【霊仙山・ソノド】 時山〜県境稜線〜高塚山の一部ピストンの周回

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【谷山】 たにやま 992.7m 【霊仙山】 りょうぜんざん 1083.5m
【ソノド】 そのど 925.8m 【高塚山】 ※読み方不明(たかつかやま?) 730m

登山日 2016年12月3日(土)
山域 鈴鹿山脈
コースタイム 8時間51分 (休憩 約38分含む ※歩行タイムは8時間13分)
コース 時山養殖場付近(5:51)〜薮谷入口(6:11)〜上石津多賀線終点の取付き(6:14)〜P634(7:01)〜県境稜線合流(7:21)〜P736(7:55)〜P832(8:32)〜谷山(8:58)〜四丁横崖(9:12)〜霊仙山避難小屋(9:26)〜経塚山(9:32)〜霊仙山(三角点)(9:47)〜[途中 休憩5分]〜霊仙山(最高点)(10:01)〜経塚山(10:12) 〜霊仙山避難小屋(10:17-10:35 昼食休憩18分)〜谷山(10:59)〜薮谷峠方面の降り口(11:03)〜薮谷峠(11:24)〜幾里山(11:51)〜ソノド(12:30-12:45 休憩15分)〜596m地点の鞍部(13:27)〜高塚山(13:54)〜幾里谷林道口広場(14:39)〜時山養殖場付近(14:42)
天候 晴れ
駐車場 ★幾里谷林道入口付近の広場  トイレ無し 
※県道139号線から幾里谷林道に入ってすぐ左の広場です。
※出発時はこの広場が分らず時山養殖場付近の道路脇に止めさせて頂きました;;
立ち寄り湯 阿下喜温泉 あじさいの里
備考 ★上石津多賀線終点の取付き〜四丁横崖はバリエーションルートです。
※道は比較的明瞭で目印がそこそこあります。
★薮谷峠方面の降り口〜薮谷峠もバリエーションルートです。
※この区間は藪漕ぎがあります。
★藪谷峠〜幾里谷林道口広場までは2016年版の山と高原地図では破線ルートです。
※但し幾里山経由で行く場合は一部がバリエーションルートとなります。
※幾里山へ尾根伝いに行く道は覚悟がいる藪漕ぎとなります。(茨で服が破けるので注意)
※この区間を下りに使う場合は支尾根に入らないよう注意が必要です。
★バリエーションや破線ルートを歩くときは地形図や磁石は必須です。(目印のみに頼るのは危険)
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 時山〜県境稜線〜高塚山への一部ピストンの周回】


断片図

【断面イメージ図 アップダウンが多めで長丁場の日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

鈴鹿北部は未踏破の山域がいまだ多く残っている。今後、鈴鹿マスターを目指すにはこれを見過ごすわけにはいかず、重い腰を上げ ソノド・霊仙山に出かける事とし登山口のある時山へとやってきた。三重県・滋賀県のイメージが強い鈴鹿山脈もここまでくれば岐阜県 となり足がなかなか向かないのも致し方無いのである。予定の駐車地が分らず道路脇の路肩に車を駐車して、まだ暗い中、本日の登りコースとなる県境尾根への 取り付き地点まで時山集落を歩いて抜けていくが、道路上にある感知センサーが検出し威嚇音声が鳴り響く。害獣被害が酷いようで大変 だなと思いながら通り過ぎ、薮谷登山口より少し先にある上石津多賀線終点の取り付きより鉄塔点検道に入り斜面を登っていく。間伐材が邪魔をして歩きにくい箇所は あるものの、基本的には道は明瞭で県境尾根に入っても谷山までは問題は無く歩きやすい。谷山から1度四丁横崖まで下ると一般登山道 に合流するため、経塚山・霊仙山の三角点・最高点と散策し避難小屋まで戻ったところで昼食休憩とするのだが、本日登りの4時間半、霊仙山頂 まで休憩及び水分補給もほぼ無しで登ってきてしまった。この時期だからこそ出来るのであろうが、やはり細目な水分補給は必要で反省しないと いけないなと考える。霊仙山は天気も良く景色が他の鈴鹿山脈にはない雄大な感じがするため好きであるが、足元の泥が大変滑りやすく 歩きにくいというのが難である。避難小屋内で昼食を食べた後は後半戦となるソノドに向けて出発するのだが、ここからが試練の始まりと なったのである。谷山の1つ先の小ピークから藪沢峠に向かう道の途中から激しい藪に阻まれ強引に突破していくが、棘のある植物があり引っかかりまくる。 なんとか林道まで降り立つとここで選択を迫られる … ハードな藪の稜線を行くかそれとも林道に逃げ迂回するか … 悩む間もなく即決、 山やたるもの林道に逃げる訳にはいかないと稜線へと突入していく。ただここの藪は今まで体験した藪漕ぎとは一味違い茨の道を突き 進んで行くような感じで心が折れかけてしまうような道なき道である … この藪の中にルートを示すピンクのテープがあるのが不思議なのだが。 幾里山を越えソノドへの稜線途中でようやく藪から解放されるが、藪漕ぎファンであればたまらないかも知れないこのルート、2度と足を 踏み入れることは無いかなと思ってしまった。ソノド山頂からは安心して山歩きが楽しめる感じとなり、高塚山を越え時山へと下山したが 大変印象深い山歩きとなったことは言うまでもない。しかしながら鈴鹿の山には縦横無尽にルートが作られているようで、全てを網羅する のは到底無理なのではないかと最近思えてきた。鈴鹿を一通り終わらせたら台高山脈を探索しに行こうと考えているが、現状ではいつの 日になるのだろうと考えてしまうこの頃である。

