【風折の滝】 かぜおれのたき 落差70m程 |
【高滝】 たかたき 落差50m程 |
登山日 |
2023年1月29日(日) |
山域 |
台高山脈
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コースタイム |
5時間45分 (休憩・撮影、約1時間9分含む ※歩行タイムは4時間36分)
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コース |
宮ノ谷登山口(7:15)〜蛇滝(7:39-7:47 休憩8分)〜水越谷出合(8:08)〜風折の滝(9:23-9:52 休憩・撮影29分)〜水越谷出合(11:09-11:19 休憩10分)〜高滝(11:43-12:05 休憩・撮影22分)〜水越谷出合(12:17)〜蛇滝(12:37)〜宮ノ谷登山口(13:00)
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天候 |
曇り時々晴れ
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駐車場 |
★宮ノ谷登山口駐車場 数台程度
★宮ノ谷登山口より800m程手前の駐車場 20台程
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備考 |
★宮ノ谷登山口〜水越谷(風折谷)出合までは橋・階段・浅橋が整備されています。
※2ヶ所ほど迂回路で沢に下りる所があります。
★水越谷(風折谷)出合〜風折の滝は案内図に未整備で危険箇所ありと書かれています。
※目印はしっかり付いていてロープが設置されている所が多くありました。
※難所が数か所あり通過には十分注意が必要です。
◆冬季は凍結や積雪状況によりコースタイムは大きく変わります。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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【 行程イメージ図 】
【 断面イメージ図 】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
山岳会メンバーとの山行計画、どこに登ろうかと思案し3つほど候補を選びメンバーに選択してもらう形にした。候補としては
がっつり登る系,趣向を変えて滝見物,軽く雪山を登る系と3パターン用意したが、前日の疲れがあり内心、楽なコースを選択して
くれと祈りながらアンケート結果を待った。その結果、祈りが通じて天使の翼というネーミングにつられた滝見物となり起点となる
宮の谷渓谷駐車場へと5人でやってきた。今回の目的とする風折滝は氷瀑が翼を広げた形のようにできる事から天使の翼と呼ばれ
人気のスポットであるが、たどり着くまでの道中がなかなか険しく秘境感がある滝でもある。まずは風折滝のある水越谷分岐までは
遊歩道を進んでいき分岐から少々難儀なバリエーションルートの始まりとなる。ところどころ付けられたフィックスロープなどを
頼りに進んでいくと1つ目の難所となる潜り岩が現れる。ここはロープを頼りに岩を登り狭い穴の中を潜り抜ける形となるが、穴が
狭いためいったん空身で登ってザックを引き上げる形を取る。後続メンバーは安全のためシュリンゲで確保し登ってもらい突破、
続いて進むと2つ目の難所となる凍った小滝が現れる。難所にはロープが設置してあるが凍っているため滑らないように注意が
必要で慎重さが要求される。最後の難所となる3つ目は垂直の岩場でこちらもロープを頼りによじ登る形になるが、ロープの結び目
が凍って滑るためこちらも後続は確保して登ってもらった。幾多の難所を突破すると前方にお目当ての風折滝が見えてくるが、寒波
後という事もあり昨年見たものよりも立派な『 天使の翼 』が出迎えてくれた。昨年は一段上り滝下まで行き見物していたが、今回は
アイゼンを装着するのが面倒くさく(チェーンスパイクでは少々不安)誰か落ちても嫌だなと考え諦めて滝を見ながらコーヒー休憩
を取る・・・風折滝の氷瀑は天使の翼と呼ばれ綺麗で見応えがあるが、筆者には蝶の羽のようにも見えてこちらの方がしっくりとくる。
帰路も難所を慎重に下り水越谷分岐まで戻ると次はもう1つの滝となる高滝見物へと出かける。風折滝の氷瀑は有名で訪れる登山者
も多いが、高滝まで足を伸ばす人は少ない模様でトレースの無い登山道を高滝に向けて進んでいくと風折滝とは趣の違った直瀑である
高滝が現れる。風折滝ほどのインパクトはないが、こちらも立派な大滝で良い感じに氷瀑化しており見応えがある。滝前で昼食休憩
を取り宮の谷渓谷を戻り終了となったが、山頂を踏まないこういう山歩きもなかなかよいもので参加メンバーも満足してもらえた
感じであった。
【宮ノ谷登山口】 駐車場で準備してたら車が3台も来た
【宮ノ谷渓谷登山道案内図】 風折の滝を見てからから高滝を見に行く
【登山口から宮ノ谷渓谷沿いを歩く】 渓谷沿いの登山道は橋や階段が沢山ある
【支流の無名滝@】
【迂回路も2か所程ある】
【迂回路の沢沿いを通過中】
【支流の無名滝A】 この支流の無名滝でさえ氷瀑化しているので風折の滝も期待できそうな予感
【支流の無名滝B】
【その後も沢沿いに架けられた橋を進む】 橋や階段には番号が付けられている
【蛇滝】
【六曲屏風岩の標識】
【六曲屏風岩ってこの岩壁だろうか?】
【切石河原】
【7号階段、階段が4つ程連続して】
【浅橋が3つ続く】
【休憩所】
【32号橋を渡ると】
【水越谷(風折谷)出合分岐点】
【分岐から風折の滝へと向かう】
【フィックスロープの箇所が沢山ある】
【風折谷を遡行していく】
【足場の細いトラバースは慎重に】
【ここを下りると1つ目の難所の潜り穴】
【1つ目の難所の潜り穴】 狭いのでザックは別で引き上げた
【メンバーには念の為お助け紐を出した】
【少し進むと2つ目の難所が見えてきた】
【2つ目の難所、ツルツルした小滝】
【2つ目の難所に取付く相方】 ロープが凍っていて滑るので注意
【ツルツル小滝上の横移動も要注意】
【3つ目の難所、垂直の岩場】
【3つ目の難所を必死に登るMさん】 3つ目の難所も念の為お助け紐を出した ここもロープが凍っていて滑りやすかった
【Yさんも3つ目の難所を無事通過】
【風折の滝が見えた!】
【風折の滝】
【風折の滝】 滝を見ながらコーヒータイムにする
【天使の翼と言うよりも蝶みたい】
【左の翼】
【右の翼】
【名残惜しいが水越谷出合へ戻る】
【難所を慎重に下って行く】
【水越谷(風折谷)出合の32号橋が見えた】 この区間で数組のPTとすれ違った
【水越谷(風折谷)出合から高滝へ】 高滝方面はトレースが無い
【3連続の梯子を登って行く】
【鎖場の急坂】 鎖は一部埋まっているが特に問題無し
【美しい宮ノ谷沿いを進む】
【宮ノ谷の小滝も凍っていた】
【宮ノ谷右岸の岩壁の氷瀑が見事】
【宮ノ谷右岸の岩壁の氷瀑】 こんな所も氷瀑になるのかと得した気分
【雪でモコモコのこの階段を登ると】
【高滝のお出まし!】
【高滝】
【高滝の上部】 冬の高滝を初めて見たが美しい
【高滝の下部】 高滝をみながら昼食休憩
【滝見物を満喫して往路を戻って行く】
【梯子を下りたり】
【桟橋を歩いたりして戻り終了となった】
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