立山周遊  室堂からの日帰り周回コース

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【雄山】 おやま 3003m 【大汝山】 おおなんじやま 3015m
【真砂岳】 まさごだけ 2861m 【別山】 べっさん 2880m

登山日 2015年5月3日(日)
山域 北アルプス(立山連峰)【 ー 立山 】
コースタイム 6時間14分 (休憩 約1時間6分含む ※歩行タイムは5時間8分)
コース 室堂ターミナル(7:32)〜一の越山荘(8:21-8:26 休憩5分)〜雄山(9:05-9:26 休憩・渋滞待ち21分)〜大汝山(9:44)〜富士の折立の分岐(9:54-10:00 休憩6分)〜真砂岳(10:29)〜別山(北峰)(11:17-11:22 休憩5分)〜剱御前小屋(11:50-12:07 昼食休憩17分)〜雷鳥沢野営場(12:45-12:52 休憩7分)〜雷鳥荘(13:09-13:14 休憩5分)〜ミクリガ池(13:35)〜室堂ターミナル(13:46)
天候 晴れ (風も弱く暖かい日だった)
駐車場 ★立山周辺第1駐車場(無料 280台) 道路の向いにトイレ有り
※第1駐車場は立山駅に近い為、すぐに満車になります。(GWなので夜には満車でした)
※案内看板によると駐車場は第1〜6(合計で約940台)と臨時駐車場(約280台)があるみたいです。
日帰り温泉 立山吉峰温泉 立山グリーンパーク吉峰
備考 ★立山は雄山・大汝山・富士ノ折立の3つの峰の総称との事。
※ちなみに雄山・浄土山・別山を立山三山と呼ぶのだそうだ。
★GWの立山駅→美女平のケーブルカー(120名 乗車時間7分 1.3q)の始発は6時でした。
※始発に乗るため5時に切符売り場に行ったら既に行列・・・。3本目にしか乗れず出遅れました。
※切符売り場に代表の1名が並べば人数分を買う事ができます。(切符に乗車時間が記載されていました)
★美女平→室堂は立山高原バス(乗車時間50分 23q)に乗ります。
※行きは運よく待ち時間無しで乗れてバスもすぐ出発しました。
★室堂→美女平の立山高原バスは13時50分頃から並び始め40分間並んで乗れました。
バスの乗車時にケーブルカーの整理券(番号が書いた紙)を渡されます。
★美女平→立山駅は35分ほど待って乗る事ができました。(整理券なので並ぶ必要は無し)
★登山届は室堂で提出となります。(登山指導員に提出を求められます)
★トイレは黒部アルペンルートの施設、剱御前小舎前の公衆トイレ(チップ制)は使用できました。
※一の越山荘前の公衆トイレは使用不可でした。その他のトイレは確認していません。
※今年は稜線上の雪が溶けてしまい、ほぼ夏道でした。(稜線以外は雪道が多くあります)
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 夏道と冬道が混在する周回コース】


