鳳凰三山  ドンドコ沢〜中道の周回日帰りコース

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【地蔵岳】 じぞうだけ 2764m 【観音岳】 かんのんだけ 2840.7m
【薬師岳】 やくしだけ 2780m  

登山日 2014年10月11日(土)
山域 南アルプス【 ー 鳳凰山 】
※鳳凰山または鳳凰三山は地蔵岳・観音岳・薬師岳の総称。
コースタイム 10時間44分 (撮影・休憩等、約1時間7分含む ※歩行タイムは9時間37分)
コース 青木鉱泉(5:00)〜[途中撮影10分]〜南精進滝展望台(6:41-6:45 撮影5分)〜鳳凰の滝(7:13)〜白糸の滝展望台(7:50)〜五色滝(8:14-8:20 撮影6分)〜鳳凰小屋(9:01-9:12 撮影11分)〜地蔵岳(オベリスク)(10:12)〜賽の河原(9:19-10:26 休憩7分)〜赤抜沢ノ頭(10:35)〜鳳凰小屋分岐(11:10)〜観音岳(11:37-11:50 昼食休憩13分)〜薬師岳(12:13-12:28 休憩15分)〜御座石(13:09)〜林道横断地点(14:27)〜中道登山口(15:03)〜青木鉱泉(15:44)
天候 晴れ(全般的に良いお天気だった)
駐車場 ★青木鉱泉有料駐車場(数ヵ所で100台 750円/日) トイレ有り
※早朝では青木鉱泉が開いていない為、料金は下山後にお支払いしました。
日帰り温泉 青木鉱泉(立ち寄り湯可 1000円/人) ※浴場内には石鹸のみ設置されていました。
尖石温泉 縄文の湯 , 道の駅 蔦木温泉 つたの湯
備考 ★登山届は青木鉱泉前に設置されています。
★トイレは青木鉱泉と鳳凰小屋(有料200円/回)でお借りできます。
★ドンドコ沢が増水しているため青木橋を渡る様指示する看板がありました。
★ドンドコ沢は名瀑が楽しめるコースです。
※鳳凰の滝は付近まで行く事が出来、五色滝は滝壺まで行く事が出来ます。
★観音岳は2014年4月1日の国土地理の標高改定により2840m→2840.7mとなりました。
★鳳凰小屋の水場(無料)で水を御馳走になりました。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 ドンドコ沢から中道登山道の周回日帰りコース】


断片図

【断面イメージ図 標高差もあり距離も長い歩き応えのある日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

