善住坊のかくれ岩の標識】
かくれ岩は川沿いに降りた所にある

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【かくれ岩(前回の山行時の写真)】
今回はパスして先に進む事にした

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【桜地蔵尊】
昔すぐ横に大きな桜の木があったそうだ



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【渋川にかかる鉄橋を渡る】
ここを渡ると避難小屋はすぐそこ

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【タイジョウ入口の標識(分岐点)】
今日はここからタイジョウに登る

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【タイジョウに行く前に避難小屋で休憩】
丸太のベンチがある



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【ここの避難小屋には簡易トイレ有り】
さて、タイジョウを目指すとしよう

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【地形図片手にかすかな踏み跡を辿る】
一応目印のテープが付いている

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【入口から4分進むと標識があった】
VRかと思いきや一般道なんだろうか?



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【目印に導かれ沢を横断】
この辺りはマメに磁石で方向チェック

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【落葉で不明瞭な道】
今の所は道は外していないと思うが

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【分岐っぽいテープ付近の炭焼き窯跡】
この付近から南東へと行く道があるようだ



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【北東方向の沢沿いの目印を追い登る】
この先で谷が分れ少し右往左往

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【200mPost 4/8に着いた】
標識を発見し道が合っていると思い込む

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【程よい間隔であるテープを更に追う】
そしてこの付近で突然目印が途切れる



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【振り返ると標識があるのだが・・・】
上へと続く斜面はタイジョウより西の稜線へと向かっていて予定のルートでは無い

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【南へと斜面を横断後、東方向へ登る】
先程の斜面をそのまま登るか悩んだがタイジョウ直登ルートへと軌道修正を図る

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【直登ルートに合流出来たようだ】
目印を見つけ安堵する
方向も合っているのでそのまま詰める



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【タイジョウ直登ルートを登る相方】
目印を追いすぎて道を外しへこみ中

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【斜面を詰めるとタイジョウに到着】
迷走のせいで大幅に時間ロス・・・

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【次は杉峠を目指しまずは東へ】
少し進むと南東に向きが変わる



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【この区間にも200mPostがある】

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【特徴的な大きな木(杉の木?)】

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【ヤセ尾根ゾーンを歩く相方】



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【崩壊地は通行注意】

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【P1084付近はシャクナゲが多い】

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【広尾根になると佐目峠の分岐は近い】



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【佐目峠方面との分岐を横目に通過】
我々は杉峠へと歩を進める

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【杉峠の頭】
この少し先から杉峠までは下りとなる

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【杉峠に到着!】
ここで暖かい飲み物で一息つく



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【杉峠から雨乞岳方面の出だしは急坂】
虎ロープが張られている箇所も有り

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【傾斜が緩み足取りが軽くなる】
この区間にも200mPost有り

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【笹の背が高くなると雨乞岳は近い】
ガスで笹に水滴が付き服が濡れる;;



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【雨乞岳頂上付近にある小さな池】

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【雨乞岳頂上には数組の登山者がいた】

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【次は大峠を目指そう】



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【身長183pの筆者が埋まる笹原】
相方は後方で苦しんでいた

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【笹原の下は道になっている】
やみくもに歩いている訳ではない

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【笹の背が低くなり楽になった】
ただ、今日はとにかくガスで視界が悪い



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【南雨乞岳に到着(標識は見当たらず)】
ここから西へと向きを変える

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【清水頭との鞍部まで下って行く】
この区間は踏み跡がしっかりとある

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【一時的に笹原から解放される】
雨乞岳以降、人とは出会わず静かな山旅



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【あの先が清水頭だろうか】
晴れならばこの辺りは見晴らしが良さそう

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【清水頭に着いた!】
今度は天気の良いときに訪れたい

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【清水頭の少し先で北西へ向きを変える】
ここは地形図をしっかり確認して進む



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【イワカガミの群生】
花の時期は見応えがありそうだ

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【200mPost 大峠−雨乞岳 8/16】
雨乞岳〜大峠区間の半分まで来たようだ

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【P1014は広尾根ゾーン】
広尾根はガスが巻くと嫌な感じとなる



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【先に進むと明瞭な尾根になった】
明瞭な尾根は道が解り易くて迷わない

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【アセビゾーンで北に向きを変える】
この付近は目印多し

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【シャクナゲが多い尾根】
やはり花の季節にもう一度来るとしよう



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【岩の展望所】
この先で徐々に西へと向きが変わる

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【大峠まで急勾配を駆け下りる】
木を掴まないと滑り落ちそうな急勾配

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【大峠で昼食休憩】
大峠はイハイガ岳方面との分岐点



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【大峠からツルベ谷出会へと下り始める】
北方向の谷に付けられた目印を辿る

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【200mPost ツルベ谷出会−大峠 5/5】
色々なルートに設置されているなぁ

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【レスキューポイント雨乞岳2は分岐点】
大峠を通らずイハイガ岳へ行く道がある



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【我々は水が流れる谷沿いを下る】

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【水はとても澄んでいて綺麗】

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【岩に積もった落葉は滑りやすい;;】



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【レスキューポイント雨乞岳 1を通過】

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【何度も沢を渡渉する】

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【最後の渡渉地点か近づいて来た】



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【筆者は難なく渡渉完了】

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【相方は意を決してジャンプ体制】

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【後は歩き易い道をブラブラ進む】



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【200mPost ツルベ谷出会−大峠 1/5】

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【ツルベ谷出会で千草街道と合流】

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【千草街道の丸太橋】



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【ロープが張られた橋でしばし撮影】
今日は天気が悪く筆者の撮影枚数は少ない

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【少しだけ残る紅葉】
紅葉が終わると雪が待ち遠しい

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【避難小屋まで戻って来た】
後は往路を戻り無事終了〜




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