断片図

【断面イメージ図 アップダウンの多い日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

雪を追い求めて立山へ!!長野県白馬村から富山県立山町まではるばる移動してきた。立山に登るだけなら扇沢から室堂へと 入った方が距離的に近いが、どうしても称名滝を見たかったのでわざわざ移動してきたのだが、何と遊歩道が通行止めで目的の称名滝は見えずという 残念な結果になってしまった。翌日、気を取り直し室堂へ早朝 1番に上に上がろうと 5時に切符売り場に並びに行くが、そこには既に長蛇の列が並んでおり 1度に 120人運べるケーブルカーに対して既に 3本目にしか乗れないという結果であり、何より驚いたのがこんな早朝に並んでいる客のほとんどが登山客では無く、 観光客だったということだった。(我々が 3本目に乗る頃には既に 2時間半待ちという恐ろしい結果になっていた)ケーブルカーとバスを 乗り継ぎ室堂まで到着し登山指導書で状況を確認すると、予想通り稜線上は雪が無いという事で残念な結果のようである。稜線に雪が あれば雄山往復だけでもいいかなと考えていたが、雪が無いようであれば普通に周回してもなんの問題も無いだろうと稜線歩きを楽しむ事と する。一の越山荘までは雪面を登るものの、そこから雄山山頂へは夏道の登山道を登りあっさりと到着。大汝山ではまだ雪に埋もれている 映画『春を背負って』の舞台となった菫小屋(大汝休憩所)を横目に見ながら進んで行く。真砂岳を越え別山へと進むと圧倒的な存在感で『剱岳』 が鎮座している。しばし剱岳の雄姿を眺めながら、この夏に行きたいと考えている長次郎谷にも思いを馳せる…そしていつの日か源次郎尾根に… 一応野望は続いているのである。別山で剱岳を堪能し剱御前小屋へと進んで行くと、途中でスペシャルゲストの雷鳥が登場する。私はモデルよと 言わんばかりに近寄りポーズを決めるかのように立ち止る…人馴れしているのか?と思いながら撮影会の開催である。雷鳥と戯れたあとは 剱御前小屋で昼飯休憩を取り一休みしていると、今度はすぐ近くでイワヒバリが遊んでいる。なかなか逃げないのでこれまた撮影を試みながら 立山の鳥達は人に懐いているのか?と勘繰りたくなる。ここからは雷鳥坂を一気に下って行くが、雪が緩んでいるため傾斜があってもサクサクと 下って行ける。雷鳥平まで一気に下り切るとそこは一大テント村と化しており、それぞれに雪上生活を楽しんでいるようであった。次はここに テントを張ってゆっくりするのもいいなと思いながら、あとは室堂へと登り返して行く。正直、この登り返しが毎回最も嫌いな行程となる。 無事、立山周回を終え室堂へと戻ると、そこは人で溢れかえりここからが最難関となる下りの行列待ちである。観光客でごった返すのは仕方のない ことなので、のんびりと行列に並び今年のGW遠征が終了となった。振返って見れば体調不良を押して無理に山に来た事が逆に治療となり、元気に なって帰宅する事が出来たという結果オーライの形となった。

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【立山周辺第1駐車場】
前日の夜には満車になった

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【駐車場の案内看板】
GWなので臨時駐車場も使用可だった

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【立山駅の切符売り場の行列】
5時20分頃でこんな状態



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【室堂バスターミナルに到着】
ケーブルカーとバスを乗り継いで来た

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【まずは一の越山荘を目指そう】
登山相談所で登山道の状況を確認済

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【立山三山の1つである浄土山】
浄土山の山腹を歩いている人が見える



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【展望露天風呂がある立山室堂山荘】
日帰り入浴が出来るらしい!

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【浄土山の山腹を通過中】
まだ雪は緩んでおらず歩き易い

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【振返り見る一ノ越の斜面】
見えている山は大日三山



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【奥大日岳】
左下に見えているのは立山室堂山荘

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【別山方面】
右奥の大らかな山容が別山

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【一の越山荘まで登って来た】
ここで景色を眺めながら休憩



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【一ノ越の公衆トイレは使用不可】
まだ雪に埋もれていました

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【おし、雄山の山頂へ向かおう!】
雄山までの稜線にはもう雪が無い

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【ガレ場の急坂を登って行く】
浮石や落石注意



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【龍王山(左上)方面】

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【雷鳥荘周辺は硫黄で染まっている】
今日も絶好の天気で撮影に忙しい

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【雷鳥沢野営場】
四角に沿うようにテントが張られてる



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【水晶岳〜薬師岳方面】
大好きな笠ヶ岳も見えた!

