野洲川水系 元越谷(短縮コース)

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登山日 2022年9月11日(日)
山域 鈴鹿山脈 (野洲川水系 元越谷)
コースタイム 5時間12分 (休憩・装備替え等、約1時間15分含む ※歩行タイムは3時間57分)
コース 国道沿いの駐車地(7:05)〜林道ゲート(7:16)〜猪足谷橋(7:30)〜元越谷下降地点(7:40-7:50 入渓準備10分)〜仙ノ谷出合(8:11)〜元越大滝[滝下](8:51)〜[途中休憩 15分]〜左俣・中俣と右俣の分岐(10:02-10:09 休憩7分)〜中俣と左俣の分岐(10:19-10:32 沢装備を解く13分) 〜猪足谷出合(11:28-11:58 休憩30分)〜林道ゲート(12:07)〜国道沿いの駐車地(12:17)
天候 晴れのち曇り
駐車場 ★国道477号線沿いの駐車地 , トイレ無し
※林道通行止めゲート付近に数台駐車出来きます。
※筆者達はデコボコ道がある林道を回避して国道沿いに駐車しました。
備考 ◆元越谷の遡行には沢登り装備で入山しています。
※元越大滝でロープを使用しました。
★元越谷は深い淵や釜が多く直登できそうな小滝が多くありました。
※水温は暖かくは無いですが深い釜でまだ泳ぐ事が出来ました。
※小滝は基本的にヘツリで突破可能です。
★今回、林道歩きや元越谷遡行時(堰堤の高巻きの時など)に蛭に取りつかれました。(要蛭対策)
◆記載した内容は登山日によるものです。(※あくまでも個人山行(遡行)の記録です)


行程地図

【 行程イメージ図 】


断片図

【 断面イメージ図 】




当サイトは「山旅倶楽部」の地図をベースに作成しています。
2014年1月より山旅倶楽部の地図を2次利用する場合は国土地理院への申請が不要となりました。



山行のつぶやき

【今シーズン沢登り 21回目】
前日の雨乞岳に続き今日は6人で元越谷の沢登り、コロナ禍も少し落ち着き(慣れただけ?)山岳会メンバーで出かける機会が増え 嬉しい限りである。昨日、温存しておいた右足の様子を見ながら無理せずゆっくりと遡行しようと駐車地を出発し林道を 30分ほど歩いていく。元越谷を遡行するのも3回目、1回目は右俣,2回目は左俣,今回は中俣を遡行する予定で入渓する。 3回目ともなると勝手知ったる感じで遡行を開始するが、最近は雨が多くかなり増水気味でゴーロ帯を水線通しで行くにも やや苦労する。堰堤を越えたところで早速泳いでみるが、前回5月に来た時とは異なり寒くなく快適である。3つ目の堰堤を 越えた箇所から本格的に遡行開始となり、メンバーは流れの激しい箇所などで容赦なく水圧の洗礼を受けまくっている。 これぞ沢登りという醍醐味を味わえて良いかなとほくそ笑みながら進んでいくと、これまで一番の圧倒的な水量を誇る元越 大滝が眼前に現れた・・・過去2回も増水気味で水量が多く直登は無理と決めつけていたが、比較にならない水量にこれまで は水量が多くなかったのでは?と思えてしまう。もちろんこんなものは手も足も出るはずもなく、いつも通り右側の岩場より 登り落ち口のみの突破を図る。落ち口の突破はハーケンが打ってあり支点が取れるため比較的容易に登れるが、初めての メンバーは落ち口部の水圧に圧倒されロープで確保しているにもかかわらず溺れかけ大苦戦しているものもいた。経験して 登れるようになっていけるとよいなと思いながら大滝を突破すると、元越谷のハイライトともいえる癒しの渓谷が現れる はずだったのだが、水量が多すぎて癒しという感じには見えない。登りごたえがあり楽しく水流に突っ込んでいけるが体が 冷え切ったメンバーは巻き重視の遡行に切り替えてしまっている・・・せっかくの沢なのにもったいないが仕方がない。 ゆっくりと水に弄ばれながら遡行していき、二俣に到着する手前でメンバーの1人がはしゃぎすぎて足を攣ったため、無理を せずに中俣は諦め堰堤を登ったところで遡行を終了、林道を戻り下山したと綺麗に終わりたいところであったが、前回と 同じ過ちを侵し林道ではなく登山道に入ってしまった。蛭の巣窟と化した登山道を下り林道へと退避した頃にはメンバー の冷たい視線に晒されたのは言うまでもない・・・なかなか思うようにはいかないが、これも登山の醍醐味であろうと自分に 言い聞かせ平和な林道を下っていく。猪足谷出合で昼食休憩を取りあとは駐車地に戻り終了となった。

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【大河原橋を渡り林道へ入る】
駐車地から国道を3分程歩くと大河原橋

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【しばし歩くと林道の通行止めゲート】
車はゲート前まで入る事が出来る

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【ゲートから更に林道を進んで行く】
朝日が神々しい!



