白馬岳 蓮華温泉からの1泊2日テント泊ピストンコース |
| 【白馬岳】 しろうまだけ 2932.2m | 【小蓮華山】 これんげさん 2766m |
| 【乗鞍岳】 のりくらだけ 2436.7m |
| 登山日 | 2015年7月25日(土)～26日(日) |
|---|---|
| 山域 | 北アルプス【 ー 白馬岳 】 |
| コースタイム | 【1日目】7時間53分 (休憩・テント設営等、約1時間37分含む ※歩行タイムは6時間16分) 【2日目】5時間13分 (休憩・テント撤収等、約2時間9分含む ※歩行タイムは3時間4分) |
| コース | 【1日目】 蓮華温泉(4:47)～天狗の庭(6:23-6:35 休憩12分)～白馬大池山荘(7:39-8:19 テント設営等40分)～船越ノ頭(9:02)～小蓮華山(9:40-9:46 休憩6分)～三国境(10:18-10:23 休憩5分)～白馬岳(10:58-11:27 休憩29分)～三国境(11:53)～小蓮華山(12:32-12:37 休憩5分)～船越ノ頭(13:10)～白馬大池山荘(13:44 テント泊) 【2日目】 白馬大池山荘(4:30)～白馬乗鞍岳(4:53-5:12 休憩19分)～白馬大池山荘(5:35-7:25 朝食タイムとテント撤収等1時間50分)～天狗の庭(8:18)～蓮華温泉(9:43) |
| 天候 | 【1日目】晴れ（絶好の天気だった） 【2日目】晴れ（昨日に引き続き良いお天気） |
| 駐車場 | 蓮華温泉駐車場（無料 70台程） トイレ有り ※夏・秋山シーズンの週末はすぐ満車になると思います。蓮華温泉の温泉客もこの駐車場を使用されます。 ※今回深夜の2時頃で7割程埋まっていました。また下山時は路上駐車の列が出来ていました。 |
| 日帰り温泉 | 蓮華温泉 白馬岳蓮華温泉ロッジ ， 道の駅 小谷 深山の湯 |
| 備考 |
★蓮華温泉駐車場と白馬大池山荘(有料)にトイレがあります。 ※蓮華温泉駐車場のトイレは改築工事中で、簡易トイレが設置されています。 ※有料トイレの為に小銭を用意しておきましょう～ ★白馬大池山荘のテント場は1泊1000/人(トイレ使用料含む)・水は小屋外で無料で汲めます。 ◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です) |
【行程イメージ図 蓮華温泉からのピストンコース】
【断面イメージ図 1日目の距離は長く2日目は短いテント1泊2日コース】
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。
山行のつぶやき
山岳会で筆者主催の宴会山行も今年で３年目を迎え、薬師岳，常念岳に続く第３弾の目的地は白馬岳である。
参加人数は総勢７名、２台の車に分乗して登山口となる蓮華温泉へと集合した。この山行の目的は何と言っても『山上宴会』であり、
山登りは美味しくお酒を飲むための下ごしらえ，そう余興にすぎないのである。早朝まずは宴会用の大量の食材とアルコールを分配し、
各自のリュックに詰め込み本日の宴会場所となる白馬大池テント場を目指す。天気はまずまずでこれから良くなって行く予報である
ため、今年の宴会も無事出来そうな予感である…３年目だが奇跡的に３年連続宴会は晴れに恵まれているのである。比較的歩き易い
登山道を登って行き、天狗の庭で一息入れる頃には青空が多くなり展望が開け写真タイムとなってくる。ただ虫の多さには最後まで
悩まされる事になるのではあるが…。順調に白馬大池に到着するとまだ雪渓の残る大池と一面のチングルマが出迎えてくれ疲れも
吹き飛んでしまう…本当に吹き飛ぶ事など無いのであるが。早速３張りのテントを設営し身軽になった所で白馬岳へ向け出発である。
ときには隊列を組みながら歩き、時には各自写真撮影のためばらけながら散策気分で登って行き小蓮華山で少し栄養補給休憩を取る。