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【雄山の一等三角点】
ここで沢山の方が休憩をしている

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【雄山神社の立山頂上峰本社】
立山は日本三霊山の1つ



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【立山頂上峰本社に参拝】
開山時(7月〜9月)は参拝料金が必要です

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【大汝山(手前)〜別山方面】
今から歩く稜線を眺める

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【真砂岳から剱が覗いている】
別山からの撮影が楽しみだ♪



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【振返り見る雄山】
雄山から降りる斜面が渋滞した

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【渋滞した斜面は凍結箇所もあり】
ロープを出して通過中のグループ

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【おっ 遠くに雷鳥さん発見】
もう衣替え中のようだ



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【大汝山に到着〜】

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【まだ雪に埋もれている大汝休憩所】

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【次は富士ノ折立を目指そう】



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【クラックが入る雪面】
十分に注意しながら通過する

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【富士ノ折立分岐で休憩】
縦走路は左下・右上が富士ノ折立

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【分岐からの富士ノ折立】
頂上はパスして先へと進もう



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【眼下には煙が上がる地獄谷】
現在も通行止めで入れない

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【富士ノ折立から鞍部までの急坂】
ガレ場なので浮石・落石に注意

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【白馬・五竜・鹿島槍方面】
この窪地が内蔵助カールなのかな



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【不帰の瞼・唐松岳・五竜岳】
昨日は五竜岳から立山を眺めていた

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【大走尾根の分岐を通過】
真砂岳へと登って行く

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【2860mピークからの立山】
ずいぶんと歩いて来たなぁ



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【鹿島槍ヶ岳】

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【五竜岳】

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【白馬三山】



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【別山と頭だけ覗いてる剱岳】
別山は手前が南峰、右奥が北峰

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【真砂岳までは横歩き】
撮影しながら進んで行く

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【真砂岳の頂上に到着!】
つぎは別山を目指そう



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【大日三山】
筆者的にはこの角度が一番好きかも

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【別山へ登り中】
ここを登り切れば剱が見えるはず

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【別山(南峰)まで登って来た〜】
お〜 剱岳の全容が見えた!



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【北峰(右上)に行き撮影タイムとしよう】
申し分ない天気だが撮影する腕が・・・

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【別山(北峰)】
これが頂上標識なんだろうか

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【別山頂上から滑るスキーヤーさん達】
凄い所を滑るんだなぁ



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【岩と雪の殿堂 剱岳 その1】
右端が日本三大岩稜と呼ばれる八ッ峰

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【岩と雪の殿堂 剱岳 その2】
この時期にあの頂に立つ事は無いなぁ

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【岩と雪の殿堂 剱岳 その3】
剱沢を歩いている人が見える



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【剱澤小屋と剱沢キャンプ場】

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【剱御前(真ん中のピーク)】
さて南峰へと戻り下山を開始しよう

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【さようなら 剱岳】
今年の夏にまた会いに来るからなー



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【剱御前小舎へと下り中】
それにしても稜線はほぼ夏道だった

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【振返り見る別山】
ここから見ると春山とは思えない

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【真砂岳と立山】
おっ 雷鳥さん発見!



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【本日 2羽目の雷鳥 その1】
驚かせないように撮影させて頂こう

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【本日 2羽目の雷鳥 その2】
筆者の周りをウロウロしてくれる♪

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【本日 2羽目の雷鳥 その3】
モデルのように立ち止まってくれた



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【剱御前小舎に到着】
ここで昼食タイムにしよう

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【小舎前の公衆トイレは使用可】
チップを払い使わせて頂いた

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【近くをウロウロするイワヒバリ】
こんなに近くで写真を撮ったのは初めて



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【さぁ 雷鳥平まで一気に下ろう】
小舎より少し下でアイゼンを装着

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【振返り見る剱御前小舎方面】
夏道とは違い雪面のトラバース道

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【奥大日の雪庇が見える】
あそこを歩くのは怖そうだ



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【立山と浄土山】
景色が良すぎて撮影枚数が恐ろしい事に

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【傾斜の強い雪面をガンガン下る】
雪が緩んでいるのでサクサク下りれる

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【雷鳥沢野営場】
次はゆっくりテントで来よう



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【ひと登りで雷鳥荘に到着】
ここに来ての登りはキツイキツイ

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【本日 3羽目の雷鳥に遭遇】
置物のように動かない

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【エンマ台は観光客で大賑い】
国の天然記念物の山崎圏谷を眺めよう



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【エンマ台からの立山】
雄山の北西山腹が山崎圏谷

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【ミクリガ池】
池の大部分は雪に覆われている

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【室堂ターミナルに無事戻って来た】
後は文明の乗り物で下りるだけ お疲れ様





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