平ヶ岳  鷹ノ巣登山口からのピストンコース

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【下倉台山】 しもだいくらやま 1604m 【台倉山】 だいぐらやま 1695.3m 
【池ノ岳】 いけのだけ 2091m 【平ヶ岳】 ひらがたけ 2141m 

登山日 2015年9月21日(月 ※祝日)
山域 三国山脈【 ー 平ヶ岳 】
コースタイム 9時間49分 (休憩 約40分含む ※歩行タイムは9時間9分)
コース 鷹ノ巣登山口(3:40)〜前坂(4:30)〜下倉台山(5:24)〜倉台山(6:07)〜台倉清水分岐(6:18)〜白沢清水(6:52)〜池ノ岳(姫ノ池)(7:53-8:05 休憩12分)〜玉子石(8:23-8:28 休憩5分)〜平ヶ岳(9:05)〜池ノ岳(姫ノ池)(9:32-9:48 休憩16分)〜白沢清水(10:35)〜台倉清水分岐(11:06)〜倉台山(11:19)〜下倉台山(11:57-12:04 休憩7分)〜前坂(12:46)〜鷹ノ巣登山口(13:29)
天候 晴れ (ガスが掛かる時間帯もあったが、良いお天気だった)
駐車場 ★鷹ノ巣登山口駐車場(無料 30台程) バイオトイレあり
※今回はシルバーウィークで大変混雑し、前日の夕方には満車になっていました。
※下山後は道路脇に縦列駐車が出来ていました。
立ち寄り湯 銀山平温泉 白銀の湯 , 銀山平温泉 かもしかの湯
備考 ★トイレは駐車場にバイオトイレ(男性用の小専用と男女兼用のトイレが各1個)があるだけです。
★登山ポストは鷹ノ巣登山口に設置されています。
★水場は台倉清水と白沢清水がありますが、渇水の場合もあります。
※今回、台倉清水は道から少しそれるので未確認。白沢清水は湧き水が細く濁っていて飲める印象なし。
※池ノ岳(姫ノ池)付近にも水場があり、ここの水は流れていました。
★道は明瞭で迷う所は無いと思います。また、百名山なので登山者が多いです。
※ぬかるみがあるためゲイターはあったほうが良いでしょう。
★鷹ノ巣から入る場合は長丁場なので早出が必須となります。
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行の記録です)




行程地図

【行程イメージ図 鷹ノ巣登山口からのピストンコース】


断片図

【断面イメージ図 距離が長い日帰りコース】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

3日目はこの旅最大の目的である『平ヶ岳』登山である。過去に何度も登ろうと計画を立てていたが、その都度、計画倒れで実現 出来ていなかっただけに、ようやくスタート地点に辿りつけたといういうのが素直な感想である。百名山の中でもコースタイムが長い事 で有名な平ヶ岳は早出が鉄則のようで、我々も3時起床して3時40分に登山口を出発するが、すでに周囲の登山者達も行動を開始 しているようである。真っ暗な登山道をヘッドランプの明かりを頼りに進んで行くが、まずは下台倉山まで高低差800m程の急登 が立ちはだかる。別に標高差800mに怯む訳では無いが本日の行程はそこから先の距離が長いため、比較的楽に登り足を残して おく必要があるのだ。暗闇の中、疲れないように一定のペースを登っていくと徐々に夜が明けはじめる。、下台倉山付近まで登ると視界が開け(ここまでの細尾根も 展望は良いのだが暗闇で周囲が見えなかった)、ここからは細かいアップダウンを繰り返しながら距離を稼いでいく。台倉清水,白沢清水 という2ヶ所の水場(ほぼ水は出ていないようだが)を越え進むと池ノ岳への最後の急登(高低差 400m)に取付く。ここまでくると 少し気持ちにも余裕が生まれ始め、機嫌よく急な登りをぐいぐいと登っていくと姫ノ池のある池ノ岳山頂へと到着する。標識は姫池のみで山頂を 示す標識は無いが、ここから池塘越しに望む『平ヶ岳』はまさに絵になる風景であり、はるばる登ってきたかいがある景観であった。 ここからは散歩感覚でまずは奇岩の『玉子石』に立ち寄るが、今までほぼ人がいなかった鷹の巣からの登山道と比べ、一気に登山者が 増殖したのに驚く。どうやら旅館に泊まった方だけ?が利用出来るという林道の短縮登山口からの登山者達であり、列を成して数珠繋ぎ に歩いている。なかなかの凄い人数でこれなら旅館も大盛況で大きな売りになるなと感心しながら進み玉子石に到着したが、この石に 関しては予想していたよりもこじんまりとした印象であった。玉子石を後に平ヶ岳山頂へと進み、無事この旅2個目の百名山制覇と なるが、山頂も混雑していたので早々に姫池に戻り休憩を取る。往路で立寄った時よりも山頂方面は青空となっており、姫ノ池越しに見る絶景を楽しみ ながら昼食を食べのんびりとしたひと時を過ごす。池にはまだ足も生えていないオタマジャクシが泳いでおり、9月末でこの状態であれば 蛙になる頃には雪が降るのでは無いか?と心配しながら不思議な季節感を感じ取れた。あとは下山するだけなので時間的にも余裕が 生まれ景色を眺めながら下山を開始すると、これから登頂を目指す登山者が多く登ってくる。再び細かいアップダウンを繰り返しながら 下台倉山まで戻るとようやく下りだけとなり、登りの際には暗くてわからなかった細尾根をたどり林道へと下り立った。河原で登山靴やスパッツ を洗い林道を登山口まで戻り無事終了となったが、気負って入山したせいか出発前に予想していたほど疲れは無く気持ちよく歩くことが 出来た。平ヶ岳は泥濘が多く歩きにくいと言われている山であるが、最近の晴天のせいか泥濘も思ったほどでは無く、昨日の調整登山も 効果があったのか体調も良いまま、印象良く締めくくる事ができた。