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【幾里谷林道入口付近の広場(駐車地)】
朝はこの広場が分らず養殖場付近から出発

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【夜が明けぬ中、まずは道路歩き】
出発して20分で薮谷入口(右側)を見送る

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【上石津多賀線の終点】
通行止めのゲートがありこの先は行けない



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【通行止めゲート手前の右側から取付く】
鉄塔巡視路へと入る

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【巡視路なので道は整備されている】
階段もあり思いのほか道も明瞭

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【巡視路の入口から10分程で鉄塔に出る】
地形図で道が合っているのを確認



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【木に付けられたテープも多い】
間伐材で歩きにくいが道は分りやすい

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【朝焼けで木々が染まる】
あぁ〜 清々しい♪

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【チェックポイントのP634に到着】
見渡すも標識は見当たらない



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【P634から少し下り県境稜線へと登る】
軽い藪漕ぎもあるが特に問題なし

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【道は一部不明瞭だが目印が適度に有り】
迷う事もなく順調に歩を進める

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【県境稜線に合流(分岐なので目印多し)】
右折して谷山を目指す(左折は五僧)



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【奥にソノドが見える(手前はP746)】

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【笙ヶ岳・養老山方面】

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【高塚山と烏帽子岳の間から登る朝日】



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【県境稜線は明瞭で歩き易い】
ここがバリエーションとは不思議だ

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【チェックポイントのP746】
県境稜線はアップダウンが延々と続く

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【黄色テープが多く目立つ箇所】
何かの分岐点なのだろうか



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【ソノドを見ながら北上して行く】

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【チェックポイントのP736】

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【左が植林で右が二次林の道】



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【シメジみたいなキノコ】

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【チェックポイントのP794を通過】

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【P872への登りは勾配が少し強くなる】



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【鹿除けネットに出会う注意箇所】
下山時はこの目印からネット沿いを離れる

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【幾里山】
山腹には林道が通っている

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【チェックポイントのP872】
ここには標識が見当たらず



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【鹿除けネット沿いに進む】
それにしても幾つピークを越えたやら

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【無残に倒れた鹿除けネットゾーン】
この上がP953だろう

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【P953からの幾里山方面】
下山時に通る道を眺めて確認



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【伊吹山などの遠景】
目を凝らせば白山も見える

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【ようやく谷山に到着】
樹林に囲まれ展望が無いので先へ進む

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【少〜し進むと霊仙山がお出迎え】
一旦樹林から解放され中々良い眺望箇所



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【雄大な山容の霊仙山】
右上に避難小屋が小さく見えている

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【趣きある苔ゾーン】
谷山から四丁横崖まで標高100m程下る

