【甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳】  長衛小屋からの1泊2日一部周回のピストン

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【甲斐駒ヶ岳】 かいこまがたけ 2967m  【双児山】 ふたごやま 2649m 
【小仙丈ケ岳】 しょうせんじょうがたけ 2855m  【仙丈ケ岳】 せんじょうがたけ 3032.9m 

登山日 2017年7月22日(土)〜23日(日)
山域 北アルプス【−甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳】
コースタイム 【1日目】7時間20分 (休憩 1時間31分含む ※歩行タイムは5時間49分) 
【2日目】6時間1分 (休憩 29分含む ※歩行タイムは5時間32分)
コース 【1日目】
長衛小屋(6:51)〜仙水小屋(7:16)〜仙水峠(7:41-7:47 休憩6分)〜[途中休憩2回 16分]〜駒津峰(9:05-9:11 休憩6分)〜六万石(9:34)〜[途中休憩2回 15分]〜甲斐駒ヶ岳(10:37-11:05 休憩28分)〜六万石(11:38)〜駒津峰(11:57-12:12 休憩15分)〜双児山(12:44-12:49 休憩5分)〜北沢峠(14:01)〜長衛小屋(14:11 テント泊)
【2日目】
長衛小屋(4:41)〜仙丈ヶ岳二合目コース入口(4:45)〜二合目(5:11)〜大滝ノ頭(6:02)〜六合目(6:20-6:26 休憩6分)〜小仙丈ヶ岳(6:53)〜仙丈ヶ岳(7:55-8:00 休憩5分)〜小仙丈ヶ岳(8:40-8:46 休憩6分)〜六合目(9:18-9:30 休憩12分)〜大滝ノ頭(9:36)〜二合目(10:15)〜仙丈ヶ岳二合目コース入口(10:38)〜長衛小屋(10:42)
天候 【1日目】晴れのち曇り(下山後にテント場で雨が降った)
【2日目】曇り(一時的に小雨がぱらついた)
駐車場 ★仙流荘前駐車場(第一と第二駐車場で計350台程),トイレはバス停近くに有り
※第一駐車場はバス停のすぐ隣、第二駐車場は100m程先ににあります。
※「駐車場管理協力金200円程ご協力お願いします。」とあり協力金投入箱が設置されています。
立ち寄り湯 仙流荘 仙人の湯
備考 ★仙流荘前駐車場〜北沢峠は南アルプス林道バスに乗りました。(乗車時間55分程)
※仙流荘〜北沢峠の区間はマイカー規制となります。
※北沢峠行きの始発に乗るべく早めにバス停に並びました。5時頃にはバス停に行列が出来ていました。
※時刻表より早い5時頃に始発が出発しました。
※テント装備の重荷物であっても抱えてバスに乗る事になります。
※北沢峠から仙流荘へ帰るバスは定員に達した時点で出発してくれました。
★登山届は仙流荘と北沢峠で提出できます。※北沢峠には公衆トイレ(チップ制)があります。
★北沢峠のバス停から長衛小屋のキャンプ場までは徒歩10分程です。
★長衛小屋のキャンプ場のテント泊は1人に付き500円/泊です。(100張程)
※トイレ(チップ制)は長衛小屋横にあり、テント場にある水場から水は自由に汲めます。
★甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳は日本百名山なので人気が高い山です。
※人気ルートなので道は良く整備されていますが一部に鎖場や岩場があり通行注意です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【 行程イメージ図 [1日目 甲斐駒ヶ岳] 】


