【 常念岳 】 三股からのピストン

トップページに戻る 登山紀行に戻る 2019年山登りに戻る



【常念岳】 じょうねんだけ 2857m

登山日 2019年11月23日(土)
山域 北アルプス 【−常念岳】
コースタイム 9時間48分 (休憩 約1時間44分含む ※歩行タイムは8時間4分)
コース 三股駐車場(4:06)〜三股登山口(4:23-4:31 休憩8分)〜迂回路分岐(4:54)〜南東尾根合流(6:28-6:38 休憩10分)〜前常念岳(8:07-8:16 休憩9分)〜[途中 装備装着7分]〜三股分岐(9:12)〜常念岳(9:23-9:43 休憩・撮影等20分)〜三股分岐(9:48-9:59 装備替え・撮影11分)〜[途中 昼食休憩16分]〜前常念岳(10:47-10:51 休憩4分)〜[途中 休憩6分]〜南東尾根合流(12:03-12:11 休憩8分)〜[途中 休憩5分]〜迂回路分岐(13:23)〜三股登山口(13:39)〜三股駐車場(13:54)
天候 晴れ時々曇り 
駐車場 三股駐車場 (無料 70台程) , トイレ有り(※今回は冬期閉鎖で使用不可でした)
※今回は土曜日の4時頃で数台のみ、下山時は車が増えていましたが余裕ありでした。
※夏〜秋シーズの週末や連休は満車になります。早めの到着をお勧めします。
立ち寄り湯 ★安曇野蝶ヶ岳温泉 ほりでーゆー四季の郷
備考 ★登山届は三股登山口で提出できます。
★トイレは駐車場(冬期閉鎖)と三股登山口(使用可)にあります。※どちらも11月23日現在の状況
◆歩行時間は雪の状況で大きく変わります。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

2週連続で初冬の北アルプス山行として常念岳へとチャレンジする。前線の通過で積雪が増えると勝手に想定していたが、予想に反して 気温が下がらず積雪では無く雨が降ってしまったようで、情報では先週よりも積雪は減少してしまっているという状況となっていた。 一ノ沢から登るか三股から登るか悩んだ結果、前常念への急登を久しぶりに体験しておきたくなり、三股を選択し三股駐車場へと車を 走らせる。明け方までは雨が残る予報であったが、駐車場へと到着する頃には夜空に星が見えており思ったよりも天気の 回復が早いようである。暗闇のなか登山口に向けまずは林道を歩いていきながら、先週の燕岳よりも少しグレードアップした常念岳 へと闘志を燃やしていく … 大袈裟な。。。登山道に入り南東尾根に乗り上げるまでひたすら登って行くが、予想通り雪は 無く普通の秋山といった感じである。気温も高く歩くと汗が滲んでくるような陽気の中、南東尾根まで登り詰めたところで休憩を取る。 尾根に登った地点は広めのスペースとなり積雪期にはテントが張れそうな感じである。ここから少し平行 移動し前常念岳の花崗岩の斜面の取付きに辿り着くと急登の始まりとなる。本来であればこの岩場混じりの急登に雪が付いている事をイメージ していたが、全く雪が無く普通の山登りといった感じであるが、久しぶりに登る前常念はなかなか手強く息が上がってしまう。 ようやく前常念岳へとたどり着いた所で見る常念岳は思ったよりも遠い… こんなに遠かっただろうか?と自答する。 少し進んだところから雪をようやく踏みはじめ安全を見てチェーンスパイクを装着して進んで行く。常念小屋との分岐(三股分岐)まで到着すると 後は山頂へと一登りであるが、直下の斜面はクラストしておりチェーンスパイクでは危うい感じである。常念岳山頂は無人で 晴天なのに誰も登っていないのかなと思いながら360度の展望を独占する。十分景色を楽しんだ後は下山となるが、久しぶりのフル アイゼンにピッケルを装着しクラスト斜面を下っていくが、アイゼンが気持ちよく効き忘れかけていた感触が甦ってくる感じである。 前常念付近まで戻り昼食休憩を取った後は常念岳に別れを惜しみながら下山の途へとつく。後は定番の右足先の痛みに耐えながらの 下山となるが、2週連続の北アルプスの山頂に立てたのは大きな自信になった。しかしながら晴天の中の山行であったにも関わらず 登山者がほぼいなかったのは意外であった。

