【 岩手山 】  馬返し登山口からの一部周回のピストン

トップページに戻る 登山紀行に戻る 2017年山登りに戻る



【岩手山】 いわてさん 2038m   

登山日 2017年8月16日(水)
山域 奥羽山脈北部(岩手県)【−岩手山】
コースタイム 7時間16分 (休憩約53分含む ※歩行タイムは6時間23分)
コース 馬返し駐車場(3:38)〜馬返し登山口(3:42-3:49 休憩7分)〜0.5合目(4:18)〜1合目(4:31)〜2.5合目(4:52)〜旧道5合目(5:32-5:38 休憩6分)〜7合目(6:17)〜八合目避難小屋(6:25-6:35 休憩10分)〜不動平(6:52)〜焼走・上坊コース下山口(7:21)〜岩手山(7:26)〜不動平(8:00)〜不動平避難小屋(8:02)〜八合目避難小屋(8:17-8:33 休憩16分) 〜7合目(8:46)〜新道5合目(9:24)〜2.5合目(9:58)〜2合目(10:02-10:08 休憩6分)〜1合目(10:16)〜0.5合目(10:26)〜馬返し登山口(10:43-10:51 休憩8分)〜馬返し駐車場(10:54)
※登りは旧道・下りは新道を歩いています。
天候 曇り(頂上付近はガスが濃く風がとても強かった)
駐車場 ★馬返し駐車場(第1〜第3の三カ所有り 無料) 第一駐車場の登山道入口付近にトイレ有り
※少し登った登山口にもトイレ(チップ制)あり(こちらのトイレの方が綺麗)
※駐車場に盗難注意の看板がありました。
立ち寄り湯 狐洞温泉 フォックスバーデンスパ・ドーム
備考 ★トイレは馬返し駐車場付近と登山口(チップ制)にあります。
※八合目避難小屋でも有料でトイレをお借りできます。
※未確認ですが不動平避難小屋内にもチップ制のトイレがあるようです。
★登山ポストは登山口に設置されています。
★水場は登山口前に「鬼又清水」、八合目避難小屋前に「御成清水」があります。
※鬼又清水・御成清水は水量豊富でした。
※旧道の5合目にあるはずの駒鳥清水は場所がよく分らず未確認
★登山口付近に熊注意の看板がありました。
★登山道は0.5合目〜1合目間と2.5合目〜7合目間で旧道と新道に分かれています。
※旧道はガレ場・ザレ場が多くスリップや落石に注意
★八合目避難小屋は7月1日の山開き〜10月の体育の日まで管理人さんが常駐しているそうです。
※9月からは木曜午後〜日曜午前まで駐在との事(要確認)
★岩手山は現在は沈静化していますが活火山です。(登山前に要情報収集)
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

岩手山チャレンジも3度目の正直なるか?という所であるが、目が覚めると雨が降っていない。今日は少なくともスタートが出来ると思い登山口 となる馬返し駐車場へと移動する。駐車場には数台の車が駐車しているのみでガランとしておりもっと人気があると思っていたが、平日という事もあるしこの 天気であれば仕方が無い事であろうと考えながら出発する。駐車場と登山口それぞれにトイレがあるが、少し上の登山口のトイレ の方が綺麗なようである。登り始めは歩きやすく普通の登山道を登っていくが、0.5合目の分岐で旧道に入り登って行くと1合目で新道と合流となる。 更に2.5合目の分岐から再び旧道に入ると火山特有の露岩地帯の中を登っていく形となり雰囲気が一変する。変化があり開けた感じであるので展望も 良いのであるが、雲が多くガスも出始めスッキリと展望を望む事が出来ないまま標高を稼いで行くとひょっこりとゲストが現れた。目の前にカモシカが写真を撮らないのか?と言わんばかりにたたずんでおり、数mの距離まで 近づき写真を撮っても逃げようとしないのである。まさにモデルといった感じで写真撮影をさせていただいた後は用が済んだという 感じで急峻な斜面の中に消えていった。7合目で新道と合流すると道がなだらかになるので花を見ながら進んで行くと程なく八合目避難小屋へと到着した。小屋前にある水場で水分 補給を行い山頂へと向かうが、相変わらずのガスで景色は見えないが足元の花が目を楽しませてくれる。お鉢巡りの稜線まで上がると強風が 吹き荒れており、8月とは思えない寒さでただひたすら先に進むのみといった感じでお鉢巡りが終了した。どうもこの旅は山頂の景色とは 縁遠くなってしまっているようである。避難小屋まで戻ると少しの間だけ山頂付近のガスが晴れその姿の全貌を現してくれたが、3度も登ろう とチャレンジしたことによる御褒美であったのだろうかと考えながら下山を開始する。7合目分岐からは新道を通り馬返し登山口へと戻った が、これでこの連休におけるノルマとしていた東北北部の百名山は何とか完登する事ができた。明日からはまた天気が大きく崩れる予報となっており、 予定していた朝日岳は中止にして山形市内へ移動、ビジネスホテルに宿泊(この旅初の脱車中泊)。居酒屋で打ち上げ宴会を実行し東北最後? の夜を楽しんだ。