今年の紅葉見物は『紅葉と瀑布を訪ねて』と題し、鳳凰三山へと出かける事にした。登山口となる青木鉱泉までは 以前断念した事のある恐怖の林道が待ち構えている。舗装道路も出来ているのだが、何故か今回も以前断念した林道へと性懲りも無く 突入してしまう…。だがどうした事か着実に工事が進んでおり、未舗装部分はあっという間に通過しかなり走りやすい道路と変身して いるではないか。おかげで殆ど苦も無く無事に青木鉱泉駐車場まで到着する事ができた。少し仮眠をとり暗いうちから出発してドンドコ沢を目指し 登って行く。今回の目的は紅葉と共に『ドンドコ沢』にかかる4本の滝の写真撮影である。1つ目の滝である『南精進滝』を目指して 行くと目の前に滝が見えてきた。これが目指す南精進滝だろうか?と10分程費やし写真撮影を行ってしまったが、なんと、 名も無き滝である事が後で判明しとんだ時間のロスとなってしまった。本日は日帰り山行であるため、最近足の遅い我々にとってはかなりの 痛手である。沢を渡りしばらく進むと本物の『南精進滝』滝見台へと到着し晴れて写真撮影となるが、結果的に時間の都合上、三脚を立てて の滝撮影はここのみとなってしまった。南精進滝へは滝付近まで下っていけるようであるが、そんな時間も無く撮影もそこそこに先を 急ぐ。次なる滝は『鳳凰の滝』であるがこの滝は登山道から離れ5分程それた場所にあり、他の登山者の方々はあっさりと素通りして 行ってしまった。もちろん滝見物に立ち寄り撮影を行っていると相方は時間ばかりを気にして、すぐに立ち去ろうとせかしてくる…。。。 日の入りが早くなったこの時期とはいえ、あまりにも時間ばかりを気にする相方に嫌気をさしながら先に進む事とする。本来であれば 両翼から流れ落ちる滝をもっと近くで見たかったのであるが、本流となる右側の滝はほとんど見えずじまいで終了となった。第3の滝は 『白糸の滝』となるが、鳳凰の滝から白糸の滝までは急登の道を進んで行く事となる。白糸の滝は落差こそたいしたことはないが落下した 後に放射状に岩場を広がって行く独特な景観をしている。ただ4つの滝の中では最も迫力には欠けている。そしてラストを飾るに相応しい 滝である『五色滝』へと歩を進めるが、川沿いと山道ルートに別れ川沿いルートを選択する。(どちらから行っても五色滝へは辿り着く事が 出来る)最も優美な滝であり滝壺まで行けのんびりと過ごしたくなる場所であるが、例によって後から早くいくぞオーラを醸し出す相方の 迫力に負け、そそくさと後ろ髪を引かれながら先を急ぐ事となってしまう。。。鳳凰小屋で小休憩を取り地蔵岳へと登って行くが、最後のザレた登りで 急激に足が堪えバテバテでのオベリスク到着となった。目的の紅葉は少し遅く散り気味であったが久しぶりに眺める南アルプスの巨人達は 威圧感と共に出迎えてくれ、展望の山としては良い場所だなと改めて実感させられる。ここからは観音岳・薬師岳への稜線散歩となり、 気持ちにも余裕が出始め大展望を眺めながら歩を進めていく。観音岳で昼食を食べ薬師岳では展望を見ながらのんびりとおやつを食べると 後は下山だけとなる。久しぶりに眺める『北岳』『間ノ岳』に、また登りに行くからと思いを馳せながら中道を下山していく。下山道は 正直なんの変哲も無い樹林の中の道であり、特に見所も無く一気に登山口まで下り時間に追われ続けた山行も無事?終了となった。 下山後は秘湯の趣きある青木鉱泉に浸かり汗を流し、初日の行程も無事終了。本日のお宿は定番の道の駅車中泊で明日の天狗岳登山に備え 早々に就寝となった。

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【青木鉱泉有料駐車場】
満車ではないが車は多い印象

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【青木鉱泉前の登山ポスト】
家から持参した登山届を提出する

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【トンドコ沢の登山道入り口】
長丁場なので夜明け前に出発



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【小武川第三砂防堰堤を通過】
ここからいよいよ山道となる

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【登山道には印や道標がある】
明るければ迷う事は無さそうな印象

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【南精進滝方面を記す道標】
滝が近づいたと思いテンションが上がる



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【むっ これが南精進滝なのか?】
違う気がするがとりあえず撮影しよう

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【名も無き滝(すぐ先で気づく)】
ここで10分も撮影に費やす・・・

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【この辺りは紅葉し始めのようだ】
さてさて先に進まねば



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【トリカブトの蜜を集める蜂】
花も少なくなったので大変だろうなぁ

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【苔が美しい小さな沢】
沢を渡り登山道を進む

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【地蔵岳と南精進滝の分岐】
げっ やはりさっきの滝は違った;;



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【滝見台に到着し早速撮影開始】

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【南精進滝 その1】

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【南精進滝 その2】
中々迫力のある名瀑ですなぁ
よし次の滝を見に行こう!



