【易老岳】 いろうだけ 2354m |
【光岳】 てかりだけ 2591.1m |
【イザルヶ岳】 いざるがだけ 2540m |
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登山日 |
2014年6月14日(土)〜6月15日(日) |
山域 |
南アルプス【 ー 光岳 】
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コースタイム |
【1日目】10時間57分 (休憩・長期撮影・昼寝等、約3時間35分含む ※歩行タイムは7時間22分)
【2日目】4時間23分 (休憩等、約5分含む ※歩行タイムは4時間18分)
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コース |
【1日目】 易老渡駐車場(5:01)〜面平(6:24)〜[途中休憩5分]〜2254mの小ピーク(8:27-8:33 休憩6分)〜易老岳(8:54)〜三吉平(9:43)〜静高平の水場(10:46-10:52 休憩6分)〜光小屋(11:10-11:27 宿泊準備17分)〜光岳(11:45-11:50 休憩5分)〜光石(11:59-12:12 休憩13分)〜光岳(12:25-12:30 休憩5分)〜光小屋(12:45-14:52 昼寝2時間7分)〜イザルヶ岳(15:10-15:41 撮影31分)〜光小屋(15:58 小屋泊)
【2日目】 光小屋(4:50)〜静高平の水場(5:06)〜三吉平(5:41)〜易老岳(6:37-6:42 休憩5分)〜2254mの小ピーク(7:01)〜面平(8:13)易老渡駐車場(9:13)
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天候 |
【1日目】曇り時々晴れ(頂上付近はガスがかかり風が強い時間帯もあった)
【2日目】快晴(中文句なしの快晴)
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駐車場 |
★易老渡駐車場(無料 25台程) ・ ボランティアの皆さんのよる簡易トイレが1基あり
※土曜日早朝時は数台、日曜日9時過ぎは十数台止まっていました。
※易老渡へと至る林道赤石線は2014年6月現在は規制もなく通過する事ができました。
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日帰り温泉 |
遠山温泉郷 かぐらの湯
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備考 |
★トイレは易老渡駐車場に簡易トイレと光小屋にあります。
※営業期間外の光小屋のトイレは1つだけ使えるようにして頂いています。
★登山届は駐車場に設置されています。
★営業期間外の光小屋はご厚意で解放され使わせて頂けます。
※今回は光小屋を使わせて頂きました。
※但しシュラフ・マット・自炊道具一式・食料・水飲料等は持参の事
★静高平の水場は枯れる事もあるようですが、今回は水量豊富でした。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)
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![行程地図](140614yama/140614tizu1.jpg)
【行程イメージ図 易老渡からのピストンコース】
![断片図](140614yama/140614tizu2.jpg)
【断面イメージ図 標高差1700強の1泊2日営業外の小屋泊コース】
当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
恐怖?!『易老渡への道』--- 以前より易老渡登山口を起点に登って見たいと思い続けていたのだが、常に足踏みさせていた理由が
悪路として有名な易老渡への林道の存在であった。いつかは行こうと計画を立て続けて数年の月日が流れ、悪路の事を思っていても仕方が無いので遂に
決行する事とする。(実際はそんなにたいそうな事では無い…) 今回の目的は期間外の光小屋が無料で利用できる『光岳』、本当は2泊3日で聖岳も
一緒に登りたい所であるが、日程的に1泊しか出来ないので光岳のみをゆっくりと往復する事とした。悪路のイメージばかりが頭から離れない易老渡
への道を夜明け前にびびりながら最徐行で進んで行き、なんとか駐車場まで到着したが今回の行程での最大の難関は間違いなくこの往路の林道走行で
あろう。駐車場で準備をすませ何も考えずに出発しぶらぶらと砂利道を進んで行く… 何故進むのか?… そこに道があるからである…。
そして20分程歩いた時、それは気付いたのであった。なんで林道を歩いているのだろうか?林道など歩かないはずなのに?ふと我に返り地図を
見返すと便ヶ島へ向かっているのは一目瞭然である。。。早朝のウォーミングアップは終了と訳の分からない事を相方に言いながら駐車場に戻り、30分
強の無駄な散歩を終了しようやく登山道へと突入する。易老岳までは標高差1400m強の急坂を登って行くが、小屋泊まりとはいえ久しぶりの
重いザック(13s程度しかないのだが…)のため、早々に汗が噴き出してくる。本日の天候は曇りでガスがかかっており展望も無いのでグイグイと
進んで行き易老岳へと到着したが、体力的には不調で疲労度もかなりのものであった。ここから三吉平へなだらかに下り(実際どこが三吉平か不明
であったのだが…)静高平へと登り返すが思いのほか残雪が多く雪渓を登って行く形となった。疲れた体を鞭打ち登り切ると水場があり喉を潤した
後、あとはなだらかに進み光小屋へと到着する。光小屋内部は予想以上に綺麗でありどの場所にするか悩んだが、1階の角に場所を確保し空身で
光岳山頂へと向かう。山頂は林の中で展望が無く長居する必要も無い為、すぐ先の展望台まで行き光石を下方に望みながら休憩するが、今日はもう
やる事も無いので光石へと散歩に出かける。光石の上は心地よい風が吹き抜けしばらく休憩した後、光小屋に戻るが筆者等以外誰もいないので
しばらく昼寝をすることとした。2時間ほど昼寝をし目覚めると少し青空が覗いてきたのでイザルヶ岳まで散歩に出かけ、山頂で30分程写真撮影を
頑張って見たがスッキリとガスが晴れそうにないので諦めて小屋に戻る事とする。それにしても驚いたのは季節外れでほとんど貸切の小屋で過ごすと予想