写真をクリックで拡大します

【馬返し第一駐車場(写真は下山時)】
第一駐車場が一番上に有り標高約610m

写真をクリックで拡大します

【駐車場のトイレ(写真は下山時)】
本日も夜が明けぬ早朝にスタート

写真をクリックで拡大します

【数分歩くと鬼又清水(写真は下山時)】
奥の建物はトイレ



写真をクリックで拡大します

【水場の前が馬返し登山口】
登山ポストに届けを出して出発

写真をクリックで拡大します

【まずは樹林帯の中を進む】
熊に注意の看板があったので鈴を鳴らす

写真をクリックで拡大します

【0.5合目で新道と旧道に分かれる】
登りは旧道を選択



写真をクリックで拡大します

【桶の淵なる場所】
桶の周りを絞めたような地形らしい

写真をクリックで拡大します

【桶の淵はこんな感じの場所】
片側が崖っぷちになっている

写真をクリックで拡大します

【1合目で新道と合流する】
1合目は小広場になっていてベンチもある



写真をクリックで拡大します

【しばし整備された階段を登る】

写真をクリックで拡大します

【豆腐岩】
岩の形が豆腐に似ているのが名の由来

写真をクリックで拡大します

【標高約990mの2合目】
2合目の手前は滑りやすいザレ場



写真をクリックで拡大します

【振り返りると美しい朝焼け】
分厚い雲が晴れる事を願いつつ先へ進む

写真をクリックで拡大します

【2.5合目でまた新道と旧道に分かれる】
ここも旧道を選択し歩を進める

写真をクリックで拡大します

【樹林の中で朝日が昇った!】
朝日を拝むと清々しい気分になる♪



写真をクリックで拡大します

【足元は溶岩帯の道になった】
火山なんだと実感する

写真をクリックで拡大します

【3合目を通過中】
3合目にもベンチがあった

写真をクリックで拡大します

【3合目から新道へ行く事も出来る】
4合目5合目も同様に新道へ行き来可



写真をクリックで拡大します

【樹林帯を抜け露岩の道を登って行く】

写真をクリックで拡大します

【標高約1250mの4合目】

写真をクリックで拡大します

【セリ科の花は特定が難しい;;】



写真をクリックで拡大します

【歩きにくいガレ場】
落石させないよう目印に沿って登る

写真をクリックで拡大します

【標高約1390mの5合目】
残念ながら駒鳥清水が分らず未確認

写真をクリックで拡大します

【5合目から麓を眺める】
相変わらず雲は晴れず・・・



写真をクリックで拡大します

【クサボタン(草牡丹)】

写真をクリックで拡大します

【これはアザミの仲間だろうか?】

写真をクリックで拡大します

【ザレ場の急坂はスリップ注意】



写真をクリックで拡大します

【ガスで視界が悪くなって来た】
展望が良さそうな道なのに残念

写真をクリックで拡大します

【標高約1560mの6合目】
これが御蔵岩なのかな?