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【登山道と鳳凰の滝の分岐】
もちろん滝方面へと歩を進める

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【少し上にまたもや分岐出現】
鳳凰の滝へ行きここに戻って来る

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【鳳凰の滝より少し下流地点】



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【鳳凰の滝 その1】

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【鳳凰の滝 その2】
両側から流れ落ちる神秘的な滝
右が本流で左が支流らしい

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【寒さが迫る中咲くヤマハハコ】
今年も沢山の花達に癒された
さてさて、次なる滝を目指そう



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【この区間は特に急峻な登り】

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【白糸滝の展望地に到着】
ここは登山道沿いなので立ち寄りやすい
看板から数メートル奥に進むと展望地

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【展望地で撮影タイム】



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【白糸滝 その1】

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【白糸滝 その2】
白糸滝と言う名から細い滝をイメージしていたのだが、予想外の風貌に驚き

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【最後の滝を目指し登り中】



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【山道と川沿いルートの分岐点】
五色滝に行くので沢道を選択
増水時などは山道ルートの方が安全

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【五色滝 その1】

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【五色滝 その2】



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【五色滝 その3】
4つ滝の中で1番カッコイイ!

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【五色滝 その4】
脇の紅葉もいいアクセント♪

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【五色滝 その5】
滝壺に来れるので見に来る価値あり!



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【看板まで登り登山道に合流】
山道ルートはここから下り滝壺に行く

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【次なる目的地、鳳凰小屋を目指す】
無事滝巡りを終え先へと進む

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【おー オベリスクが見えた!】
特徴的で遠くから見てもすぐわかる



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【樹林帯を抜け小沢を渡る】
しばらく平坦地歩きとなる

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【ドンドコ沢源流を歩く】
印に導かれながら進んで行く

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【鳳凰小屋に到着】
沢山の登山者で賑わっていた



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【黄葉が少し残っている木々】

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【足元は土から砂に変わった】

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【見上げた先にあるオベリスク】



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【オベリスク(地蔵岳)のアップ】

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【砂のザレ場は足を取られキツイ!】

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【神秘的なオーラを放つオベリスク】



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【地蔵岳を少し登って見る事に】

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【仙丈岳・甲斐駒ケ岳の遠景】
本日のお天気は申し分なし!

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【オベリスク直下で引き返す】



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【急峻な山容の甲斐駒ヶ岳】

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【賽の河原】

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【賽の河原からの地蔵岳】



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【赤抜沢ノ頭に到着】
ここからは稜線歩きとなる

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【赤抜沢ノ頭からの展望 その1】
北岳(左奥)と高嶺(右)

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【赤抜沢ノ頭からの展望 その2】
まるで絵葉書のような風景



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【観音岳へ続く稜線】
おし、次は観音岳を目指そう

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【天然の盆栽のような木】
石で囲われ保護されている

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【振返り見る歩いて来た稜線】
左から高嶺・赤抜沢ノ頭・地蔵岳



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【鳳凰小屋分岐】
ここを下れば小屋に戻る事が出来る

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【筆者たちは稜線を進む】
やっと観音岳が近づいて来た

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【花崗岩が多い稜線】
鳳凰山の独特な景観がお気に入り♪



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【稜線からの展望も最高!】
右側が歩いてき来た稜線

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【地蔵岳への砂地の斜面】
本日一番辛かったのがあの登り

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【観音岳に到着〜】
ここで昼食タイム



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【観音岳からの薬師岳方面】
稜線の先に見える富士がいい感じ

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【甲斐駒ヶ岳方面の遠景】
次は最後の目的地、薬師岳を目指そう

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【薬師岳へと続く稜線】
この区間はなだらかな稜線で快適



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【振返り見る観音岳】

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【薬師岳頂上に到着!】

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【展望を見ながらおやつタイム】



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【間ノ岳(左奥)と北岳(右)】
雄大な間ノ岳は筆者のお気に入り山

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【さて中道コースから下るとしよう】
ウラシマツツジの草紅葉が彩鮮やか♪

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【富士山の展望ともお別れだ】
名残惜しいが下山開始



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【あっとゆう間に樹林帯に突入】

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【チェックポイントの御座石】

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【赤い実を付けたゴゼンタチバナ】



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【笹原の樹林帯になった】

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【林道横断地点を通過】

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【中道登山口まで下って来た〜】



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【後は林道をブラブラ歩き戻るだけ】
青木鉱泉方面の標識を辿り戻って行く

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【増水のため近道は使用出来ず】
遠回りして青木橋を渡り青木鉱泉へ

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【青木鉱泉に無事戻って来た】
温泉に浸かりさっぱりして終了〜





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