阿弥陀岳  南稜から御小屋尾根の周回

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【立場岳】 たつばだけ 2370m 【阿弥陀岳】 あみだだけ 2805m
【御小屋山】 おこやさん 2136.9m   

登山日 2023年1月8(日)
山域 八ヶ岳連峰
コースタイム 8時間36分 (休憩約1時間37分含む ※歩行タイムは6時間59分)
コース 舟山十字路登山口(3:52)〜中央稜と南稜の分岐(4:27)〜旭小屋方面分岐(4:43-4:47 休憩4分)〜[途中休憩 7分]〜立場山(6:14)〜[途中休憩 8分]〜青ナギ(6:39)〜無名峰(7:12-7:35 休憩・装備変更23分)〜P3直登ルート取付き(8:07-8:18 休憩・ロープ準備等11分)〜阿弥陀岳(9:26-9:32 休憩6分)〜阿弥陀岳西ノ肩(9:40)〜[途中休憩・装備変更 24分]〜不動清水分岐上(10:46-10:50 休憩4分)〜御小屋山(11:24-11:34 休憩10分)〜林道終点(12:05)〜舟山十字路登山口(12:28)
天候 晴れ(風は弱く穏やかな1日だった)
駐車場 ★舟山十字路の駐車地(無料 ゲート前に十数台、更に手前にも駐車スペース有り) , トイレ無し
※土日は満車になる事が多いと思うので早めの到着をお勧めします。
※今回は午前3時半頃はまだ空きありでしたが、下山後は縦列駐車状態でした。
備考 ★登山口に登山ポストがあります。
★阿弥陀岳南稜はバリエーションルートです。
※南稜は巻ルートであっても滑落・落石箇所があるので要注意です。
※装備としてロープ・ハーネス・カラビナ・シュリンゲ・ヘルメット・Wアックス等を用意しました。
※今回は巻ルートを歩きましたが、P3のルンゼでロープを使用しました。
※御小屋尾根は阿弥陀岳の直下付近は急勾配の岩場等あるので注意が必要です。
★積雪期は雪の状況によりコースタイムは大きく変わります。
※今回は絶好のお天気に恵まれ、踏み固められたトレースもありコンディションは最高でした。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

冬の目標として阿弥陀岳南陵を掲げてはいたが何度も計画を立てては天候悪化で中止を繰り返してきた。もはや行く行く詐欺のような 感じを要してきていたが、天気図とにらめっこしながら遂に晴れの週末で行けそうな予報となり満を持して出発する日が やってきた。登山口となる船山十字路への道路にはすでに積雪があり緊張と不安が入り混じるなか暗闇を出発していく。 林道を歩き南陵への標識から右折し立場山へと取付いていくが、一般登山道でもないのに綺麗な標識が整備されているというのは さすがは八ヶ岳といったところであろうか・・・急坂を登り尾根に上がるとここからしばらくは単調な尾根歩きとなり立場山に向け踏み 固められたトレースをたどり歩いていく。立場山を越え青ナギへと進んでいくと展望も開け、これから目指す阿弥陀岳や権現岳 が綺麗に姿を現してくれた。無名峰まで登ったところで朝日が上がり、ここで装備を変更し(ヘルメット・アイゼン装着)いよいよ 南陵へと突入していく。無名峰には先行 PT2名が休憩していたが、どうやら前日入山し青ナギ付近でテント泊をしていた模様。 P1,P2をサクッと通過し核心のP3が迫ってくると緊張感が高まってくる場面であるが、正直本日のコンディションは快晴の上 ほぼ風も無く最高のため、あまり緊迫する感じも無く取付きへと到着する。取付きには先ほどの先行PTの他にもう1組準備しており 結構待ち時間があるかなと思ったが、もう1組はルンゼではなく岩を直登する模様で岩壁を上がって行った。クライミングで 普通に抜けるなら簡単そうだがアイゼンで突破していくには私にはまだ早いと先行の2人組に続きルンゼへと突入していく。 先行PTはフリーで入って行ったが、我々は初めて積雪期のルンゼに入るという事もありロープで確保しいざ出撃、出だしの取付 が登りにくいので無理はせずに安全にお助け紐を借用し上ると、急な斜面ではあるものの雪質は良好でダブルアックスが良く効き 問題なく登って行ける。相方も問題はないようで2ピッチ目の草付き斜面はアンザイレンで岩稜の上に登り切った。無事に核心 を突破し快晴の空に映える格好良い阿弥陀岳を眺めながら登って行くが、なんといってもこの時期の八ヶ岳にして寒くないという のが1番の安心材料であったのかも知れない。悠々と登りP4基部まで到達すると、ここで先行PTから道を譲っていただき先に 進むのだが、この先にある下が切れ落ちたトラバースが通過しにくくP3ルンゼ以上に緊張し怖く最大の核心であった。トラバース を無事に通過し回り込みながら一登りするとひょいとあっけなく山頂に飛び出し無事南陵を制覇することができた。阿弥陀岳山頂 も寒くはなく周囲の景色を堪能した後は御小屋尾根を下山していくが、こちらは大勢の登山者が登ってきており、整地されたトレース のおかげで拍子抜けするほど下りやすかった。あとはダラダラと下って行くだけなのだが、この下りが 結構だれて疲れる感じで非常に長く感じられる。御小屋山で昼食休憩を取り最後の気力(やる気が出ないだけであるが・・・)を 振り絞り林道まで下り無事に積雪期の阿弥陀南陵という1つも目標をクリアすることができた。