写真をクリックで拡大します

【三股駐車場(写真は下山時)】
出発時は数台程度でガラガラ

写真をクリックで拡大します

【トイレは冬期閉鎖(写真は下山時)】
空を見上げると満点の星空♪

写真をクリックで拡大します

【駐車場奥のゲート(写真は下山時)】
ここから800mほど林道を歩く



写真をクリックで拡大します

【三股登山口(写真は下山時)】
ここから登るのは6年ぶり

写真をクリックで拡大します

【今は無人の登山相談所(写真は下山時)】
ここで登山届けを提出する

写真をクリックで拡大します

【登山口のトイレ(写真は下山時)】
このトイレは使用可だった



写真をクリックで拡大します

【蝶ヶ岳・迂回路との分岐】
標識によると常念岳まで7.1q

写真をクリックで拡大します

【最初の急坂の後は傾斜が緩む】
まだ暗いが道は明瞭なので順調に進む

写真をクリックで拡大します

【迂回路分岐】
増水時は迂回路からここに登って来る



写真をクリックで拡大します

【九十九折の道をひたすら登る】
この斜面の登りがとにかく長い

写真をクリックで拡大します

【常念岳まで5.2qの標識】
登山口から1時間20分程で2q進んだ

写真をクリックで拡大します

【夜が明けたらガスが出て来た】
ガスが抜けてくれれば良いのだが



写真をクリックで拡大します

【やっと南東尾根に合流】
登山口から標高820mほど登った

写真をクリックで拡大します

【常念岳までまだ4.1qもある】
まだまだ先は長い

写真をクリックで拡大します

【ここからしばし水平歩き】
有り難い事にぬかるみ箇所は凍結中



写真をクリックで拡大します

【笹原の中を進み中】

写真をクリックで拡大します

【南西方向に蝶槍が見える】

写真をクリックで拡大します

【徐々に傾斜が増してくる】



写真をクリックで拡大します

【もうすぐ森林限界で前常念岳登場】

写真をクリックで拡大します

【快晴の前常念岳に気持ちが躍る】

写真をクリックで拡大します

【梯子を登ると一気に視界が開ける】



写真をクリックで拡大します

【 雲海に浮かぶ『 蝶ヶ岳と蝶槍 』】



写真をクリックで拡大します

【雲海から朝日が昇った】

写真をクリックで拡大します

【奥穂高岳と北穂高岳が覗いてる】

写真をクリックで拡大します

【雲海越しの南アルプス】



写真をクリックで拡大します

【雲海と蝶ヶ岳は何度も見てしまう】

写真をクリックで拡大します

【いよいよ花崗岩の急坂にさしかかる】

写真をクリックで拡大します

【残念ながら雪は全く無し】



写真をクリックで拡大します

【 まるで秋山のような『 前常念岳 』】



写真をクリックで拡大します

【前常念は見えているのに遠い;;】

写真をクリックで拡大します

【雲海を背に登る相方】

写真をクリックで拡大します

【前常念はもう目前!】



写真をクリックで拡大します

【 蝶槍と穂高連峰 】



写真をクリックで拡大します

【前常念岳頂上付近の避難小屋】

写真をクリックで拡大します

【360度の展望地の前常念岳】

写真をクリックで拡大します

【常念岳が少しだけ見える(中央奥)】



写真をクリックで拡大します

【 前穂高岳〜北穂高岳 】



写真をクリックで拡大します

【横通岳・大天井岳方面】

写真をクリックで拡大します

【常念岳に向け岩稜帯を進む】

写真をクリックで拡大します

【ケルンと大天井岳方面】



写真をクリックで拡大します

【今日は微風で暖かい】

写真をクリックで拡大します

【少しずつ近づく常念岳】

写真をクリックで拡大します

【廃道のトラバース道は通行禁止】



写真をクリックで拡大します

【それにしても予想以上に雪が少ない】

写真をクリックで拡大します

【安全をみてチェーンスパイクは装着】

写真をクリックで拡大します

【しばし雲海を眺める筆者】



写真をクリックで拡大します

【冬期休業中の常念小屋】

写真をクリックで拡大します

【鷲羽岳・水晶岳・大天井岳方面】

写真をクリックで拡大します

【常念小屋からの道ともうすぐ合流】



写真をクリックで拡大します

【 立山・剱岳方面(中央奥) 】



写真をクリックで拡大します

【常念小屋からの道と合流(三股分岐)】

写真をクリックで拡大します

【頂上までの斜面はクラスト状態】

写真をクリックで拡大します

【ここだけ見るとカッコイイ雪の常念岳】



写真をクリックで拡大します

【頂上はもう目前】

写真をクリックで拡大します

【無人の常念岳に到着!】

写真をクリックで拡大します

【歩いて来た前常念岳からの岩稜帯】



写真をクリックで拡大します

【 南岳〜三俣蓮華岳 】



写真をクリックで拡大します

【蝶ヶ岳へと続く稜線】

写真をクリックで拡大します

【御嶽(左)・乗鞍岳(右)・霞沢岳(手前)】

写真をクリックで拡大します

【前常念岳〜北穂高岳】



写真をクリックで拡大します

【 北穂高岳・大キレット・南岳 】



写真をクリックで拡大します

【 南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳 】



写真をクリックで拡大します

【鷲羽岳・水晶岳・野口五郎岳】

写真をクリックで拡大します

【常念小屋から一人登って来てる】

写真をクリックで拡大します

【三股分岐に向け下山開始】



写真をクリックで拡大します

【アイゼンとピッケルだと相方もご機嫌】

写真をクリックで拡大します

【雪は少なかったが絶景で大満足】

写真をクリックで拡大します

【振返り見る常念岳】



写真をクリックで拡大します

【 常念岳と槍ヶ岳 】



写真をクリックで拡大します

【後は往路を戻り下山するだけ】
この下山がとても長く感じる事となる

写真をクリックで拡大します

【前常念岳へと続く岩稜】
ガスがだいぶ上がって来た

写真をクリックで拡大します

【さようなら常念岳】
駐車地まで下り無事終了





トップに戻る  トップページに戻る