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【林道のこの地点から元越谷へ下降した】
ここは前回に白滝山から下りて来た地点

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【入渓地点】

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【総勢6名で賑やかに遡行開始】
昨年6月に右俣、今年5月に左俣を遡行したので今日は中俣の途中まで遡行の予定



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【最近雨が多く水量が多い】
ゴーロ帯の水線通しも苦労する

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【仙ノ谷出合】
このすぐ先で堰堤が出てくる

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【堰堤を2つ一気に左岸から巻く】
この巻きで蛭に襲われる・・・



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【堰堤を越えた淵で早速泳ぐケンちゃん】

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【そのすぐ先で躊躇しながらも皆泳ぐ】

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【そしてこの堰堤も左岸から巻く】



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【巻き道の下降路にロープが張ってある】

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【3つ目の堰堤を越え本格的に遡行開始】

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【流れの強い所で水圧の恐ろしさを体験】



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【懲りずに水線通しに進み体力を使う】

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【最初の大きな淵】
左岸側をへつる事も出来るが泳いで突破する者が多数(泳げるが水温は暖かくは無い)

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【相方はヘツリを選択】



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【左岸側に岩壁が迫る美しい景色】
元越谷は良い渓相で有名な谷

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【ここを抜けると元越大滝は近い】

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【元越大滝 15m】
元越谷は3回目だが今回が一番水量が多い



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【元越大滝】

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【一段登って見るが水飛沫が凄い】
今回も直登は筆者には無理だ・・・

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【元越大滝の左岸側の岩場から登る】



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【落ち口をリードで登る筆者】
落ち口にある残置ハーケンで支点を取った

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【沢登り初のAさんは悪戦苦闘中】
後続の中間4人はアッセンダー+お助け紐

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【Yさんも強い水流に大苦戦】



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【ケンちゃんが登る頃には後続が来た】
ずぶ濡れになるも全員無事に登れた

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【元越大滝すぐ上の滝を高巻き中】
ここはフリーで慎重に通過

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【溝状の箇所は流れが速い】
ゴウゴウと流れ見ているだけで恐ろしい



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【ここからが元越谷のハイライト】
花崗岩が美しい癒し区間となる

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【泳いで水線突破の筆者】
大滝で体が冷えたメンバーはへつりで進む

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【ケンちゃんは果敢に水線突破】
泳げる箇所はほぼ泳いでいた



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【光が差し込みキラキラと輝く水面】

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【水流に流され中々滝に取りつけない】

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【楽しみながらゆっくりと遡行】



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【この小滝の上でまったりと休憩を取る】

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【振り返り見る美しナメ滝】

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【この小滝は左岸側から巻いた】



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【ケンちゃんは直登を試みるが撃沈】

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【まだ続く癒しの渓相】

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【ナメ滝に這い上がれずバタバタ中】



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【トイ状の箇所を遡上中】

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【ほとんどメンバーは突っ張って進んだ】

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【癒しの渓相区間の終わりだ】
泳いだりへつったりと満喫出来た



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【二俣手前の滝は筆者のみ直登】
他のメンバーは右岸をへつった

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【ケンちゃんも挑むが登れず撃沈】

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【ケンちゃんの奮闘を眺めるメンバー】
ケンちゃんが遊びすぎて足がつったので、安全を考慮してショートコースに変更



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【標高約610mの二俣は左へ】
右は右俣、左が中俣と左俣

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【良い雰囲気の所】
ここを過ぎるとゴーロになる

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【堰堤が出てきて右岸から巻く】
この堰堤の上が左俣と中俣の二俣



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【壊れた橋の手前で遡行を打ち切る】

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【林道から戻ろうとするが】

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【またトラバース道に入ってしまった】



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【蛭の猛襲に合い林道へと駆け上がる】
今日も足元に蛭がウヨウヨ取付いた;;

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【林道に出て蛭チェック】
後は林道をテクテクと戻るだけ

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【猪足谷出合付近で昼食タイム】
ショートコースなので早々に終了となった




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