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【舟山十字路の駐車地】
時間が掛かりそうなので早朝に出発する

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【舟山十字路登山口(通行止めゲート)】
ゲートの手前に登山ポストがあった

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【暗闇の中、1.6q程林道を歩く】
南陵は無雪期に2回歩いて下見済み



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【この標識で右折して南陵方面へ】
直進は中央稜方面

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【少し進むと急坂になる】
一登りすると立場山へと続く尾根に乗る

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【尾根を少し進むと旭小屋方面の分岐点】
我々は立場山を目指して尾根を登って行く



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【右側は入山禁止の看板が目立つ】
松茸山なので登山道以外立入禁止

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【境界改の木杭もあちこちにある】

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【明瞭な尾根道なので暗闇でも迷わない】
踏み固められたトレースが有り登りやすい



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【ようやく立場山の山頂に着いた】
登山口からの標高差は750m程

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【夜明け前の空と旭岳と権現岳】
立場山から少し進むと山が見え始める

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【阿弥陀岳】
今からあの頂きを目指す



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【南東方向が崩れた「青ナギ」】

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【青ナギを歩く相方】

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【青ナギからの旭岳・権現岳・編笠山】



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【無名峰への登りは樹林帯の急坂】

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【月が綺麗・・・】

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【無名峰に先行者の方がいる】



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【無名峰で朝日が昇った!】

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【無名峰からのツルネと権現岳】

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【無名峰からの阿弥陀岳・中岳・赤岳】



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【朝日に照らされる阿弥陀岳】
右側の尾根が今から歩く南稜

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【無名峰からP2564(P1)へ】
無名峰でヘルメット・アイゼン等を装着

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【P2564(P1)を登る相方】
後方に見えているのが無名峰



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【P2564(P1)と赤岳】

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【P2564(P1)からの阿弥陀岳】

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【中岳・赤岳と天狗尾根】



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【P2564(P1)からP2へと向かう】

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【中岳と赤岳】
風も弱く好天気なので撮影枚数が増える

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【P2と思われる辺りは左から巻く】
P2の位置はサイトにより異なり良く分からない(ここをP1としているサイトもある)



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【阿弥陀岳へと続く岩稜帯(南稜)】
しっかりとしたトレースで怖さは感じない

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【権現岳を背後に南稜を歩く相方】

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【右上の岩峰も左から巻く】
右上の岩峰をP2としているサイトもある



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【赤岳に登っている人が見える】

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【ツルネ・権現岳・ギボシ】

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【P3が迫って来た】



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【P3直登ルート取付きへのトラバース】
雪が少ないので問題なく通過

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【直登ルートで登るクライマーさん】
先行PTの内、1組は直登されていた

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【P3直登取付きからルンゼのトラバース】
アックスに変更してロープを繋ぎ進んだ



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【P3ルンゼの取付き】
もう1組の先行PTはフリーで登って行った
筆者達はロープを出して登る事に

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【いざP3のルンゼへ】

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【ロープを引いてルンゼを登る筆者】
本日は雪質がよくWアックスとアイゼンが良く効いて順調に登って行ける



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【P3ルンゼを登ってくる相方】
相方も今日の雪質なら問題ないようだ

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【2P目は慎重にコンテで登る事に】
中間点辺りにリングボルトがある

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【P3ルンゼの上部の草付きを登る相方】



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【岩稜に無事到着した筆者】

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【P3のピークは眺めるだけにする】
無雪期はP3のピークを踏みに行った

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【P3付近からの中岳と赤岳】



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【次はP4へ】
絶好のコンディションでここまで順調

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【P4の基部まであと少し】
P4の基部で先行PTに道を譲って頂いた

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【一番緊張したP4基部のトラバース】



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【P4基部のトラバースを恐々歩く相方】

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【そして阿弥陀岳へと登って行く】

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【P4付近からの赤岳】



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【この岩壁は右側から回り込んで登る】

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【岩壁を回り込むトラバース箇所】

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【歩いて来た南稜と南アルプスの遠景】



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【阿弥陀岳山頂まであと少し】
冬季の南稜が初の筆者達にはこれ以上ない最高の状況で楽しく登る事が出来た

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【富士山を背後に登る相方】

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【遂に快晴の阿弥陀岳山頂に到着!】
頂上には1名の方がいるだけだった



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【阿弥陀岳山頂でしばし撮影タイム】

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【南稜・富士山・権現岳・南アルプス】

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【硫黄岳・横岳】



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【本日何度も撮影した赤岳】

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【天狗岳】

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【阿弥陀岳山頂を後にして下山開始】



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【下山路の御小屋尾根方面へ】
2020年の2月に御小屋尾根を往復した

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【摩利支天付近の岩峰を越える】
梯子を慎重に登る

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【前方の岩峰のトラバースも滑落注意】



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【阿弥陀岳西ノ肩】
ここから御小屋尾根へと下る

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【御小屋山尾根の上部は慎重に】
今日はトレースがあるので歩きやすい

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【振り返り見る下りて来た御小屋尾根】
この斜面も雪の状況で難易度が変わる



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【森林限界付近で装備変更】

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【急坂をどんどん下りて行く】

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【展望台からの阿弥陀岳】



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【不動清水分岐上】
ここからの不動清水に行けるようだ

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【少しくだると不動清水入口】
前回はここから不動清水に立ち寄った

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【御小屋山山頂でお昼休憩】
ここは美濃戸口と船山十字路の分岐点



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【船山十字路目指して下って行く】

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【虎姫神社の分岐】

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【林道に出て駐車地まで下り無事終了】




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