写真をクリックで拡大します

【登山道の先に嬉しいゲストが登場】
道を塞ぐように立ちこちらを見ている



写真をクリックで拡大します

【少し近づいて見ても逃げない】
ありがたく静かに撮影をさせて頂く

写真をクリックで拡大します

【1分程付き合ってくれたカモシカ】
急峻な岩場へと姿を消した

写真をクリックで拡大します

【ヤマハハコ(山母子)】
視界が悪い中、花達に癒される



写真をクリックで拡大します

【7合目で新道と合流】

写真をクリックで拡大します

【ここは鉾立とも呼ばれ祠もある】

写真をクリックで拡大します

【7合目からはなだらかな道となる】



写真をクリックで拡大します

【標高約1770mの八合目避難小屋】
シーズン中は管理人さんが常駐

写真をクリックで拡大します

【御城清水は水量豊富】
喉を潤してから山頂へ出発

写真をクリックで拡大します

【お花畑の中を進む】
お花畑越しの岩手山を撮影したかった



写真をクリックで拡大します

【エゾシオガマ(蝦夷塩竃)】

写真をクリックで拡大します

【ウメバチソウ(梅鉢草)】

写真をクリックで拡大します

【不動平から岩手山頂上まで後1.2q】



写真をクリックで拡大します

【ミヤマハンショウヅル(深山半鐘蔓)】

写真をクリックで拡大します

【ミヤマハンショウヅルの果穂だろうか】

写真をクリックで拡大します

【イワブクロ(岩袋)】



写真をクリックで拡大します

【岩手山まであと一登り】
火口縁直下は砂礫の急坂

写真をクリックで拡大します

【オヤマソバ(御山蕎麦)】

写真をクリックで拡大します

【火口縁に乗り時計回りでお鉢巡り開始】
一定間隔に石仏が並んでいる



写真をクリックで拡大します

【斜面には一面のコマクサ】

写真をクリックで拡大します

【コマクサ(駒草)】

写真をクリックで拡大します

【強風の中、火口縁を歩く相方】



写真をクリックで拡大します

【焼走・上坊コース分岐を通過】
頂上まで後少し

写真をクリックで拡大します

【岩手山(薬師岳)に到着】
生憎の天気のせいか頂上は無人

写真をクリックで拡大します

【強風で寒く視界も悪いので先へ進もう】
ガスが晴れてほしいという願いは叶わず



写真をクリックで拡大します

【足元にはバッタが跳ねていた】
この過酷な環境で逞しく生きている

写真をクリックで拡大します

【タカネスミレの群生】
こんな一面の群生を見たのは初めて

写真をクリックで拡大します

【種を飛ばした跡のタカネスミレ】
花の時期に是非とも見てみたい



写真をクリックで拡大します

【お鉢巡りも終了となり下山開始】
不動平までサクッと下る

写真をクリックで拡大します

【不動平避難小屋へ寄道】
立派な避難小屋

写真をクリックで拡大します

【不動平避難小屋付近の尖った岩】
名前が付いているのか気になる



写真をクリックで拡大します

【不動平からの八合目避難小屋】
ガスが少し晴れて景色が少し見えた♪

写真をクリックで拡大します

【八合目避難小屋に戻り補給休憩】
おぉ、岩手山が見え始めた!

写真をクリックで拡大します

【7合目からの岩手山】
最後に全容を現してくれた



写真をクリックで拡大します

【ウスユキソウ(薄雪草)】

写真をクリックで拡大します

【7合目から新道を下る】

写真をクリックで拡大します

【新道は樹林帯が多い】



写真をクリックで拡大します

【展望地から旧道が見える】

写真をクリックで拡大します

【アザミの仲間】

写真をクリックで拡大します

【ヤマオダマキ(山苧環)】



写真をクリックで拡大します

【新道の五合目、登山口まで後2.7q】

写真をクリックで拡大します

【クルマユリ(車百合)】

写真をクリックで拡大します

【コバギボウシ(小葉擬宝珠)】



写真をクリックで拡大します

【ホツツジ(穂躑躅)】

写真をクリックで拡大します

【旧道と合流した2合目付近を下山中】

写真をクリックで拡大します

【一合目〜0.5合目間は新道を選択】



写真をクリックで拡大します

【ソバナ(岨菜)だろうか】
今日は沢山の花を楽しむ事が出来た

写真をクリックで拡大します

【改め所】
昔、神官が登山の可否を改めた所らしい

写真をクリックで拡大します

【登山口付近まで下りて来た】
あとは駐車場まで下り無事終了〜



写真をクリックで拡大します

【下山後移動して狐洞温泉で汗を流す】
この旅で東北の温泉を満喫した♪

写真をクリックで拡大します

【温泉で相方は海鮮ラーメンを注文】
あっさりして美味しかったらしい

写真をクリックで拡大します

【筆者は天丼をオーダー】
運動後なのでこってりした物が美味い!



写真をクリックで拡大します

【炉端・郷土料理 魚いち 分店】
山形駅付近の居酒屋でご褒美の宴会

写真をクリックで拡大します

【野菜スティックが食べ放題】
つまみにもなって大満足

写真をクリックで拡大します

【だしやっこ】
このメニューでだしの虜に



写真をクリックで拡大します

【いも煮】
郷土料理を中心に注文

写真をクリックで拡大します

【刺身は豪勢でビックリ】
美味しい料理にお酒も進む♪

写真をクリックで拡大します

【〆は、だしめし】
満腹になり本日はビジネスホテルで就寝




トップに戻る  トップページに戻る