【承認番号 平22業使 第8号】
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の了承を得て同院発行の 数値地図25,000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。」 承認を得て作成した地図画像などを複製及び使用するには国土地理院長の承認を得なければなりません。 山行のつぶやきGW を利用し筆者の故郷である九州へ帰省する事にしたのだが、そのついでに祖母山・九重連山への登山計画を立て 三重→大分 880kmを一気に突っ走ってやってきた。これだけ移動しても高速料金 2100円はありがたい限りである。 駐車場から川上渓谷の沢沿いに歩き吊り橋を渡って黒金尾根へ取り付く。黒金尾根は急登で一気に標高を稼ぐのだが 途中100m 毎に標高の標識が出るのが精神的に堪える。目安としては分かり易いのだが100m 毎に区切られると意外と 長く感じられ(無いといつの間にか標高を稼いでいるものなのだが)疲れが倍増するような感覚となる。北アルプス笠ヶ岳 にある笠新道が最も酷な標識だと筆者としては思っているのだが・・・。急登を登り切り稜線までくると左に天狗岩への 展望が開けるが山肌が白くなっており、4月下旬というのに霧氷が一面に出来ていた。分岐から少し入った所にある展望台 からは、天狗岩・祖母山の眺望が素晴らしいため必ず立ち寄って頂きたい場所である。分岐から祖母山へは小さなアップ ダウンを繰り返し最後に鎖や梯子の付いた急登を登ると山頂へと到着する。黒金尾根よりも宮原尾根のほうが登りに使う のは楽なようであるが黒金尾根の下りは急な鎖場が多く危険もあるため、登りに使用する方が無難であると思われる。 山頂からの景色は天気が快晴という事もあり素晴らしく周囲の山々が一望できる。暖かい陽気の中、昼食を取り宮原コース より下山を開始する。途中尾根上から祖母山が良く見えるが、筆者としては天狗岩方面からの景色のほうが素晴らしく感じ られる。宮原からは樹林帯のなか下っていき川上渓谷へと下れば駐車場まではすぐである。標高差が比較的大きくかなり 筆者らにとってはハードなコースで疲労感があったが、天気も良く心地よい山行であった。今晩は大分へ宿泊し地元の美味しい 料理に舌鼓を打ちながら明日の九重登山へと備えるのであった。本音としてはただ飲みたいだけなのではあるが・・・。 【尾平駐車場】 【吊り橋や橋を何度も渡り登る】 【岩屋を過ぎ苔むした岩場を登る】 【展望台からみた雄大な祖母山】 【霧氷をまとった天狗岩】 【祖母山を見ながら黒金尾根を歩く】 【霧氷越しに見る美しい祖母山!】 【所々険しい道も有り】 【祖母山頂上】 【宮原コースへ下山】 【宮原尾根側からみた祖母山】 【駐車場付近からみた祖母山系】 |