【 早池峰 】  河原の坊駐車場から小田越コースのピストン

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【早池峰山】 はやちねさん 1917m   

登山日 2017年8月11日(金 ※祝日)
山域 北上山地の最高峰【−早池峰山】
コースタイム 3時間52分 (休憩約14分含む ※歩行タイムは3時間38分)
コース 河原の坊駐車場(8:40)〜小田越登山口(9:07)〜御門口(9:26-9:30 休憩4分)〜御金蔵(10:02)〜天狗の滑り台(10:20)〜剣ヶ峰分岐(10:29)〜早池峰山(10:37-10:47 休憩10分)〜剣ヶ峰分岐(10:56)〜御金蔵(11:20)〜御門口(11:48)〜小田越登山口(12:06)〜河原の坊駐車場(12:32)
天候 晴れ後曇り(もうすぐ下山と言う所で小雨がパラついた)
駐車場 ★河原の坊駐車場(50台程 無料) チップ制トイレ有り
※毎年6月第2日曜日〜8月第1日曜日までの土日祝のみ一般車両は交通規制となるようです。
※交通規制の日は麓の駐車場と登山口の区間でシャトルバスの運行があるそうです。
立ち寄り湯 東和温泉「花と緑と安らぎの湯」 , 盛南温泉「開運の湯」
備考 ★登山ポストは河原の坊と小田越にあります。
★トイレは河原の坊と小田越(仮設トイレ)にありました。
※早池峰では携帯トイレの普及が推進されています。
※使用済の携帯トイレは原則持ち帰りですがやむを得ない場合は回収ボックスに投函できます。
※携帯トイレの使用場所は小田越登山口から1q弱の所と山頂避難小屋にあります。
★熊出没注意の張り紙がありました。
★河原の坊コースは2016年5月の大雨による登山道の一部崩壊のため通行止です。
※現時点で復旧のめどは立っていないそうです。
★早池峰山は高山植物の固有種が多い事で有名です。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

今年の夏季連休は10連休という大型連休を取得する事が出来たため、長らく中断していた百名山ハントの旅へ出かける事とし 東北まで足を延ばす事にしてみる。今回の目的は遠方で行くことが容易でない東北北部の山(青森・岩手・秋田は無いが)だけは 確実に終わらせることである。10日の夜に三重を出発して始めの目的地である早池峰山まで1100km近くを車で走破し、8時半頃に河原の坊登山口 に到着した。早々に準備を整え出発するが、歩く前からすでにお疲れモードである事は致し方無いところであろう。 本当は河原の坊コースから周回したかったが、コメガモリ沢の一部登山道が崩壊して通行止めとなっており、仕方なく小田越コースのからのピストンとする。まずは車道を小田越まで 歩き、ここから登山道へと入っていく。初めに木道が現れるがすぐに終わりしばらく林の中を登っていくと開けた岩場に到着した。ここが1合目の御門口である。 ここから景色の良い蛇紋岩の登山道を登っていく形となるが、周囲には花が多く目を楽しませてくれる。 ただ残念な 事にお目当ての早池峰ウスユキソウは終わりかけで最盛期は過ぎていたようであった。標高差が870m程なので筆者的にはハイキング感覚で登れる山であるが、本日 は長距離の車の運転のせいか不調で足取りは重く思うように体が前に進まない。そんな状態の中ゆっくりと登りなんとか東北遠征1座目の 早池峰山頂に着くことができた。山頂は残念ながらガスに覆われ展望は望めなかったが、道中は比較的天気にも恵まれ景色を見る 事が出来たので出だしは上々といった感じである。下山は往路を戻り駐車場へと帰還したが、駐車場へ到着する少し前くらいに小雨が ポツポツと当たり始めたのでタイミングもばっちりである。下山後は2日目の目的地である岩手山へ向け岩手県を北上し、晩御飯に 盛岡冷麺定食とラム肉定食(2人でシェア)を食べ道の駅で就寝となった。(この盛岡冷麺が予想以上に美味く嵌ってしまう)

