【剱岳】 つるぎだけ 2999m
【承認番号 平22業使 第8号】
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の了承を得て同院発行の 数値地図25,000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。」 承認を得て作成した地図画像などを複製及び使用するには国土地理院長の承認を得なければなりません。 山行のつぶやき岩と雪の殿堂剱岳登山!!剣にくるのは2回目であるが前回は雨天の山行となり景色が全くなく消化不良であったが、 今回はこれぞ雲一つない晴天とばかりの格好の登山日和に恵まれた。登山口となる室堂より別山乗越を目指し急登を行く。 初日は剱沢キャンプ場までの短いコースであるためテント装備であってもいつもより多めに食料等を詰め込める。剱沢に つくとそそくさとテントを張り休息タイムとなるのだが、さすがに昼前で時間を持て余す。テント山行の場合昼頃にはテント を張り終える事が多いため日頃の睡眠不足?を補うかの如くただひたすらに昼寝をする事が多くなるのも事実である。剱沢 には夏でも多少の雪渓が残るためビールを持参し冷やす事が出来るのが有り難い。(夕食時には気温も低下し冷したビール があだとなる事もあるが・・)晩御飯を食べ明日の剱岳にそなえそそくさと就寝する。(ちなみに時間は午後7時前ではあるが) まだ暗い中出発し登山を開始する。一腹剣に到着する頃に日の出を迎えしばし見入る。ここからが剣岳登山の本番となり岩 肌が剥き出しとなった険しい道をたどる。(登りは鎖場が結構スリルあって楽しいのである)前剱を越え平蔵のコルまでくると 登り最大の難所カニの縦ばいとなる。垂直の岩壁であるが足元がしっかりと確保されているため意外とスムーズに登れるが ピーク時の渋滞はすさまじいものがあるため早朝に抜ける事をお勧めする。縦ばいを抜けしばらくいくと剱岳山頂へと到着 晴天のため山頂からの景色は素晴らしく珍しく長居してしまう。下山開始すると早々に最大の難所カニの横ばいが現れる。 前回は雨の中この横ばいに恐怖したものである・・・が今回は晴天意気揚々と向かうのだがここはかなりの高度感があり やはり怖い。慎重に下っていき剱沢へと下る。テントを撤収し室堂へと下山するのだが別山乗越から振り返った剱岳は 名残惜しい程に綺麗であった。 【別山乗越より室堂方面】 【一服剣より日の出を望む】 【カニの縦ばい】 【剣岳】 【下山しながら別山を望む】 【雪渓を横切る】 【剣沢キャンプ場】 【後立山連峰遠望】 【立山連峰】 |