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【四丁横崖】
谷山谷登山道は通行止めの表記有り



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【四丁横崖にある登山道略図】
ここから霊仙方面は一般道

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【霊仙登山道を登り霊仙を目指す】
出会った登山者は1名で静かな山旅

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【ロープが付けられた急斜面】
下りは滑りそうな感じだなぁ・・・



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【避難小屋まで後少し】
大草原に立つ小さな家みたいだ

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【伊吹山】

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【霊仙山避難小屋】
この辺りから出会う登山者が増える



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【経塚山へ登り】

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【経塚山に到着〜】

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【次は霊仙山の三角点を目指そう】



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【カレンフェルトの独特な風景】
霜が溶け始めてぬかるみ滑りやすい;;

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【斜面を登り切ると分岐に着く】
三角点をピストンして戻って来よう

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【霊仙山の三角点】
頂上は広く眺望も良い♪



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【三角点から見る霊仙山の最高点】

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【カレンフェルトの台地を歩き最高点へ】

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【霊仙山の最高点】



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【最高点から見る西南尾根】
昨年の春は西南尾根から登った

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【経塚山(左)と霊仙山避難小屋】
さて、避難小屋まで下ろう

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【振返り見る霊仙山の最高点】
ここの道もぬかるみ滑りやすい



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【今から目指す幾里山を眺める】
今日の行程はまだまだ長い・・・

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【経塚山まで戻って来た】
カルスト地形のお散歩を満喫♪

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【霊仙山避難小屋でお昼休憩】
お腹も満たされたので谷山へ戻ろう



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【谷山の隣(南東)にある小ピーク】
このピークから薮谷林道へと下る

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【薄い踏み跡が付いている】
尾根伝いに下って行く

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【少し下ると藪漕ぎが始まる】
明らかにスピードダウン・・・



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【針葉樹の藪漕ぎゾーン】
怯まずどんどん突き進んでいく

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【鹿除けネット沿いに目印が付いている】
倒れたネットが多くとにかく歩きづらい

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【薮谷林道まで下りて来た〜】
藪から解放されホッとする



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【2分程林道を歩いたココが薮谷峠かな】
右の林道が迂回路だが中央の尾根へ進む

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【鹿除けネット沿いに目印がある】
この後、尾根道を選んだことを後悔する

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【藪の中にもしっかり目印あり】
心が折れそうな藪漕ぎが続く



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【酷い藪に相方も大苦戦】
短足で倒れたネットに足が絡まるようだ

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【一旦、藪から解放され一息つく】
喜んで進むと再び藪ゾーンとなった

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【茨の藪漕ぎが一番の難関】
棘がささり痛いし服が引っかかる



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【幾里山まで何とか登って来た】
ぱっと見た所、標識は見当らない

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【ソノドに向け南下する】
まだ歩きにくい道が続く

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【ソノド手前の台地のような小ピーク】
この辺りでようやく歩き易くなった



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【霊仙山(奥)と県境稜線の尾根】

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【ソノドとの鞍部まで下る】

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【ソノドへの登り】



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【ソノドまで後少し!】
長丁場のアップダウンで疲れて来た;;

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【ソノドに到着(標識は見当たらず)】
ここで補給休憩にする

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【ソノド山頂付近の反射板跡】
広場なので休憩には良さそう



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【ソノドからの下りは目印が少なめ】
支尾根に入らないよう注意

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【明瞭な尾根ゾーンは快適】
暫く地図読みから解放される

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【広尾根は要注意】
地図とコンパスで位置確認必須



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【標高596mの鞍部まで下って来た】
ここから高塚山の登りに転じる

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【高塚山への登り】
雪深いのか曲った木々が多い

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【高塚山の鹿除けネット】
潜ってしまったが左側から行けた



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【高塚山からの霊仙山】

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【朝に歩いたP634方面】

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【本日最後のピークである高塚山】



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【高塚山からは南東へと向きを変える】
この区間は目印が多い印象

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【三重テープの箇所】
何かの分岐点なんだろうか

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【急坂を下って行く】
油断すると道を外しそうになる;;



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【目印の鉄塔まで下りて来た】
迷うことなく踏破出来て良かった

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【鉄塔からはゴールは近い】
霊仙山付近以外は静かな山旅だった

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【階段を下りれば予定の駐車地】
少し先の車まで戻り無事終了〜




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