断片図

【 断面イメージ図 [1日目 甲斐駒ヶ岳] 】



行程地図

【 行程イメージ図 [2日目 仙丈ヶ岳] 】


断片図

【 断面イメージ図 [2日目 仙丈ヶ岳] 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

今年で主催5年目を迎える宴会山行も今だに悪天候による中止無しという記録を更新中である。そして5年目に選んだ場所は誰もが 参加しやすいようにと禁断の北沢峠を選択する… バス停より徒歩500mでテント場というどれだけ荷物を持っても問題が無いという シチュエーションに、参加メンバーは過去最高の11名と大所帯で楽しくなりそうである。(登山は2班に分かれて後発組3名は当日午後に北沢峠集合) 仙流荘前駐車場に早朝に集合して始発のバスで北沢峠に移動してテント場まで歩き、朝一でテント設営を完了させ早々に重い荷物ともおさらばという楽さである。 ただ北沢峠までのバスは荷物を抱えて乗る必要があるため、重量級の荷物となる宴会山行最大の難関はこのバスであると言っても過言 ではない。身軽になったサブザックで宴会前の運動がてら甲斐駒ヶ岳登山となるが、筆者の目的は登頂することではなく、いかに宴会を 楽しむためにお腹を空かせるかという事になってくる。仙水峠まではゆるやかな登山道を進んで行きここから駒津峰目指して急登を 一気に登り標高を稼いでいく。駒津峰から仰ぎ見る甲斐駒ヶ岳の雄姿はなかなか勇壮なもので登頂意欲を湧き立たせてくれるが、心の中 は既に下山後のビールに傾いている… まあ甲斐駒ヶ岳に登るのも筆者は5回目なので正直山頂にはあまり興味を持っていない。甲斐駒ヶ岳へは 迷わず岩稜ルートを選択し登頂達成、景色を楽しみ各自腹ごしらえ休憩を取り巻道ルートで駒津峰に戻る。駒津峰からは双児山経由で北沢峠 に下山しテント場に戻ると早速、念願のビールに手を伸ばす。今回の宴会用としてはビールやチューハイ36缶の他に日本酒・梅酒・ワインと多様な アルコールを持ち込んでおり、食材も肉4s以上(鍋用や唐揚)、その他つまみも準備し戦闘態勢万端である。午後2時半頃には宴が開始となり、つまみにビール で乾杯したところで後発隊3人も合流し派手に宴会開始となる。山の話に盛り上がり次々に空き缶の山を築いていくが、宴会の途中で 雲行きが怪しくなってきた。ポツポツと振り出した雨が強さを増したため宴会は中断となりしばし仮眠を取る。雨が止んだ後に残った鍋を たいらげたが、途中で水を差された感じとなり暗闇のなか闇鍋のような感じで終了となったのは残念であった。結果的に缶はほぼ飲みつくした が日本酒やワインはそのまま残ってしまった。宴会後の2日目は仙丈ヶ岳登山となるが、全員二日酔いも無く元気に登っていく。小仙丈ヶ岳までは いい感じに登っていくが徐々にガスに覆われ仙丈ヶ岳山頂は真っ白で何も見えない状態に加え、小雨が降ってくる生憎の空模様となって しまった。山頂到着も早々に往路を引き返して北沢峠に戻りテントを撤収、バス停へと移動すると丁度出発直前のバスに乗り込むことができ スムーズに駐車場へと戻ることができた。仙流荘のお風呂に入り途中にあるお食事処で皆で昼食を食べ三重へと帰還したが、宴会が主役の山行だけに 宴会の思い出ばかりで山は二の次となってしまっているのは致し方ないところであろうか。

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【仙流荘バス停すぐ横の第一駐車場】
早朝4時前に着いた時は既に満車

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【更に100m程先にある第二駐車場】
こちらはまだまだ空きがあり

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【4時40分頃のバス停の様子】
すでに行列が出来ている



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【5時50分頃に北沢峠にバスで到着】
仙流荘の始発は定刻より早い5時頃だった

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【北沢峠から10分程歩くと長衛小屋】
ここでテント場の受付を済ませる

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【テントを設営してサブザックに変身】
本日は甲斐駒ヶ岳に登る



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【テント場にある水場】

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【長衛小屋の横にある公衆トイレ】

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【長衛小屋の誘惑の売店看板】



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【まずは仙水峠を目指しスタート】
本日は8人PTの大所帯

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【スタートしてすぐ栗沢山との分岐】
我々は仙水峠へと歩を進める

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【クルマユリかな?】



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【25分程で仙水小屋に到着】
仙水小屋は予約制です

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【仙水小屋の水場(撮影のみ)】
水を下さいと声掛け下さいとの事

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【樹林帯から抜けるとゴーロ状になる】
いつの間にか良いお天気になった♪



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【振り返えると仙丈ケ岳が見える】

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【ゴーロ状の道を登って行く】

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【仙水峠に到着して一息つく】



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【仙水峠からの甲斐駒ヶ岳(左奥)】
右手前は摩利支天

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【仙水峠からは樹林帯の急坂】
テント場から標高1000m程登らねば

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【振り返りみる早川尾根】
左端にオベリスクも見える



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【ハクサンシャクナゲ】

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【甲斐駒ヶ岳】

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【仙丈ケ岳】



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【アサヨ峰と栗沢山】

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【摩利支天と雲海】

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【そして樹林帯をもう一登り】



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【そしてハイマツ帯を更に一登り】
景色を見ながら楽しく登る一行♪