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【河原の坊駐車場】
係の方に誘導して頂き駐車

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【河原の坊にあるチップ制トイレ】
休憩所前辺りにあります

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【早池峰総合休憩所】
ここで携帯トイレが買えます



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【河原の坊コースは通行禁止】
2016年5月の大雨で登山道が一部崩壊

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【小田越まで2q程道路を歩いて行く】
正面に見える山は薬師岳かな

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【道路脇に咲く ウツボグサ(靫草)】
重い体を引きずりながら周りに目を向ける



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【小田越に設置された仮設トイレ】
登山シーズンのみ設置のようです

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【小田越登山口】
案内板は登山ポストがある

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【まずは短い木道歩きから】
オオシラビソなどの樹林帯の中を行く



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【熊除け用の一斗缶】
いっぱい叩かれたのか凹んでいる

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【携帯トイレ用のブース】
小田越から1q弱の所に設置されていた

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【一合目の御門口(ごもんぐち)】
ここで一気に視界が開ける



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【振返り薬師岳が望む】

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【予報に反して美しい青空】

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【石がゴロゴロした斜面を登る】



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【ナンブトラノオ(南部虎の尾)】
早池峰山の固有種

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【キンロバイ(金露梅)】
バラ科の落葉低木

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【広々とした景色の中を登る相方】
登山道には植生保護ロープがある



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【ミヤマシャジン(深山沙蔘)】
似ている白山沙蔘は輪生するので区別可

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【ナンブトウウチソウ(南部唐打草)】
早池峰の固有種

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【蛇紋岩(じゃもんがん)が露出する斜面】
蛇紋岩が固有種が多い理由の1つらしい



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【可愛い登山道標識】
登山道は明瞭で迷う所は無い

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【急坂で高度を稼いでいく】

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【五合目の御金蔵(おかねぐら)】
祈願すると富を授かるとか(勿論祈願)



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【八合目の岩塊が近づいて来た】
残念ながらガスに包まれてきた;;

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【天狗の滑り台(八合目)】
梯子は二段になっている

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【梯子をのぼる相方】
梯子はゆっくり登り降りすれば問題なし



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【簡単な岩場を登り中】

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【特徴ある目印になりそうな岩】

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【剣ヶ峰分岐から早池峰山まで後400m】



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【御田植場と呼ばれる湿原】
お花畑になっている

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【御田植場のお花畑】
ヨツバシオガマやハクサンボウフウなど

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【門馬コース分岐】
頂上まであと100m!



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【あの上が早池峰山頂上】
残念ながらガスは晴れないまま・・・

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【早池峰山山頂避難小屋】
ここでも携帯トイレが買えるようです

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【今回の東北遠征1座目 早池峰山】
さて花を探しながら下山しよう



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【ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜)】

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【ミネウスユキソウ(峰薄雪草)】

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【アザミの仲間】



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【なんとも幻想的な雲海】

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【咲き終わりのハヤチネウスユキソウ】

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【ホソバツメクサ(細葉爪草)】



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【ウメバチソウ(梅鉢草)】

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【タカネナデシコ(高嶺撫子)】

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【イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)】



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【タカネサギソウ(高嶺鷺草)】

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【ホソバイワベンケイ(細葉岩弁慶)】

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【サマニヨモギ(様似蓬)】



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【ナガバキタアザミ(長葉北薊)】
早池峰山は初めて見る花が多かった

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【チシマフウロ(千島風露)】
目についた花だけ撮影

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【樹林帯まで戻って来た】
登山口まで下り道路を歩けば終了〜



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【東和温泉「花と緑と安らぎの湯」】
下山後移動して汗を流す

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【盛岡冷麺のカレーセット】
盛岡冷麺は絶品でした!

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【ラム肉定食】
晩御飯を食べて道の駅に移動して就寝




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