していた光小屋が、まさかの団体ツアー客で大入りになった事である…。本日の宿泊者30人弱程度とは驚きの数字である。賑やかになった小屋で17時過ぎ
には夕食をすませ早々に睡眠に入る。寝不足の登山は最近堪えるようになってきており、年を取ったのかなと感じてしまう。。。翌日の明け方に起きると
天気は絶好のようである。小屋の窓から外を眺め絶好のタイミングで外に出て日の出の撮影を行うが、上河内岳から茶臼岳の間に朝日が昇り聖岳や富士山
も綺麗に姿を現している。最近は日帰り登山ばかりで山で泊まる事が無かったが、日の出の瞬間は稜線上で宿泊したものの特権だなと改めて感じ、
ゆっくりと過ごす山旅もやはりいいなと再認識できる光景であった。本日の行程は来た道を下るだけなのでゆっくりと仕度をし、光小屋をあとに
易老渡目指して下山し無事終了となった。今回残念だったのはカメラのレンズが入院中で望遠レンズのみしか持っていけず、近景の写真が取れなかった事と
この時期まだ早いと考えて油断していた『山蛭』に相方がやられた事である。(後者はギャグですむのでどうでもいいのだが…前者は景色が良かっただけに
悔やまれる結果となってしまった。)下山後、昼間に通る林道は往路の緊張感程は無く、比較的楽に走行する事が出来たがやはり先入観が強すぎて
慎重になりすぎていたような感じであった。無事、『易老渡』までの道を確認出来たので、次は聖岳を目指して再びやってこようと考えている。
その際は『山蛭』対策も忘れずにやってこなければならないと心に誓ったのは言うまでもないが。日帰り温泉で汗を流し昼食を取った後、帰路へとついた。
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【易老渡駐車場】 まだ数台程度しか車はいない
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【雨やどり処と登山ポスト】 無駄歩き後、気持ちを新たに再出発
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【遠山川に掛けられた橋を渡る】 渡るとクマ出没注意の標識がある
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【まずは植林帯をつづら折りに登る】 重ザックなのでゆっくり登ろう
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【自然林の尾根道になった】
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【ミズナラの大木はこれかな?】
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【面平まで登って来た】
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【桧の大木の中を歩く】
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【急坂を1歩1歩登って行く】
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【オサバグサ(筬葉草)】
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【ギンリョウソウ(銀竜草)】
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【イワガガミ(岩鏡)】
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【イワカガミの群生】 花達に癒されながら登って行く
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【2254.1mの小ピークに到着】 ガスが濃く視界も良くない
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【易老岳へ登り】
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【易老岳の頂上に到着】 茶臼岳・聖岳方面との分岐点でもある
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【三吉ガレ付近を通過】 易老岳から150m程下らねば
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【ここら辺が三吉平だろうか】 徐々に残雪が多くなってきた
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【さて雪渓を登ろう】
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【無雪期は枯れた沢筋との事】 三吉平から小屋まで約300m登らねば
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【静高平の水場】 沢筋を登り切ったようだ
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【水場で水を補給しておく】 水場は枯れる事もあるらしい
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【センジヶ原の木道を歩く】 視界不良なのでイザルヶ岳は後にしよう
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【光小屋に1番乗りで到着】 寝床を確保して空身で光岳へ出発
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【千頭山吊橋方面との分岐】 ここから光岳は15分程だ
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【光岳の頂上に到着〜】 やっと百名山83個目・・・
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【百俣沢ノ頭・信濃俣方面】 頂上横の展望台から景色を眺める
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【光岳のシンボル光石】 せっかくなので光石まで散歩しよう