毎年通い続けている北アルプスだが、やはり白馬岳の花の多さは群を抜いており、写真撮影でついつい遅れがちになりながらちんたらと
歩いて行き山頂まで無事到着した。出発前は疲れて体力的にきつそうな人がいたら小蓮華山まででもいいかなと思っていただけに一安心
である。個々に写真撮影を満喫し往路を戻るが、下山は花の撮影が忙しく最後尾をいっそうちんたらと進んで行きリーダーとしての
責任感は皆無？となっている…リーダーとは名ばかりで、みんな普段は個人で登る山のベテランなので問題は無いのであるが。テント場
まで戻ると小休憩をはさんだ後、時間は早いがさっそく宴会の準備に取り掛かり、まずはビールで乾杯となる。本日の食材はビール１ケース
にチューハイ６缶，ワイン，梅酒と盛りだくさんのアルコールに、メインの鍋の牛肉や鶏の唐揚など肉だけでも３㎏，その他各自持ち寄った
大量のつまみを屋外テーブルに並べ大宴会の開催であるが、正直開始早々あまりの量にみな完全に圧倒され完食は不可能と引き気味状態
でのスタートとなる。絶対に不可能と思われた完食であるが、長時間に渡る宴会（５時間くらい？）によって何と〆のカレーうどんまで
完食してしまうという暴挙に驚きながら宴は終了となった。完食されてしまうと幹事としては来年の宴会山行にはもっと大量の食材を
用意しなければならないかなと闘志を燃やすのであった…これ以上増やしたらキレられそうであるが。夕焼け観賞後は酔っぱらって就寝したが、夜中に
起きだし星空撮影会に写真の師匠である Ｉ氏と出かけ、満天の星空を３時間程眺めながら撮影を満喫し就寝したころにはすぐに２日目の
出発時間がやってきてしまった。２日目は白馬乗鞍岳を散策し下山するだけであるので散歩感覚で歩き、山頂では朝日を眺めのんびりと
テント場へと戻り朝食を摂る。ゆっくりと撤収準備をし蓮華温泉へと下り３年目の宴会山行も大成功？で終了する事が出きた。下山後
は道の駅『小谷』で温泉と昼食を頂き、２台の車は解散、三重へと各自帰還した。
【蓮華温泉駐車場】
宴会の大荷物を分担して担ぎ出発
【蓮華温泉ロッジ】
ロッジの裏側に登山口がある
【白馬大池方面の登山口】
蓮華ジオサイトの案内板が設置されている
【総勢7名の隊列で登って行く】
【蓮華の森の標識箇所】
【賑やかに歓談しながら登る我が隊】
【植生がオオシラビソ等に変わった】
【休憩スポットの天狗の庭に到着】
【天狗の庭で撮影タイム】
【左から小蓮華山・鉢ヶ岳・雪倉岳】
【鉢ヶ岳・雪倉岳をズームで撮影】
【この子はヒメシャジンかな？】
【イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)】
【大量の虫と戦いながら登る我が隊】
【ミヤマアキノキリンソウだろうか】
【ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)】
やはり白馬は花が多い♪
【振返る朝日岳～丸倉山方面】
白馬大池山荘はもう目前だ
【白馬大池山荘でテント設営】
朝8時頃でもう20張り程テントがある
【満開のチングルマの大群生】
一面に咲く花達は見応えあり♪
【軽くなった荷物で白馬へＧＯ！】
撮影を楽しみながら進むとしよう
【お花畑越しの白馬大池】
北アルプスで2番目に大きい山上湖
【振返り見る白馬大池山荘】
背後の山は乗鞍岳
【チングルマ(珍車・稚児車)】
筆者的には果穂の時が好きだったりする
【ロープを越えないよう撮影するＩ氏】
筆者の写真撮影の師匠様
【Ｉ氏が撮影していたはコマクサ】
コマクサも見頃で多く咲いている
【船越ノ頭を目指し登って行く】
目の前の広尾根が雷鳥坂
【雷鳥坂からの白馬大池】
ここから見ると池の大きさが良く分る
【ミヤマダイコンソウ越しの小蓮華山】
斜面は見事なお花畑が広がっている
【ミヤマダイコンソウ(深山大根草)】
花に止まっている虫にはうんざりした
【雪倉岳(手前)と朝日岳(奥)】
五輪尾根からの縦走はしんどかったなぁ
【船越ノ頭まで登って来た】
【少しだけ下り小蓮華山の登りとなる】
