【 乗鞍岳 】  乗鞍高原休暇村から一部周回のピストン

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【蚕玉岳】 こだまだけ 2979m 【剣ヶ峰】 けんがみね 3025.6m

登山日 2018年3月31日(土)
山域 北アルプス 【 - 乗鞍岳(剣ヶ峰)】
コースタイム 6時間45分 (休憩・装備替え等、約58分含む ※歩行タイムは5時間47分)
コース 休暇村乗鞍高原(3:42)〜三本滝レストハウス付近(4:18)〜[途中、アイゼン装着・休憩 13分]〜位ヶ原山荘分岐(5:53)〜肩の小屋口(6:33-6:38 休憩5分)〜肩の小屋(7:01-7:10 休憩9分)〜蚕玉岳(7:47)〜剣ヶ峰(7:55-8:07 休憩12分)〜肩の小屋口(8:40-8:48 休憩8分)〜位ヶ原山荘分岐(9:13-9:24 昼食休憩11分)〜三本滝レストハウス付近(10:08)〜休暇村乗鞍高原(10:27)
天候 快晴
駐車場 ★休暇村乗鞍高原前駐車場(広い駐車場,無料,トイレ無し)
※道路を挟んだ前の駐車場です。
立ち寄り湯 安曇乗鞍温泉 天峰の湯 ,乗鞍高原 湯けむり館
備考 ★肩の小屋口のトイレと肩の小屋は冬期閉鎖中でした。
★リフトが動く前にスキー場を歩きました。(リフトが動く時間だと我々では時間的に余裕が無い)
※スキー場を下山の際は邪魔にならないよう出来るだけ端を歩きました。
★雪の状態を見て問題なしと判断して朝日岳付近から東斜面を斜めに下山しています。
※雪の状態が悪ければ雪崩等の危険があるので十分に注意が必要です。
★乗鞍岳は剣ケ峰を主峰とする23の峰の総称です。
★冬装備で入山しています。(アイゼン・ワカン・ピッケル・ハードシェル等)
★乗鞍岳は活火山です。入山の際は事前に火山情報を確認する事をお勧めします。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

ここ数年、積雪期にずっと行きたかった乗鞍岳であるが、今年も厳冬期には行きそびれてしまった。また来年かと考えて いたが、こんな事ばかりではいつまでたっても行けないと思い直し、残雪期ではあるが天候が安定している 週末に出かける事にした。文句のつけようが無い高気圧の張り出した最高のコンディションの中、休暇村乗鞍高原から真っ暗闇のスキー 場のゲレンデを登って行く。スキー場の締まった雪の上を順調に登って行くと三本滝レストハウス付近を過ぎた辺りで 急斜面に突入したが正直ここが核心であった。(まだ夜が明けていないので斜度に気付かずアイゼン未装着のまま突入;;) 滑り落ちた所でゲレンデなので登り返せばいいのであろうが、登り返すのは嫌なので妙に緊張しながら登って行く。 登り切った所ですぐにアイゼンを装着し、後はガシガシと快適に歩いていく。ツアーコースに入ってもゲレンデと変化が無いような感じに思え ダラダラと標高を稼いでいく。位ヶ原山荘との分岐を過ぎると雪原に変わり、目の前に真っ白な剣ヶ峰が迫って来る。 遮るものが無い景色を堪能しながら肩の小屋まで登って行き、ピッケルに装備チェンジしてから剣ヶ峰目指し登って行くが、 難しいところも無く寒くも無くただただいい景色を眺めながらの雪山ハイクといった感覚 … ある意味拍子抜けであるが。 あっさりと無人の剣ヶ峰へと到達しゆっくりと景色を堪能するが、遠望する穂高方面もあまり雪が多そうに見えない。寒波 が入ってくれないとGWまで雪が持たないのでは無いかと不安に思いながら山頂を後にする。往路を忠実に戻ろう かと考えたが、積雪は多く無く雪崩の心配が無く傾斜もしれてるので朝日岳への鞍部付近より直接肩の 小屋口に向け下っていく事にする。何の問題も無く小屋口まで到着して装備をストックに変更し往路を戻って 行くが、この時間から登山者が一気に増加してくる。スキー場のようなツアーコースを戻りスキー場へと到達すると、 後は邪魔にならないようゲレンデの端を下っていき無事に駐車場へと帰還した。下山後は湯けむり館に立ち寄り 温泉でくつろいだあと、明日の山行予定である御嶽方面へ移動し車中泊となった。

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【休暇村乗鞍高原前駐車場】
満車では無いが車は既に多い

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【真っ暗闇の中、3時42分スタート】
スキー場のゲレンデをひたすら歩く

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【圧雪者が稼働中】
この先のカモシカコースの急登で少し苦戦



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【ツアーコース辺りで夜が明け始める】
高天ヶ原と剣ヶ峰が見える

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【朝日が昇った!】
美しい景色にしばし見とれる

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【朝日をもう少しアップで撮影】
今日は絶好の撮影日和となりそうだ♪



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【位ヶ原山荘分岐(ツアーコース終了点)】

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【樹林帯を抜け見晴らしの良い斜面へ】

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【同箇所を登る相方】



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【高天ヶ原・剣ヶ峰を見ながら登る】

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【肩の小屋口目指し広大な雪原を前進】

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【富士見岳(右奥)方面】



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【高天ヶ原】

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【剣ヶ峰・蚕玉岳・朝日岳】

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【肩の小屋口(トイレは冬期閉鎖中)】



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【次は肩の小屋目指す】
この斜面で先行者に追いつき先頭へ

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【肩の小屋の斜面を登る相方】
下に見える建物は肩の小屋口のトイレ

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【摩利支天岳】
山頂に乗鞍コロナ観測所がある



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【肩の小屋でピッケルに持ち替える】

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【剣ヶ峰・蚕玉岳・朝日岳】

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【剣ヶ峰目指して出発】



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【摩利支天岳と肩の小屋】

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【里見岳】

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【シュカブラ】



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【朝日岳の斜面を登る相方】
朝日岳は東に巻気味に登る

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【朝日岳と蚕玉岳の鞍部まで後少し】
雪がまだ固いので慎重にトラバース

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【朝日岳と蚕玉岳の鞍部に到達】
風はそんなに強くなく快適



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【剣ヶ峰と大日岳】

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【大日岳・屏風岳・薬師岳】

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【槍ヶ岳と穂高連峰方面】



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【薬師岳〜野口五郎岳方面】

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【今から登る蚕玉岳】

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【蚕玉岳にサクッと登頂】



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【本日のラスボス、剣ヶ峰】

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【剣ヶ峰はもう目前!】

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【乗鞍本宮奥宮の鳥居】



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【剣ヶ峰に思ったより早く到着】

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【乗鞍本宮奥宮の社】

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【一部の側面に氷が残っていた】



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【朝日岳と蚕玉岳(背後は北アルプス)】

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【水晶岳・槍ヶ岳・穂高岳方面】

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【八ヶ岳方面】



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【南アルプス・中央アルプス方面】
頂上から360度の大展望を満喫♪

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【御嶽山】
さて、名残惜しいが下山開始

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【下山は少しショートカットルート】
雪が少ないので東斜面よりに下る



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【斜面を下る相方】

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【シュカブラ越しの剣ヶ峰方面】

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【何度も撮影してしまう剣ヶ峰】



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【下山していると続々と登って来る】
圧倒的にBCの方が多い

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【朝少し苦戦したカモシカコース】
カモシカコースは上級者向けのようだ

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【三本滝レストハウス】
スキー場の端を下り無事終了




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