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【加加森山・池口岳方面との分岐】
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【光石でしばしまったり♪】 貸切の光石の上で眺望を楽しみ中
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【中ノ尾根山・池口岳・加加森山】
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【日本二百名山の池口岳】
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【加加森山】
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【今にも咲きそうなヒメイチゲ】 写真を撮りながら小屋へ戻ろう
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【バイカオウレン】 今回一番多く咲いていた花
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【光小屋に戻って来た】 まだ貸切なのでしばし昼寝♪
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【茶臼岳とイザルヶ岳方面】 昼寝から起きたら青空になってる!
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【展望が良いイザルヶ岳】 おし!イザルヶ岳に撮影しに行こう
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【残雪とセンジヶ原】 ここからイザルヶ岳は数分程だ
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【大展望のイザルヶ岳】 聖岳には雲が掛かり全容は見えない
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【上河内岳・茶臼岳・仁田岳】 上河内岳にも雲が掛かっている
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【易老岳】 歩いて来た稜線が見える
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【大無間山 大根沢山 信濃俣方面】 山々を望み思いを馳せる
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【光岳】
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【ショウジョウバカマ】 さぁ小屋に戻って晩御飯にしよう
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【本日のメインは麻婆春雨】 じゃがりこをプラスすると美味い♪ 皆さんが晩餐の中、18時に就寝
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【2日目の朝 本日は快晴♪】 早朝4時前、空が朱色に染まりだした 小屋内から景色が見えるなんて最高!
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【美しいシルエットの上河内岳】 外で撮影すると寒い寒い・・・ 小屋内でタイミングを図り撮影に出る
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【朝焼けの富士もいい感じ】 刻々と変わる風景に感動
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【朝焼けに映える富士】
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【兎岳〜聖岳】 あぁ 残念ながら写真は白とび・・・
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【遂に朝日が覗いた!】 笊ヶ岳と布引山の間から登る朝日
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【そして朝日が登った】 小屋泊の皆さんも撮影に忙しそう
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【1時間弱に及ぶ撮影タイム終了】 さて、身支度をして下山しよう
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【振返りみる光小屋】 雪面に映る長く伸びた影
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【聖岳を眺めつつ雪渓を下る】 次こそは聖岳にも足を伸ばしたい
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【ミヤマカタバミ】 まだ時間が早く咲いてなかった
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【三吉ガレ付近の立ち枯れ】
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【中央アルプス遠景】
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【木の隙間から光岳が見えた!】
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【遂に青空の聖岳GET】 本日は逆光ばかりで大苦戦だった;;
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【遠山川まで戻って来た】 2日間の山行も無事終了〜
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【おまけ 林道赤石線】 砂利道の箇所もあるのだ;;
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