【展望の良い稜線に隊員達も楽しそう】
【おっ 白馬岳のお出ましだ！】
白馬方面は雲が掛かったり抜けたり状態
【お花畑と白馬三山】
ハクサンイチゲの大群生
【ハクサンフウロ(白山風露)】
沢山咲いている花達に癒される
【足取り軽やかなＭママ】
ワンゲル部出身なので体力が凄い
【コバイケイソウ(小梅蕙草)】
見た目は可憐だが有毒植物
【小蓮華山に到着～】
ここで少し腹ごしらえタイム
【補給を完了し三国境へと進んで行く】
【新潟・長野・富山の県境である三国境】
【鉢ヶ岳・雪倉岳方面】
【撮影は一度封印し白馬岳を目指そう】
下りにゆっくり撮影しよう
【白馬岳に到着～】
筆者は5回目だが初めての隊員もいる
【白馬大雪渓を覗き込む】
今日は蟻の行列だろうか？
【大雪渓を少し先でズームで撮影】
行列と言うほどは混雑していない様子
【白馬山荘(手前)と白馬岳頂上宿舎(奥)】
この週末は小屋は大混雑だったらしい
【頂上からの旭岳】
次こそはと思いながらまだ未踏の山
【イワギキョウ(岩桔梗)】
千島桔梗とは花に毛が無いことで判別
【イワツメクサ(岩爪草)】
岩礫地で見かける小さな花
【ストレッチに余念がないＵさん】
Ｕさんは今年、白馬2回目との事
【ミヤマクワガタ(深山鍬形)】
【タカネシオガマ(高嶺塩竃)】
【さぁ 白馬大池まで下山開始！】
【タカネツメクサとタカネシオガマ】
まるで寄せ植えのようだ
【シコタンソウ(色丹草)】
鮮やかな点模様が特徴的な花
【自由に動き回るＯ君】
我が山岳会で一番の体力の持ち主
【もう咲き終わりのウルップソウ】
【三国境へと続く道】
【楽しそうに歩く我が隊員達】
【千島桔梗の蜜を狙う虫】
【シナノキンバイ(信濃金梅)】
【ミヤマアズマギク(深山東菊)】
【タカネヤハズハハコ】
そろそろ前を行く部隊に追いつかねば
【三国境から小蓮華山へと戻る】
ガスは湧くものの天気は良いまま
【小蓮華山への登り返し】
頂上で小休憩してから歩を進めよう
【白馬大池が見えて来た】
待望の宴会地までもう一踏ん張り
【斜面に広がるお花畑】
先を急げどついつい足が止まる
【クチバシシオガマ(嘴塩竃)】
四葉塩竃の変種でクチバシが長い
【船越ノ頭への登り返し】
まだまだ元気すぎるＭママ
【本日の宿泊地まで後少し】
テント増えているなぁ～
【テント場に着いて即宴会開始！】
今山行の最大の目的は宴会♪
【ロング宴会終了後は夕焼け観賞】
テント場の皆さんも夕焼けを楽しみ中
【夕焼けに染まり始めた船越ノ頭方面】
あ～ いつ見ても美しい景色
【夕闇に染まる北西方向の空】
さて、寝るとしよう！
【星空と白馬大池】
深夜に起きだし星空撮影に挑む
師匠であるＩさんにご指導を頂く
【満点の星空】
【動く星を線で撮影】
シャッターを開けっ放しにする撮影法
教えて頂いた事を次に生かさねば
【2日目の朝4時半に白馬乗鞍へ出発】
出発が遅くなったが朝日に間に合うかな～
【モルゲンロートと白馬大池】
あぁ 空が染まり始めた；；
【安山岩がゴロゴロした道】
白馬大池の縁を沿うように進む
【日の出をみようと大急ぎで登り中】
【白馬乗鞍頂上で見る朝日】
何とかギリギリ間に合った～
【朝日に照らされる頂上のケルン】
我々たちの影も伸びている
【白馬岳方面】
本日も快晴で文句なし！
【地図を覗き込む隊員達】
皆でルート確認を行う
【清々しい朝の白馬大池】
写真を撮影しながらテント場へ下山
【白馬大池の畔に咲くハクサンイチゲ】
畔には白山石楠花なども咲いている
【初白馬に満足なＡさん】
影ボスのご機嫌を損ねなくて良かった
【テント場に戻り朝食タイム】
少しのんびりしてからテント撤収
【イワイチョウ(岩銀杏)】
【タテヤマリンドウ(立山竜胆)】
【ハクサンコザクラ(白山小桜)】
【花の撮影も終了し下山開始】
また紅葉の時期に撮影に来ようかな
【天狗の庭で最後の展望を楽しむ隊員達】
2日間を快晴とは出来過ぎ！
【小蓮華山へと延びる飛行機雲】
筆者企画の宴会山行も無事終了