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【駒津峰に到着】
小広場になっていて展望も良い

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【駒津峰からの甲斐駒ヶ岳】
さて次はあの頂を目指そう



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【P2752付近から少し下る】

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【岩場も出てくる】

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【勇壮な甲斐駒ヶ岳】



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【登って見たい鋸岳】

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【振返り見るP2752】

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【巨岩の「六万石」】



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【分岐から岩稜直登ルート(左)へ進む】

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【振返り見る駒津峰方面】
人と比べると六万石の大きさが良くわかる

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【岩稜をどんどん登る】



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【甲斐駒ヶ岳へと続く道】

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【稜線上でまったり中の後方PT】

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【ミヤマキンポウゲ】



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【ハクサンイチゲ】

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【標高2850m付近】

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【甲斐駒ヶ岳まであと少し!】



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【甲斐駒ヶ岳に着いた〜】
初登頂のメンバーは嬉しそう♪

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【甲斐駒ヶ岳のシンボルの祠】
威力不動尊が祀られている

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【東峰の駒ケ岳神社本社】
山頂でゆっくり補給してから下山開始



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【下山は砂礫の巻道ルートへ】
滑りやすいので注意

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【振返り見る甲斐駒ヶ岳】
花崗岩が点在する風景はとても美しい

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【雲に覆われ始めた摩利支天】
ビールが待ちきれないので摩利支天はパス



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【摩利支天の分岐】

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【巻道ルートも注意すべき箇所あり】

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【駒津峰まで戻り双児山経由で下山】



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【鞍部まで下り双児山へ登り返す】

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【ハイマツ帯が終わり樹林帯に入る】

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【双児山(四合目)】



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【後は樹林帯を下るだけ】
ビールを目指し淡々と下って行く

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【北沢峠まで下りて来た】
左がトイレで右がバスの待合所

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【下山後早速宴会開始(白飯も炊いた)】
雨で中断もあったが楽しく宴会終了



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【2日目の朝 4時40分ごろテント場出発】
本日は仙丈ケ岳に登る

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【仙丈ケ岳二合目コース入口】
テント場から近いこの入口を選択

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【入口から3分程で北岳みはらし台】
今日は残念ながら何も見えない



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【緩斜面を登ると二合目に到着】
ここで北沢峠からの道と合流する

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【二合目から徐々に傾斜が強くなる】
テント場からの標高差は1050m程

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【三合目を通過】
標識がしっかり整備されている



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【四合目を通過】

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【樹林帯だが美しい森なので楽しい】

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【五合目の大滝ノ頭を通過】



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【森林限界が近づいて来た】

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【ハイマツ帯の六合目で撮影タイム】

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【鋸岳と甲斐駒ヶ岳】



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【鋸岳】

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【甲斐駒ヶ岳】

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【甲斐駒ヶ岳・栗沢山・アサヨ峰】



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【今から登る小仙丈ケ岳方面】

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【ハイマツ帯を登り小仙丈ケ岳へ】

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【鳳凰三山と富士山】



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【嫌な感じの雲が掛かり始めた北岳】

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【白い花を付けたナナカマド】

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【小仙丈ケ岳で再び撮影タイム】



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【今から目指す仙丈ケ岳】

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【北岳と間ノ岳】

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【右側から巨大な雲が流れて来た;;】



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【北岳に天気が崩れる予兆とされる笠雲】
※笠雲のあと必ず天気が崩れる訳では無い

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【アオノツガザクラ】
仙丈ケ岳は花の百名山なので花が多い

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【チングルマ】
果穂の写真を撮るのも好きな花



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【コイワガガミ】

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【天候が悪化してきたので先を急ぐ】

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【八合目を通過】



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【仙丈小屋分岐】

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【オヤマノエンドウ】

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【タカネツメクサ】



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【この花は何だろう?】

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【ミヤマシオガマ】

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【大仙丈ケ岳との分岐から山頂は近い】



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【イワベンケイ(雄株)】
筆者の好きな花の1つ

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【ミヤママンネングサ】
山頂で逞しく咲いていた

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【ガスに包まれた仙丈ケ岳に到着】
眺望も無いので即下山開始



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【タカネグンナイフウロ】
天候がイマイチで花の撮影は少なめだ

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【下山中にどんどん人が登って来る】
大人気の山だからな〜

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【テントを撤収して北沢峠へ】
バスで仙流荘へと戻り無事終了





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