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【鷹ノ巣登山口駐車場】
写真は下山時に撮影

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【鷹ノ巣登山口を3時40分に出発】
しばらくは林道歩きとなる

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【いよいよ尾根の取付き地点】
平ヶ岳まで10.5qとの表記がある



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【まだ夜が明けない中を登って行く】

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【この辺りがヤセ尾根ゾーンかな】

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【急坂なのでグングン高度を稼ぎ中】



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【虎ロープ箇所もある】

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【下台倉山まで登って来た〜】
ここからしばらくはなだらかな稜線

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【朝焼けの燧ヶ岳】
今日は良いお天気そうだ♪



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【さぁ お次は台倉山を目指そう】

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【おっ 東の空が明るくなってきた】

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【そして朝日が昇った〜】



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【朝日に照らされる登山道】

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【燧ヶ岳と小さな虹】

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【小さな虹のアップ】



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【台倉山】
標識は無く三角点のみ

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【泥濘ゾーンを通過中】
ゲイターを装着したほうが無難

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【台倉清水の標識箇所】
水場は道から外れた所にあるようだ



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【木道がちょこちょこと現れる登山道】
小さなアップダウンを繰り返しながら進む

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【白沢清水の標識箇所】
ここの水場は登山道沿いにある

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【白沢清水】
とても汲める水量ではないなぁ



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【前方に池ノ岳が見えて来た!】
展望が良い笹原ゾーンへ突入

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【振返る登って来た道】
傾斜が急になり相方の歩みはノロい

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【1886.8のピーク方面】
笹原と青空が良いコラボだなぁ〜



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【池ノ岳を前方に見ながら進んで行く】

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【紅葉は来週辺りが見頃だろうか】

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【池ノ岳の斜面を登る相方】



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【紅葉越しの平ヶ岳】

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【どうやら急坂を登り切ったようだ】

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【少し進むと姫ノ池(池ノ岳)に着いた!】



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【姫ノ池の美しい湿原】
ここの景色はおすすめ!

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【姫ノ池越しの平ヶ岳】
平ヶ岳方面はガスがスッキリ晴れない;;

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【池塘にオタマジャクシ発見】
雪が降る前に蛙になれるんだろうか・・・



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【1つ目の平ヶ岳と玉子石の分岐】
先に玉子石へと立ち寄ろう

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【玉子石へと続く木道】
黄金色の草原が印象的

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【斜めだけどテント場っぽい場所】
テント泊の方もちょこちょこ見かけた



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【2つ目の平ヶ岳と玉子石の分岐】
玉子石へと行きここに戻って来こよう

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【玉子石分岐】
中ノ岐方面からどんどん登って来る

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【玉子石と湿原】
玉子石は思っていたより小振りだなぁ



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【分岐まで戻りようやく平ヶ岳を目指す】
標識によると平ヶ岳まで1.1q

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【水場の標識発見】

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【ちなみに水場はこんな感じ】
水量は多くはないがなんとか汲めそう



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【姫ノ池からの道と合流】
帰りはこの分岐から姫ノ池へと戻ろう

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【平ヶ岳まで後ひと登り】

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【振返り見る池ノ岳】
青空を背景に撮影したいなぁ〜



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【平ヶ岳の頂上はもう目前】
気分よく木道を登って行く

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【チングルマの果穂】
葉も赤く染まり始めている

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【平ヶ岳の三角点に到着!】
遂に念願の平ヶ岳に登る事が出来た♪



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【まさに見頃の紅葉ゾーン】
何の木なんだろう

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【三角点付近の看板】
指定地でのテント泊はOKのようだ

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【平ヶ岳の最高点まで行って見よう】
おー やっと青空来た〜



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【湿原が広がる頂上付近】
木道は多くの人で行き交っている

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【頂上についての説明看板】
ふむふむ 昔ここは太平原だったらしい

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【最高点より先は通行止め】
人が多いので姫ノ池まで引き返そう



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【紅葉と池ノ岳】
往路よりは良い空になった

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【草原と玉子石方面】
広い草原の解放感で気分が良い♪

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【草原と池ノ岳】
台形のような山容だ



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【池ノ岳(姫ノ池)への登り】
前方に景色を楽しむ登山者がいる

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【姫ノ池まで戻って来た】
昼食休憩後のんびり撮影タイム

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【大きめの池塘】
姫ノ池には大小たくさんの池塘がある



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【姫ノ池越しの平ヶ岳 その1】
違う季節にも来て見たいと思わせる風景

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【姫ノ池越しの平ヶ岳 その2】
名残り惜しいが下山を開始しよう

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【撮影しながら来た道を下ろう】
下山開始早々に平ヶ岳の撮影



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【いよいよ平ヶ岳に別れを告げよう】

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【振返り見る池ノ岳】

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【オヤマリンドウ】



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【ミヤマママコナ】

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【台倉山手前の稜線】

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【台倉山からの眺望】



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【台倉山付近からの燧ヶ岳】

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【青空とムシカリ】

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【下台倉山へと続く道】



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【燧ヶ岳を背後に歩く相方】

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【下台倉山からの下り】

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【振返り見る下台倉山】



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【今から下る細尾根を眺める】
登りは真っ暗だったので分らなかった

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【細尾根箇所のアップ】
冬期は怖そうな尾根だ

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【細尾根箇所を下り中】
道幅は狭いので注意



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【沢で汚れた靴底を洗おう】

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【後は林道を歩るくだけ】
本日の山行も無事終了〜

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【銀山平温泉 白銀の湯で汗を流す】
さっぱりした所で移動開始





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